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金田晉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

金田 晉(かなた すすむ 1938年7月15日 - )は日本の美学者広島大学名誉教授。蘭島閣美術館名誉館長。専門は現象学美学、造形美学の現象学。元広島県博物館協議会会長。

来歴

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大阪府出身。大阪府立三国丘高等学校を経て、1962年東京大学文学部美学美術史学科卒業。1969年同大学院美学専攻博士課程単位修得退学。2004年「形態と価値の現象学-フッセルの美学思想を弾機として-」で東京大学文学博士。1969年広島大学教養部講師、1974年同総合科学部助教授、1983年教授。2000年定年退官、名誉教授、東亜大学総合人間・文化学部教授・同学部長、特任教授、広島大学監事。ひろしま美術館理事。財団法人蘭島文化振興財団顧問。蘭島閣美術館館長。2004年度中国文化賞受賞(中国新聞社)。2008年度広島県教育賞(広島県教育委員会)。2010年地域文化功労者(文部科学大臣表彰)。2010年東亜大学学園理事、東亜大学大学院特任教授。2012年東亜大学大学院総合学術研究科研究科長。2014年臨床美術学会顧問。

著作

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編著
  • 金田晉,『美術ひろしま』,広島市文化振事業団,
  • 金田晉,『久野昭教授退官記念論文集』,以文社,平成7年
  • 金田晉,『芸術学の100年 日本と世界の間』,勁草書房,2000年
  • 金田晉,「臨床美術へのオマージュ」『臨床美術/認知症医療と芸術のコーポレーション』(共著)63-75頁。金剛出版 2013
近年の論文
  • 金田晉,「隠喩論」(比較文化研究23,広島大学比較文化研究会),平成12年
  • 金田晉,「美にはかたちがある-明治美学と西欧美学の移植-」(Symposion18,ドイツ語学文学研究会、国際コミュニケーション研究所,平成15年)
  • 金田晉,「暦と<時間>-比較文化的考察-」(比較文化研究30,広島大学比較文化研究会),平成19年
  • 金田晉*金田晉「美と時間性」59-60頁(1995年シンポ)、「かたちのいのち」200-202頁(2002年シンポ)、『人文知の可能性』日本学術     会議哲学系公開シンポジウム提題レジュメ集 第19期日本学術会議哲学研究連絡委員会、2005 
  • 金田晉「甦る哲学者ヤン・パトチカ」「思想」2007年12月号No.1004 3-6頁。岩波書店 2007
  • 金田晉「地方美術館に求められるもの-市立美術館のあゆみにふれて」『東広島市立美術館開館30周年記念シンポジウム』10-30頁。2010
  • 金田晉「船田玉樹回想」『船田玉樹画文集独座の宴』224-226頁、求龍堂2012
  • 金田晉「鼓常良における日本的様式としての"Rahmenlosigkeit"」『東洋意識 夢想と現実のあいだ1897-1953』385-412頁 ミネルヴァ書房
  • 金田晉「灰谷正夫 時代への批判を注ぎつづけた洋画家(ふるさと人物列伝)」げいびグラフ平成24秋 16-18号 122号げいびグラフ2012
  • 金田晉「地・人・芸術-<芸術と地域>を問う-」(基調報告)藝術学関連学会連合第7回公開シンポジウム 1-9頁。仙台市博物館ホール

金田 晉(広島芸術学会)2012.6.16 13:00-16:0

  • 金田晉「日本刀の美学」「刀剣美術」2013年2月号No.673 2-15頁。公益財団法人日本美術刀剣保存協会 2013
  • 金田晉「日本刀の美学」(その2)「刀剣美術」2014年7月号No.690 2-14頁。公益財団法人日本美術刀剣保存協会 2014
  • 金田晉「地・人・芸術-<芸術と地域>を問う-」(基調報告)藝術学関連学会連合第7回公開シンポジウム 1-9頁。仙台市博物館ホール

金田 晉(広島芸術学会)2012.6.16 13:00-16:00

  • 金田晉「対馬アートファンタシア2014」断想 TSUSHIMA ART FABTASIA 広島-対馬 4-8頁。泉美術館 2015

翻訳

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出典

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