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錦織清治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

錦織 清治(にしきおり せいじ、1903年明治36年)10月1日 - 1969年(昭和44年)6月17日[1])は日本の金属工学者。

島根県出雲市出身。1928年(昭和3年)、東北帝国大学工学部金属工学科を卒業する。1934年(昭和9年)に東北帝大工学部助教授に就任。

1935年(昭和10年)に大同製鋼に入社する。その間に、特殊水処理薬剤による鉄鋼防食、均質鋳造法(HOC法)、取鍋レンガの侵蝕、熔鋼に及ぼす耐火物の影響、高アルミナ質電気炉炉蓋煉瓦、低ニッケル高マンガンステンレス鋼、熱処理用連続炉、バルブ鋼、不消化石灰の実用試験などについての研究に従事する。

大同製鋼取締役、研究所長などを経て、1962年には大同工業短期大学、1964年(昭和39年)には大同工業大学(現・大同大学)の初代学長に就任した。

脚注

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  1. ^ 『昭和物故人名録 : 昭和元年~54年』日外アソシエーツ、1983年、p.376。