鈴木圭一郎 (オートレース選手)
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鈴木 圭一郎(すずき けいいちろう、1994年11月30日 - )は、日本のオートレース選手。東京都葛飾区出身[1]。東京都立足立工業高校卒業。32期。浜松所属(2013年7月から2016年3月までは船橋所属)。
略歴
[編集]ポケバイ
[編集]- 小学2年生からポケバイを乗り始め、小学4年生でオートレーサーを志す[1]。
- 2006年1月29日、川口オートレース場で行われたSG第1回ポケバイレース総合優勝(小学5年生)[2]。
- 2006年12月、「DAIJIRO-CUP」オープン・クラス チャンピオン(小学6年生)[3]。
ミニバイク
[編集]- MFJアカデミーを中学1年、2年生と2年連続首席で卒業。
- 2009年、中学3年生でアジア国別対抗ロードレース(2009 UMA Asia Cup of Road Racing)に日本代表チームで出場し総合2位。
オートレース
[編集]- 2012年
- 8月、オートレース第32期選手養成所入所試験に合格[4]。
- 2013年
- 7月1日、オートレース選手養成所卒業。配属先は、船橋オートレース場。師匠は滝沢健。
- 7月5日、船橋オートレース場で開催された普通開催の第4R「鈴木圭一郎デビュー戦」にて1着となり、デビュー初勝利。
- 2014年
- 7月20日、飯塚オートレース場で開催された「32期新人王決定戦」にてデビュー初優勝。
- 2016年
- 3月6日、川口オートレース場で開催された「GI 開設記念グランプリレース」にてグレードレース初制覇。21歳3ヶ月と7日でのGI優勝は史上最年少。
- 5月15日、浜松オートレース場にて開催された「GI 開場記念ゴールデンレース」にてGI通算2回目の優勝。
- 9月4日、伊勢崎オートレース場で開催された「GI ムーンライトチャンピオンカップ」にてGI通算3回目の優勝。
- 10月10日、川口オートレース場で開催された「SG 第30回全日本選抜オートレース」にてSG初優勝。史上最年少SG優勝記録(21歳10ヶ月と11日)とデビュー最短SG優勝記録(3年3ヶ月と6日)を樹立した。
- 11月6日、浜松オートレース場で開催された「SG 第48回日本選手権オートレース」にてSG2連続優勝。初日から5日間全て1着入線の完全優勝。
- 12月31日、川口オートレース場で開催された「SG 第31回スーパースター王座決定戦」にてSG3連続優勝。
- 2017年
- 5月3日、川口オートレース場で開催された「SG 第36回オールスターオートレース」にて史上初のSG4連続優勝。
- 10月9日、山陽オートレース場で開催された「GI スピード王決定戦」にてGI通算4回目の優勝。
- 11月5日、浜松オートレース場で開催された「SG 第49回日本選手権オートレース」にてSG通算5回目の優勝。同大会連覇。
- 11月23日、飯塚オートレース場で開催された「GI 開設記念レース」にてGI通算5回目の優勝。初日から5日間全て1着入線の完全優勝。
- 2018年
- 1月10日、飯塚オートレース場で開催された「SG 第31回全日本選抜オートレース」にてSG通算6回目の優勝。同大会連覇。
- 6月17日、浜松オートレース場で開催された「GII ウィナーズカップ」にてGII初優勝。
- 9月9日、伊勢崎オートレース場で開催された「GII 稲妻賞」にてGII通算2回目の優勝。
- 10月8日、浜松オートレース場で開催された「SG 第32回全日本選抜オートレース」にてSG通算7回の優勝。初日から5日間全て1着入線の完全優勝で同大会3連覇。
- 12月16日、山陽オートレース場で開催された「GI スピード王決定戦」にてGI通算6回目の優勝。初日から5日間全て1着入線の完全優勝で同大会連覇。
- 2019年
- 2月11日、浜松オートレース場で開催された「GI スピード王決定戦」にてGI通算7回目の優勝。
- 9月16日、浜松オートレース場で開催された「GI 秋のスピード王決定戦」にてGI通算8回目の優勝。同大会連覇。
- 9月25日、山陽オートレース場で開催された「特別GI 共同通信社杯プレミアムカップ」にてGI通算9回目の優勝。
- 10月15日、川口オートレース場で開催された「SG 第33回全日本選抜オートレース」にてSG通算8回目の優勝。5日間勝ち上がり制SGでは史上初の同大会4連覇。
- 2020年
- 2月11日、飯塚オートレース場で開催された「GI 開設記念レース」にてGI通算10回目の優勝。
- 5月31日、浜松オートレース場で開催された「GI 開場記念ゴールデンレース」にてGI通算11回目の優勝。
- 11月17日、33期の吉川麻季(飯塚所属)と11月16日に婚姻を提出し結婚した[5][6]。
- 11月19日、浜松オートレース場で開催された「GI 秋のスピード王決定戦」初日第11Rで1着となり、2013年7月5日のデビューから7年4ヶ月15日の史上最速で500勝達成。これまでの記録は、青山周平の8年8ヶ月11日(当時)だった[7][8]。
- 11月23日、浜松オートレース場で開催された「GI 秋のスピード王決定戦」にてGI通算12回目の優勝。同大会3連覇。
- 12月9日、飯塚オートレース場で開催された「GII オーバルチャンピオンカップ」にてGII通算3回目の優勝。
- 2021年
- 4月29日、川口オートレース場で開催された「SG 第40回オールスターオートレース」にてSG通算9回目の優勝。
- 8月22日、浜松オートレース場にて通算優勝回数50回達成。
- 8月29日、川口オートレース場で開催された「GI キューポラ杯」にてGI通算13回目の優勝。
- 11月7日、浜松オートレース場で開催された「SG 第53回日本選手権オートレース」にてSG通算10回目の優勝。
- 11月23日、山陽オートレース場で開催された「GII 若獅子杯争奪戦」にてGII通算4回目の優勝。
- 12月15日、山陽オートレース場で開催された「GI スピード王決定戦」の初日第11レースで勝利し、年間最多勝利記録更新(90勝、最終記録:94勝)。これまでの記録は2018年に自身が達成した89勝だった[9]。
- 2022年
- 5月1日、川口オートレース場で開催された「SG 第41回オールスターオートレース」にてSG通算11回目の優勝。同大会連覇。
- 7月18日、山陽オートレース場で開催された「朝陽カントリークラブ presents 小林啓二杯 GII 第3回 山陽王座チャレンジカップ 」にてGII通算5回目の優勝。
- 12月31日、川口オートレース場で開催された「SG 第37回スーパースター王座決定戦」にてSG通算12回目の優勝。
- 2023年
- 2月26日、浜松オートレース場で開催された「SG 第36回全日本選抜オートレース」にてSG通算13回目の優勝。開催初日から5日間全て1着入線の完全優勝で、3度目のSG完全優勝はオートレース史上初の快挙。SG連続優勝。
- 4月30日、飯塚オートレース場で開催された「SG 第42回オールスターオートレース」にてSG通算14回目の優勝、同大会3連覇。SG3連続優勝。
- 5月14日、浜松オートレース場で開催された「遠鉄グリーンカップ GI開場67周年記念 ゴールデンレース」にてGI通算14回目の優勝。
- 10月9日、浜松オートレース場で開催された「チャリロト杯 GII浜松記念 曳馬野賞」にてGII通算6回目の優勝。同大会初代覇者となった。
- 11月26日、飯塚オートレース場で開催された「チャリロト杯 GI開設67周年記念レース」にてGI通算15回目の優勝。
- 2024年
- 1月24日、浜松オートレース場で開催された「サンケイスポーツ杯 GI第65回スピード王決定戦」にてGI通算16回目の優勝。
- 3月24日、山陽オートレース場で開催された「特別GI共同通信杯プレミアムカップ」にてGI通算17回目の優勝、初日から5日間全て1着入線の完全優勝だった[10]。
- 4月14日、山陽オートレース場で開催された「開場59周年記念 当たるんですpresents GI第5回令和グランドチャンピオンカップ」にてGI通算18回目の優勝、同大会初優勝、初日から5日間全て1着入線の完全優勝だった[11]。
- 4月26日、飯塚オートレース場で開催された「SG第43回オールスター・オートレース」3日目の第11レースの3次予選にて勝利し同年3月20日から続く連勝記録を16連勝(最終記録18連勝[12])とし、中村雅人の持つ最多連勝記録15連勝を更新した[13]。
- 5月12日、浜松オートレース場で開催された「遠鉄グリーンカップ GI開場68周年記念ゴールデンレース」にてGI通算19回目の優勝、同大会連覇、開催初日から5日間全て1着入線の完全優勝だった[14]。
- 7月28日、山陽オートレース場で開催された「朝陽カントリークラブpresents 小林啓二杯 GII第5回山陽王座チャレンジカップ」にてGII通算7回目の優勝、開催初日から5日間全て1着入線の完全優勝だった[15]。
- 10月14日、山陽オートレース場で開催された「日刊スポーツ創刊75周年記念 GII 第35回若獅子杯争奪戦」の最終日第8レースで1着となり、年間勝利98勝目とし、青山周平が2023年に達成した年間最多勝記録97勝を更新した[16]。
選手データ
[編集]- 戦歴
- 通算優勝回数:81回
- グレードレース(SG・GI・GII)優勝回数:40回
- 全国区レース優勝回数:16回(SG14回・プレミアムカップ2回)
- SG優勝回数:14回
- GI優勝回数:19回
- GII優勝回数:7回
- 全国競走成績第1位:6回
- SG連続優勝記録:4連続
- SG完全優勝記録:3回
- 史上最年少SG優勝記録(21歳10カ月と11日)
- デビュー最短SG優勝記録(3年3カ月と6日)
- 年間最多勝記録(2021年:94勝)
- 賞金王:4回(2016年、2017年、2018年、2022年)
- 年間最多優勝選手:2回(2016年:10回、2018年:8回)
- 年間最多勝利選手:5回(2017年:78勝、2018年:89勝、2019年:71勝、2020年:85勝、2021年:94勝)
- 10連勝達成:3回(2017年11月3日 - 12月1日に10連勝、2018年8月19日 - 9月16日に13連勝、2024年3月20日 - 4月28日に18連勝)
- 受賞歴
- オートレース表彰選手
- 最優秀選手賞:4回(2016年、2017年、2018年、2022年)
- 優秀選手賞:4回(2019年、2020年、2021年、2023年)
- 特別賞:5回(2016年、2017年、2018年、2021年、2023年)
- 最優秀新人選手賞:2回(2013年、2014年)
- 平尾昌晃賞:1回(2021年)
- オートレース年間三賞(日刊スポーツ新聞社制定)
- 殊勲賞:4回(2016年、2017年、2018年、2022年)
- 技能賞:3回(2019年、2021年、2023年)
- 日本プロスポーツ大賞
- 功労賞:2回(2016年、2017年)
- 新人賞:1回(2013年)
- オートレース表彰選手
グレードレース戦歴
[編集]- SG戦歴
- SG優勝回数:14回
- 第30回全日本選抜(2016年、川口) ※史上最年少&デビュー最短SG優勝を達成
- 第48回日本選手権(2016年、浜松) ※5連勝での完全優勝、SG連覇
- 第31回スーパースター王座決定戦(2016年、川口) ※SG3連覇
- 第36回オールスター(2017年、川口) ※SG4連覇(史上初)
- 第49回日本選手権(2017年、浜松) ※大会2連覇
- 第31回全日本選抜(2018年、飯塚) ※大会2連覇
- 第32回全日本選抜(2018年、浜松) ※5連勝での完全優勝、大会3連覇
- 第33回全日本選抜(2019年、川口) ※大会4連覇(5日間勝ち上がり制SGでは史上初)
- 第40回オールスター(2021年、川口)
- 第53回日本選手権(2021年、浜松)
- 第41回オールスター(2022年、川口) ※大会2連覇
- 第37回スーパースター王座決定戦(2022年、川口)
- 第36回全日本選抜(2023年、浜松) ※5連勝での完全優勝(3度目のSG完全優勝。史上初)。SG連覇
- 第42回オールスター(2023年、飯塚) ※大会3連覇。SG3連覇
- SG優勝回数:14回
- GI戦歴
- GI優勝回数:19回
- 特別GI共同通信社杯プレミアムカップ 2019年, 2024年 2回
- 開設記念グランプリレース(川口)2016年 1回 ※史上最年少GI優勝を達成(21歳3カ月と7日)
- 開場記念ゴールデンレース(浜松)2016年, 2020年, 2023年, 2024年 4回
- ムーンライトチャンピオンカップ(伊勢崎)2016年 1回
- スピード王決定戦(山陽)2017年, 2018年 2回
- 開設記念レース(飯塚)2017年, 2020年, 2023年 3回
- スピード王決定戦・秋のスピード王決定戦(浜松)2019年, 2019年(秋), 2020年(秋), 2024年 4回
- キューポラ杯(川口)2021年 1回
- 令和グランドチャンピオンカップ(山陽)2024年 1回
- GI優勝回数:19回
- GII戦歴
- GII優勝回数:7回
- ウィナーズカップ(浜松)2018年 1回
- 稲妻賞(伊勢崎)2018年 1回
- オーバルチャンピオンカップ(飯塚)2020年 1回
- 若獅子杯争奪戦(山陽)2021年 1回
- 小林啓二杯(山陽)2022年, 2024年 2回
- 浜松記念 曳馬野賞(浜松)2023年 1回
- GII優勝回数:7回
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “新たな挑戦者達 32期選手デビュー(1)~船橋レース場~|オートレース第32期生応援企画|F1 EXPRESS トーチュウ”. f1express.cnc.ne.jp. 2021年1月18日閲覧。
- ^ “オートレース|SG川口オートポケットバイクレース大会概要”. オートレーサー オフィシャルサイト. 公益財団法人JKA (2006年1月30日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ “圭一郎君がオープン・クラス制覇”. F1 EXPRESS トーチュウ. 中日新聞社 (2006年12月24日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ “第32期選手候補生入所試験合格者の発表について”. オートレース オフィシャルサイト. 公益財団法人JKA (2012年8月11日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ “鈴木圭一郎、後輩レーサー吉川麻季と結婚…オート界に快速カップル誕生”. スポーツ報知 (2020年11月17日). 2020年11月17日閲覧。
- ^ “鈴木圭一郎と吉川麻季の現役オート選手同士で結婚!”. 日刊スポーツ (2020年11月17日). 2020年11月17日閲覧。
- ^ “【オート】鈴木圭一郎が史上最速500勝「自分でも早かったとは思う」”. デイリースポーツ (2020年11月19日). 2020年11月19日閲覧。
- ^ “鈴木圭一郎、史上最速の通算500勝をマーク/浜松”. オートレース オフィシャルサイト (2020年11月19日). 2020年11月19日閲覧。
- ^ “鈴木圭一郎選手が年間最多勝利記録を更新!~前人未踏の年間90勝到達~”. オートレースオフィシャルサイト. 公益財団法人JKA (2021年12月15日). 2021年12月15日閲覧。
- ^ “【プレミアムカップ】鈴木圭一郎が5連勝で完全V!通算17度目のGⅠ制覇”. サンスポZBAT! (株式会社産経デジタル). (2024年3月24日) 2024年3月24日閲覧。
- ^ “【オートレース】鈴木圭一郎18度目のG1優勝!青山周平とのマッチレース制す/山陽G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS社). (2024年4月14日) 2024年4月16日閲覧。
- ^ “【オートレース】鈴木圭一郎は4着 連勝記録18でストップ「外を回るしか…」/飯塚SG”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2024年4月28日) 2024年4月30日閲覧。
- ^ “【オートレース】鈴木圭一郎が史上最多連続記録を更新「16連勝の意識しかなかった」/飯塚SG”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2024年4月26日) 2024年4月29日閲覧。
- ^ “【オートレース】鈴木圭一郎が無双の走りで19度目G1制覇「エンジン100点満点」/浜松G1”. 日刊スポーツ (日刊スポーツNEWS). (2024年5月12日) 2024年5月13日閲覧。
- ^ “【山陽オート G2第5回山陽王座チャレンジカップ】鈴木圭一郎 最高のパフォーマンスで5連勝完全V”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2024年7月28日) 2024年7月28日閲覧。
- ^ “【山陽オート G2若獅子杯争奪戦】鈴木圭一郎 今年98勝目 年間最多勝更新 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年10月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 鈴木圭一郎 プロフィール・戦歴 - AutoRace.JP