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金田弘光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金田 弘光
人物情報
生誕 1934年(89 - 90歳)
日本の旗 日本 大阪府大阪市
出身校 同志社大学 アーモスト大学 学士 (1959)
スタンフォード大学 博士 (1963)
学問
研究分野 経済学 開発経済学
研究機関 カリフォルニア大学デービス校
同志社大学
称号 カリフォルニア大学デービス校名誉教授
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金田 弘光(かねだ ひろみつ、1934年 - )[1]は、経済学者カリフォルニア大学デービス校名誉教授大阪市生まれ。

経歴

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1934年に大阪市に生まれる。同志社大学アーモスト大学を卒業後、スタンフォード大学に進学し1963年に博士号を取得[2]。同年にカリフォルニア大学デービス校に助教授として着任し、1968年に准教授(準教授)に、1973年に教授に昇任する。1994年に同校を定年退職となり、名誉教授となる[3]。その間、イェール大学、パキスタン開発経済研究所、オーストラリア国立大学RSPS経済学部、アジア経済研究所世界銀行で在外研究等を行う[3]。1996年から同志社大学大学院アメリカ研究科教授を務めた[1]開発経済学が専門で、発展途上国の農業開発と経済発展の分野で貢献した[1]

経歴は科学技術振興機構所収の情報による[3]

学歴と職歴

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  • 1959年 アーモスト大学経済学部卒業
  • 1963年 スタンフォード大学経済学部博士課程修了、Ph.D.取得
  • 1963年-1968年 カリフォルニア大学デービス校経済学部助教授
  • 1968年-1973年 カリフォルニア大学デービス校経済学部准教授
  • 1973年-1994年 カリフォルニア大学デービス校経済学部教授
  • 1996年- 同志社大学大学院アメリカ研究科教授

在外研究等

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  • 1959年-1961年 スタンフォード大学国際農業研究所研究助手
  • 1961年-1962年 スタンフォード大学経済学部大学院研究助手
  • 1966年-1967年 イェール大学経済成長研究所客員研究員
  • 1968年-1969年 パキスタン開発経済研究所研究顧問
  • 1969年 パキスタン開発経済研究所上級研究顧問代理
  • 1972年 オーストラリア国立大学RSPS経済学部大学院客員フェロ-
  • 1975年-1976年 世界銀行開発経済政策局開発経済部上級エコノミスト
  • 1983年 アジア経済研究所客員研究員
  • 1987年-1988年、1994年-1995年、1995年-1996年 同志社大学経済学部客員教授

著作

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著書

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  • Agriculture and Economic Growth: Japan's Experience, 1970, Princeton University Press. (with Kazushi Ohkawa and Bruce F. Johnston) ISBN 9780691621272
  • 『現代アメリカ経済論』(1989年、日本経済評論社、岡本登太郎・島田克美編、金田は第7章の「日米経済関係の現状と展望:1988年包括通商法をめぐって」を執筆)ISBN 978-4-8188-0266-7

主要学術論文

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  • "Substitution of Labor and Non-Labor Inputs and Technical Change in Japanese Agriculture." Review of Economics and Statistics, 1965, 47(2): 163-171.
  • "The Sources and Rates of Productivity Gains in Japanese Agriculture, as Compared with the U.S. Experience." Journal of Farm Economics, 1967, 49(5): 1443-1451.
  • "Regional Patterns of Technical Change in U.S. Agriculture, 1950–1963." American Journal of Agricultural Economics, 1967, 49(1): 199-212.
  • "Links to the Green Revolution: A Study of Small-Scale, Agriculturally Related Industry in the Pakistan Punjab." Economic Development and Cultural Change, (with Frank C. Child) 1975, 23(2): 249-275.
  • "Structural Change and Policy Response in Japanese Agriculture after the Land Reform." Economic Development and Cultural Change, 1980, 28(3): 469-486.
  • "Agricultural Stagnation in the 1920's: A Macroeconomic Perspectives." Hitotsubashi Journal of Economics, 1988, 29(1): 37-57.

脚注

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  1. ^ a b c 金田, 弘光; 土野, 繁樹; 土田, 礼子; 斎藤, 文彦; 釜田, 泰介 (1996). “国際化時代の教育と同志社”. 同志社時報 102: 4–31. https://www.doshisha.ac.jp/attach/page/OFFICIAL-PAGE-JA-301/139893/file/102zadankai.pdf. 
  2. ^ Hiromitsu Kaneda (1963). Technical change and returns to scale: and econometric study of Japanese agricultural development in the postwar years (Thesis) (英語). Dept. of Economics, Stanford University. OCLC 654620031
  3. ^ a b c researchmap: 金田弘光”. 国立研究開発法人科学技術振興機構. 31 August 2021閲覧。