門脇卓爾
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生誕 | 1925年2月22日 |
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死没 | 2012年12月28日(87歳没) |
地域 | 日本の哲学者 |
研究分野 | カント哲学 |
門脇 卓爾(かどわき たくじ、1925年(大正14年)2月22日 - 2012年(平成24年)12月28日)は日本の哲学者。学習院大学名誉教授。米子日独協会会長。カント哲学の研究者。ボン大学より学位「Doktor der Philosophie」を取得。宗教家・実業家門脇章太郎の長男。門脇家第11代当主。
略年譜
[編集]- 1943年(昭和18年) - 鳥取県立米子中学校(現:鳥取県立米子東高等学校)卒業[1]。
- 1948年(昭和23年) - 第一高等学校文科卒業[1]。
- 1951年(昭和26年) - 京都大学文学部哲学科卒業[1]。
- 1957年(昭和32年) - 西ドイツ・マインツ大学に留学[1]。
- 1958年(昭和33年) - ボン大学に転学[1]。
- 1961年(昭和36年) - 日本倫理学会より和辻賞を受ける[1]。
- 学習院大学文学部講師、ついで助教授。
- 1967年(昭和42年) - 学習院大学教授[1]。
- 1985年(昭和60年) - ドイツ連邦共和国マールブルク大学客員教授を兼任[1]。
- 1995年(平成7年) - 定年退職、名誉教授の称号を授与される。
- 2012年(平成24年)12月28日 - 心不全のため鳥取県大山町の病院で死去[2]。87歳没。
栄典
[編集]家族・親族
[編集]門脇家
[編集]子息の一人は鳥取県内で教職についている。
著書
[編集]単著
[編集]- 『Philosophie in Japan』Gakushuin Universität、1994年
編著
[編集]- 『知と行為』ミネルヴァ書房、1993年
訳書
[編集]- (ゴットフリート・マルティン著)『カント─存在論および科学論』岩波書店、1962年
- (カント著)『カント全集12 批判期論集』理想社、1966年
- (カント著)『カント全集17 書簡集1』理想社、1977年
- (カント著)『カント全集18 書簡集2』理想社、1977年
- (ディーター・ヘンリッヒ著)『カント哲学の体系形式』理想社、1979年
- 『完訳・世界の大思想 カント』 河出書房新社、1983年
- (エルンスト・カッシーラー著)『カントの生涯と学説』みすず書房、1986年
- (マルティン・ハイデッガー著)『ハイデッガー全集 カントと形而上学の問題』創文社、2003年
関連項目
[編集]脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 文化遺産オンライン(門脇家住宅主屋は重要文化財に指定されている)
- 門脇家住宅(かどわきけじゅうたく)
- とっとりの名宝を訪ねて/とりネット/鳥取県公式サイト