鉢鉢鶏
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鉢鉢鶏(ボーボージー)は、中華人民共和国四川省楽山市の名物料理[1]。食材を竹串に刺し、特製だれの入った鉢に漬け込んで食べる串料理である[1]。
酒の肴や軽食として食されている[1]。野菜、魚介、肉、練り物など様々な食材を串に刺して食べるため、特製だれこそが鉢鉢鶏の味とも言える[1]。特性だれは、ラー油や花椒で作った辛いタレであり[2]、四川ではラー油から自家製することも多く、各家庭や店によってそれぞれラー油のレシピや味わいは異なる[1]。
日本の食事のスタイルとしては、静岡おでんや大阪などの串カツが近い[1]。日本では串に刺した様々な食材を「おみくじ」に見立てた「鶏の四川式おみくじ」として鉢鉢鶏をプレゼンテーションした例もある[3]。日本ではガチ中華普及の流れで、鉢鉢鶏を提供する店も登場している[1][4]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g “新小岩に四川名物「鉢鉢鶏」専門店、27歳中国人オーナーが描く夢”. timeout (2022年2月3日). 2027年12月1日閲覧。
- ^ 華表由夏 (2021年3月21日). “メスティンで世界の料理!鉢鉢鶏 ボーボージー”. BE-PAL. 2024年12月1日閲覧。
- ^ 小寺慶子「名刺代わりのこのひと皿」『Hanako』2019年1月号、マガジンハウス、2018年、164頁。
- ^ “美味しい池袋 5位 ガチ中華”. 出没!アド街ック天国 (2023年8月26日). 2027年12月1日閲覧。