鏡味味千代
表示
本名 | |
---|---|
生年月日 | 1976年4月6日(48歳) |
出身地 | 日本・山梨県南都留郡山中湖村 |
師匠 | 鏡味勇二郎 |
出囃子 | 三下り米洗い |
活動期間 | 2010年 - |
配偶者 | あり |
所属 | 太神楽曲芸協会 落語芸術協会 |
鏡味 味千代(かがみ みちよ、1976年4月6日 - )は、落語芸術協会に所属する太神楽師。鏡味勇二郎門下。本名∶長谷川 麻帆。
芸歴
[編集]経歴
[編集]敬和学園高等学校を経て[1]、2000年3月に国際基督教大学を卒業後、2007年3月まで広報代理店にて会社勤務。その後退職し、2007年4月に国立劇場第5期太神楽研修生となる。研修時代には太神楽の技能だけではなく、獅子舞に必要な鳴り物(笛、太鼓)、三味線、また日本舞踊なども稽古をした。得意だったのは笛で、今でも寄席で出囃子の笛などを吹いている。
2010年3月研修を卒業。同年4月、ボンボンブラザースの鏡味勇二郎に30歳で弟子入り。その後1年間、噺家の前座に混ざり落語芸術協会にて前座修行を行う。365日休みなく勤め、お茶くみ、座布団返し、師匠方への着付け等、行儀見習い一般を経験した。2011年4月、浅草演芸ホールにて寄席デビュー。現在は、その語学力を生かし、英語で太神楽を上演したり、年に一度のペースで海外公演に参加したりと、太神楽の可能性を探っている。
2014年に結婚。2015年5月に長男を出産している[2]。2018年演芸男装ユニット「輝美男五(きびだんご)」に参加。ユニット内での呼び名は「未知瑠」。
人物
[編集]- 趣味は川遊び
- 実家は山中湖のペンション「コットンテール」[3]。2020年、フジテレビのドラマ「ペンション・恋は桃色」の撮影に使われた。
- 出身は山梨県であるが、新潟の高校に進学、寮生活を過ごした。高校在学中にAFSでフランスに留学経験がある[4]。
- 国立劇場の太神楽の研修生の応募を志した時は29歳で、応募は23歳までの年齢制限があったが、国立劇場を運営する日本文化芸術振興会の当時の理事長の津田和明に手紙を出して面接にこぎつけた[4][5]。
出演
[編集]- 『笑点特大号』若手大喜利(BS日テレ)
- 『1億人の大質問!笑ってコラえて! 新春京都スペシャル』世を忍ぶ仮の姿の旅(2022年1月3日、日本テレビ)
- 『ニッポンぶらり鉄道旅』京成本線 キラリ個性派(2022年4月21日、NHKBS2)
- 『ドキュメント72時間 浅草・演芸場 人生は笑いとともに』(2022年7月15日、NHK総合)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “2014 ゆかり会『総会』を開催しました 敬和学園高等学校”. 2024年3月2日閲覧。
- ^ 阿部花恵 (2016年3月31日). “震災後に初舞台→39歳で出産→海外公演。鏡味味千代さんに聞く「太神楽芸人」のしごと”. huffpost. 2020年10月11日閲覧。
- ^ 桧山うめ吉 (2020年1月6日). “コットンテール”. くらしき観光大使うめ吉の「倉敷応援」ブログ. Ameba blog. 2020年10月11日閲覧。 “太神楽曲芸 鏡味味千代さんのご実家、山中湖のペンション「コットンテール」さんがテレビドラマの舞台に”
- ^ a b 渡辺真理; 齋藤顕一 (2019年7月31日). “第67回 鏡味 味千代”. 今を輝く同窓生たち. 国際基督教大学同窓会事務局. 2022年1月4日閲覧。
- ^ 鏡味味千代(@michi4KAGAMI) (2023年12月5日). “サントリーの元副社長で国立劇場の元理事長だった津田和明氏がお亡くなりになりました”. X. 2024年1月2日閲覧。
外部リンク
[編集]- 太神楽師 鏡味味千代
- 鏡味味千代 - 落語芸術協会
- 鏡味味千代 - 太神楽曲芸協会
- 鏡味味千代 (@michi4kagami) - X(旧Twitter)
- 鏡味味千代 (@michiyokgm) - Instagram
- 味千曜日 - Ameba Blog
- 鏡味味千代 - YouTubeチャンネル
- 味千代・あら馬の師匠はママ友 - YouTubeチャンネル