長算
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時代 | 安土桃山時代 - 江戸時代初期 |
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生誕 | 天文21年(1552年) |
死没 | 慶長20年5月16日(1615年6月12日) |
別名 | 愛染院、権大僧都、法印 |
墓所 | 高野山最勝院 |
幕府 | 江戸幕府 |
主君 | 徳川家康 |
父母 | 成神長次 |
兄弟 | 成神貞次、長算 |
長算(ちょうさん)は、安土桃山時代から江戸時代初期の僧侶。根来寺愛染院住持。根来衆。
略歴
[編集]生家の成神氏は紀伊伊都郡の武士で将軍足利氏に仕えた。天正12年(1584年)徳川家康の要請に応じ、成真院盛重ら根来寺衆徒を率いて大坂城攻撃を画策し、途中の岸和田城で羽柴軍と戦った。天正13年(1585年)紀州征伐では羽柴軍に抵抗するが、敗れて根来寺は破却され、自身は伊勢へと逃れた。
慶長元年(1596年)江戸に赴いて徳川家康に仕える。慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いに従軍。大和宇智郡に750石を与えられた。慶長19年(1614年)大坂冬の陣では徳川義直の部隊に所属しその先陣に加わる。慶長20年(1615年)からは成瀬正一配下として盛重とともに根来衆同心50人を率いて伏見城に入ったが、同年に死去した。継嗣は兄貞次の孫長守が継承し、その父守次がその後見となった。子孫はいずれも根来氏を称した。
参考文献
[編集]- 「寛政重修諸家譜」巻第1069