鈴木秀勇
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鈴木 秀勇(すずき ひでお、1921年 - 2011年[1] )は、日本の思想史家、教育学者。専門は教育思想史。一橋大学名誉教授、元札幌大学学長。社会思想史研究から教育思想史研究に進み、一橋大学社会学部で教育社会学講座を創設した。
人物・経歴
[編集]1938年旧制東京商科大学(現一橋大学)予科入学[2]。高島善哉門下[3]。大学卒業後[2]、同大非常勤講師[2]を経て、1951年一橋大学社会学部助教授[2]。1965年一橋大学社会学部教授[2]。1969年から西順蔵の後任として第7代社会学部長を務めた。1970年、学部長を退任し増淵龍夫と代わる[4]。1984年一橋大学定年退職[2]。
社会思想史の研究から始め、教育思想史研究に進み、一橋大学社会学部で教育社会学講座を創設。『エミール』の分析などを行った[2]。指導学生に、関啓子(一橋大学名誉教授)[5]、蔭山宏(慶應義塾大学名誉教授)[6]、山西龍郎(元東京都市大学教授)[7]、角田史幸(元秀明大学教授)[8]、高野敏行(釧路公立大学学長)[9]、黒沢惟昭(元東京学芸大学教授)[3]、大野博人(元朝日新聞論説主幹)[10]、紺野馨(文芸評論家)[11]などがいる。
著書
[編集]- 鈴木琇雄『コメニュウス「大教授学」入門 (教育学古典解説叢書)』 明治図書出版, 1982
- 鈴木琇雄『「教育」と「自然」 :ジャン=ジャク・ルソ『エミル』の一研究』明治図書出版, 1984.2
翻訳
[編集]- コメニユウス『大教授学』第1-2 (世界教育学選集 明治図書出版, 1962
脚注
[編集]- ^ “鈴木秀勇(1921-2011)”. 一橋大学附属図書館 (2019年11月2日). 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g 藤岡貞彦「謝辞 : 鈴木教授の御退官にあたって」一橋論叢
- ^ a b 「「まえがき」にかえて」『グラムシの教育思想―マルクスもいいけどグラムシもいいとおもうよ』
- ^ 「一橋大学大学院社会学研究科教育研究活動状況報告書」
- ^ 「昭和47年度学位授与・単位修得論文」一橋研究
- ^ 「昭和44年度学位授与・単位修得論文」一橋研究
- ^ [1]
- ^ 「昭和52年度 学位授与・単位修得論文」一橋研究
- ^ [2]
- ^ 「昭和55年 学位授与・単位修得論文一覧」一橋研究
- ^ [3]
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