長谷川貞之
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長谷川 貞之(はせがわ さだゆき、1958年 - )は、日本の法学者。専攻は、民法・信託法。 法学博士(慶應義塾大学・1992年)。日本大学法学部教授。弁護士。
略歴
[編集]1958年1月鳥取県に生まれる。1981年学習院大学法学部卒業。遠藤浩に師事。1985年慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了。1988年同大学院博士課程単位取得満期退学。1992年『過失相殺の理論史的系譜「被害者の過失」理論』で慶應義塾大学より法学博士の学位を授与される。1997年駿河台大学法学部教授、2003年獨協大学法学部教授、2004年同大学大学院法務研究科教授などを歴任。2007年から日本大学法学部教授(脚注)。
諸活動
[編集]日本私法学会・比較法学会・日米法学会・信託法学会などに所属。ペット法に関する研究にも取り組む。2006年第二東京弁護士会に弁護士登録。弁護士として実務にも携わる。2011年日本私法学会理事。2015年ペット法学会理事。
著書
[編集]- 『改正民法「債権法」における判例法理の射程』(共著、第一法規・2020年[分担執筆])
- 『強行法・任意法の研究』(共著、成文堂・2018年[分担執筆])
- 『人身損害賠償法の研究』(共著、保険毎日新聞社・2018年[分担執筆])
- 『多角・三角取引と民法法理の深化』〈別冊NBL161号〉(共著、商事法務・2016年[分担執筆])
- 『民法における強行法・任意法』(共著、日本評論社・2015年[分担執筆])
- 『現代法と法システム』(共著、酒井書店・2014年[分担執筆])
- 『非典型契約の総合的研究』〈別冊NBL142号〉(共著、商事法務・2013年)
- 『民法改正案の検討Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』(共著、成文堂・2013年[分担執筆])
- 『強行法・任意法でみる民法』(共著、日本評論社・2013年[分担執筆])
- 『担保権信託の法理』(単著、勁草書房・2012年)
- 『メディアによる名誉毀損と損害賠償』(共編、三協法規出版・2012年)
- 『多角的法律関係の研究』(共著、日本評論社・2012年[分担執筆])
- 『財産法の新動向』(共著、信山社・2012年[分担執筆])
- 『代理の研究』(共著、日本評論社・2011年[分担執筆])
- 『社会の変容と民法典』(共著、成文堂・2010年[分担執筆])
- 『法人保証・法人根保証の法理』(共著、商事法務・2010年[分担執筆])
- 『金融・消費者取引判例の分析』(共著、経済法令研究会・2010年[分担執筆])
- 『実務解説 信託法Q&A』(共著、ぎょうせい・2008年[分担執筆])
- 『現代民法学の理論と課題』(共著、第一法規・2002年[分担執筆])
- 『法律行為無効の研究』(共著、日本評論社・2001年[分担執筆])
- 『〈司法試験のための〉民法レベルアップ講座』(共著、辰巳法律研究所・1999年[分担執筆])
- 『要論民法総則』(共著、1990年/改訂版・2001年)
- 『要論物権法』(共著、青林書院・1992年)
- 『要論債権総論』(共著、青林書院・1993年)
- 『法的思考のパラダイム』(単著、青山社・1998年)
- 『要論債権各論』(共著、青林書院・1999年)
脚注
[編集]日本大学法学部研究者情報 https://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/73/0007261/profile.html