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長崎市立茂木小学校

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長崎市立茂木小学校
地図北緯32度42分20.4秒 東経129度54分20.1秒 / 北緯32.705667度 東経129.905583度 / 32.705667; 129.905583座標: 北緯32度42分20.4秒 東経129度54分20.1秒 / 北緯32.705667度 東経129.905583度 / 32.705667; 129.905583
過去の名称 第五大学区第一中学校区茂木小学校
公立初等茂木小学校
中等茂木小学校
尋常茂木小学校
茂木尋常小学校
茂木尋常高等小学校
茂木国民学校
茂木町立茂木小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 長崎市
併合学校 長崎市立南小学校
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B142210000288 ウィキデータを編集
所在地 850-0802
長崎県長崎市茂木町283番地
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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長崎市立茂木小学校(ながさきしりつ もぎしょうがっこう、Nagasaki City Mogi Elementary School)は、長崎県長崎市茂木町にある公立小学校

概要

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歴史
1874年明治7年)に「第五大学区第一中学校区茂木小学校」として開校した。数回の改称を経て、1962年昭和37年)に現校名となった。2009年平成21年)に創立135周年を迎えた。
校章
茂木地区名産の枇杷の葉3枚と実3個を組み合わせたものを背景にして、「茂」の文字を中央に置いている。
校歌
作詞は吉田三代治、作曲は小川綾子による。2番まであり、2番に校名の「茂木校」が登場する。
校地
校地の中心に川(若菜川)が流れており、橋で結ばれている。
校区
長崎市立茂木中学校[1]

沿革

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  • 1874年(明治7年)
    • 3月 - 西彼杵郡茂木村字南川にあった森永喜代太の住宅を借り、「第五大学区第一中学校区茂木小学校」を創立。
    • 7月 - 開校。
  • 1875年(明治8年)1月 - 片町の旧庄屋に移転。
  • 1876年(明治9年)夏 - 借家の使用期限が満了し、教員宅で分散教授を実施。
  • 1880年(明治13年)9月 - 校舎を本町の前田勘四郎宅に移転。
  • 1881年(明治14年)1月 - 「公立初等茂木小学校」と改称。村内の各名に分舎を設置。
  • 1882年(明治15年)
    • 1月 - 木場名の松本傳次郎宅を借用し、(中等)木場分校を設置し、木場名・田上名・田手原名を通学区域とする。
    • この年 - 千々分校と藤田尾分校を設置。
  • 1883年(明治16年)
    • この年 - 木場分校の校舎を木場名地蔵堂に移転。田上名氏神拝殿と田手原名若杉吉松宅にそれぞれ分舎を置く。
    • 11月 - 「中等茂木小学校」と改称。
  • 1884年(明治17年)- 木場分校を渡邊徳次郎宅に移転。同時に田上と田手原の両分舎を廃止(木場分校はその後、早坂分教場となる)。
  • 1885年(明治18年)- 旧庄屋に移転。
  • 1886年(明治19年)
    • 4月 - 大崎分教場、宮摺分教場、早坂分教場、千々分校、藤田尾分校がそれぞれ簡易小学校となる。
    • 7月 - 小学校令により「尋常茂木小学校」と改称し、校舎を片町(浦川伝吉宅)に移転する。
  • 1888年(明治21年)- 校舎を新田に移転。
  • 1892年(明治25年)4月 - 「茂木尋常小学校」と改称。
  • 1895年(明治28年)4月3日 - 現在地に新校舎が完成し、開校式を挙行。
  • 1896年(明治29年)6月10日 - 高等科を併置し、「茂木尋常高等小学校」と改称。
  • 1941年(昭和16年)
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)
    • 旧・国民学校初等科を改組し、「茂木町立茂木小学校」となる。
    • 旧・国民学校高等科を改組し、「茂木町立茂木中学校」(新制中学校)を併置。
    • 茂木中学校の新校舎が完成するまでの間、小学校と中学校で二部授業を実施。
  • 1948年(昭和23年)6月19日 - 教育会(PTA)を結成。
  • 1949年(昭和24年)9月20日 - 長崎県立長崎東高等学校茂木分校[2]が併設される。
  • 1950年(昭和25年)3月22日 - 中学校校舎が完成し、長崎県立長崎東高等学校茂木分校[2]が中学校校舎に移転。併設を解消。
  • 1952年(昭和27年)7月22日 - 宮摺[3]分校(1・2年複式学級[4])を設置。
  • 1953年(昭和28年)6月1日 - 中央校舎(10教室)が完成。
  • 1954年(昭和29年)6月2日 - 管理室と図書館が完成。
  • 1955年(昭和31年)4月30日 - 学校橋が完成。
  • 1958年(昭和33年)
  • 1960年(昭和35年)3月18日 - 保健室を新築。
  • 1962年(昭和37年)
    • 1月1日 - 茂木町の長崎市編入に伴い、「長崎市立茂木小学校」(現校名)に改称。
    • 8月31日 - 父兄の要望により、宮摺[3]分校(1・2年複式学級)を廃止[5]し、在校生25名は本校に編入。
  • 1967年(昭和42年)
  • 1968年(昭和43年)4月1日 - 特殊学級(現・特別支援学級)を開設。
  • 1969年(昭和44年)4月6日 - 中央校舎を改築。
  • 1970年(昭和45年)9月1日 - 閘門を拡張。
  • 1973年(昭和48年)9月7日 - 改築新校舎(4階建)・陸橋が完成。
  • 1974年(昭和49年)
    • 4月30日 - 体育館が完成。
    • 10月3日 - 体育館落成式・創立100周年記念式典を挙行。創立100周年記念碑を除幕。 
  • 1979年(昭和54年)12月14日 - 体育倉庫(鉄骨平屋)が完成。
  • 1982年(昭和57年)3月 - 西校舎に給水タンクを設置。
  • 1983年(昭和58年)3月31日 - 中央校舎を改築し、浄水槽・汚水槽を設置。運動場に国旗掲揚台を設置。
  • 1984年(昭和59年)
    • 3月31日 - 中央校舎(3教室)・給食室を改築。
    • 4月21日 - 運動場側溝が完成。
  • 1985年(昭和60年)
    • 3月31日 - 鉄筋コンクリート造2階建ての管理棟を改築。運動場に遊具(ろく木・回転塔・シーソー)を設置。
    • 6月29日 - 校舎・プール落成式を挙行。
  • 1986年(昭和61年)9月30日 - 陸橋の架け替え工事が完了。
  • 1987年(昭和62年)6月12日 - 体育館の2階に放送室が完成。
  • 1990年(平成2年)10月30日 - すべり台を設置。
  • 1992年(平成4年)
    • 3月31日 - 観察池が完成。
    • 4月1日 - 特殊学級(現・特別支援学級)が復級。
  • 1998年(平成10年)9月21日 - 運動場を改修。
  • 2000年(平成12年)9月1日 - 図書室を増築。
  • 2001年(平成13年)9月1日 - インターネット・校内LANを導入。
  • 2002年(平成14年)5月24日 - 学校びわ園で収穫を行う。
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)2月9日 - AEDを設置。
  • 2024年(令和6年)4月1日 - 長崎市立南小学校を統合。

学校行事

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交通アクセス

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最寄りのバス停
  • 長崎バス「茂木小学校前」バス停よりすぐ。
最寄りの国道・県道

周辺

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脚注

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  1. ^ 長崎市立小・中学校校区 一覧(PDF) - 長崎市教育委員会ウェブサイト
  2. ^ a b 1969年(昭和44年)4月の移管で長崎県立長崎南高等学校茂木分校となった後、1977年(昭和55年)4月に長崎県立長崎南商業高等学校として独立し、2008年(平成20年)に閉校した。
  3. ^ a b 「みやずり」
  4. ^ 3年生以上は本校に通う。
  5. ^ 出典:「市制百年 長崎年表」(1989年(平成元年)4月1日, 長崎市役所)p.254

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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