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鈴木一郎 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木 一郎
すずき いちろう
生年月日 1934年6月23日
没年月日 (2013-03-10) 2013年3月10日(78歳没)
出身校 東京大学法学部
前職 農林水産省東北農政局長

当選回数 4回
在任期間 1987年11月17日 - 2003年11月16日
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鈴木 一郎(すずき いちろう、1934年6月23日[1] - 2013年3月10日[2])は、日本の政治家農林官僚大分県中津市長(4期16年間)。

人物

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大分県中津市出身の医師、鈴木圭吉の長男[2]。圭吉は京都帝国大学卒業後、1939年に杵築市で医院開業[2]。一郎は杵築市で育つ[2]。杵築小学校、杵築中学校から東京都立日比谷高等学校に入学[2]東京大学法学部を卒業後、1957年農林省入省[2]水産庁参事官通産省貿易局農水産課長、構造改善局[3]課長、九州農政局次長、東京営林局長、東北農政局長などを歴任[2]1987年、中津市長に当選[2]2003年まで4期16年間、財政再建、教育文化施設の整備、中津港の拡充、ダイハツの誘致などに努めた[2]ダイハツ九州は中津を本社とし、工場は2004年に操業を開始して雇用を生み出している[4]

市長在任中の2001年2月に中津競馬場廃止を関係者に通告することなく表明した[5]厩舎関係者に一切補償をしない内容で[5]市議会も廃止を承認した。中津競馬は1995年度から単年度収支で赤字を計上し続け、2000年までの累計赤字は21億円に達していた[5]。中津競馬場の廃止が端緒となり2001年以降、三条競馬場新潟県)、新潟競馬[6]益田競馬場島根県)、足利競馬場栃木県)、上山競馬場山形県)が廃止された[5]

脚注

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  1. ^ 知恵蔵2001 別冊付録「キーパースン 現代日本人名録」』朝日新聞社、2001年、321頁。ISBN 9784023900011 
  2. ^ a b c d e f g h i 広報きつき 平成25年7月号 (PDF)
  3. ^ 農林水産省の内部組織。2001年1月の中央省庁再編まで存在した。
  4. ^ 広域的地域活性化基盤整備計画 - 大分県 4/8 (PDF)
  5. ^ a b c d 地方競馬の在り方と今後の展望 石川県 競馬総務課 (PDF)
  6. ^ 新潟競馬場地方競馬(県開催の新潟競馬)が廃止され中央競馬単独の競馬場に。

関連項目

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先代
八並操五郎
大分県中津市長
1987年 - 2003年
次代
新貝正勝