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鈴木加成太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(すずき かなた、1993年[1] -)は、日本の歌人愛知県瀬戸市出身[1]

経歴・人物

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愛知県立明和高等学校[2]大阪大学文学部日本文学国語学科卒業[1]。大阪大学短歌会に所属し、3年次の2014年度には代表を務めた[3]。2018年、大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了、専攻は日本近世文学[1]。現在、国立国会図書館司書[4]。短歌結社「かりん」所属[1]

2011年度『NHK短歌』大賞(坂井修一選)、2013年短歌連作50首「六畳の帆船」で第59回角川短歌賞佳作[1]。2015年、投稿短歌連作50首「革靴とスニーカー」により第61回角川短歌賞を受賞[1]。2023年、第一歌集『うすがみの銀河』で第67回現代歌人協会賞を受賞[5]

作品リスト

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歌集

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商業誌掲載

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短歌詠
  • 「革靴とスニーカー」(50首+受賞のことば) - 『短歌』2015年11月号(KADOKAWA
  • 「十二色」(14首) - 『短歌』2017年5月号(KADOKAWA)
  • 「ひぐらし水晶」(10首) - 『短歌』2020年10月号(KADOKAWA)
  • 「星の井戸」(10首) - 『短歌』2021年11月号(KADOKAWA)
歌論など
  • 「うたよみの水源――現代短歌の先駆者を辿る 第1回」 - 『短歌』2022年2月号(KADOKAWA)
  • 「歌集歌書評・共選」 - 『短歌研究』2022年7月号 - 9月号(短歌研究社)連載
  • 「短歌の流行と資本主義」 - 『短歌』2022年7月号(KADOKAWA)
  • 「都市化と均一化の中で」 - 『短歌』2022年8月号(KADOKAWA)
  • 「暴力への意識について」 - 『短歌』2022年9月号(KADOKAWA)
  • 「詩情という嗜好品」 - 『短歌』2022年10月号(KADOKAWA)
  • 「読むこと・残すこと」 - 『短歌』2022年11月号(KADOKAWA)
  • 「歌と表現の基盤」 - 『短歌』2022年12月号(KADOKAWA)

学術論文

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  • 「黄表紙における徂徠学派「文人」意識の表出―前期・武家作者を中心に―」『語文』113号(大阪大学国語国文学会、2019年12月)
  • 「荏土自慢名産杖―江戸名物のオールスター合戦―」『国立国会図書館月報』719号(2021年3月)
  • 「新時代のビジュアルメディア・錦絵新聞」『国立国会図書館月報』745号(2023年5月)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 『歌集 うすがみの銀河』(KADOKAWA、2022.11)、著者経歴。
  2. ^ 3月11日『大人のラヂオ』(ゲスト・立川抜志さん)|大人のラヂオ|エンタメ・カルチャー|ラジオNIKKEI”. ラジオNIKKEI. 2023年1月28日閲覧。
  3. ^ 「元気です! 阪大生STUDENT 現代の言葉で 美しい響きの歌を作りたい」『大阪大学NewsLetter』No.71(大阪大学広報・社学連携オフィス、2016.3)、19頁。
  4. ^ 『語文』113(大阪大学国語国文学会編、2019.12)、38頁。
  5. ^ 一般社団法人現代歌人協会 | 第67回 現代歌人協会賞決定のお知らせ (2023-04-21)”. www.kajinkyokai.com. 2023年4月23日閲覧。