金枓哲
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金 枓哲(キム ドゥチュル[1]、김두철、KIM, Doo-Chul、1964年[2] - )は、日本に活動基盤を置く韓国出身の地理学者。岡山大学大学院環境生命科学研究科教授[3]。専門は、農村地理学、環境地理学、韓国やベトナムを対象とした地域研究[3]、特に農山村研究[4]。
来歴
[編集]韓国で生まれ育ち[4]、1991年にソウル大学校社会科学大学を卒業した後、日本へ渡り、1996年まで名古屋大学大学院文学研究科に学んだ[5]。
1992年から1993年にかけて国際連合地域開発センター研究員となり、次いで1994年から1996年に日本学術振興会特別研究員となった後、1996年に東北大学理学研究科助手となった[5]。
1997年、「過疎地域の変貌と地域の内発的対応に関する日韓比較研究 : 住民組織の変容と地方行政の役割に注目して」により、名古屋大学から博士(地理学)を取得した[6]。
おもな著書
[編集]- 過疎政策と住民組織、古今書院、2003年
脚注
[編集]- ^ 名の読みを「ドウチュル」とする資料もある。:“研究者詳細 - キム ドウチュル”. 岡山大学. 2016年6月24日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “金, 枓哲, 1964-”. 国立国会図書館 (2015年2月10日). 2016年6月24日閲覧。
- ^ a b “国際農村環境学 International Rural Studies”. 岡山大学大学院環境生命科学研究科. 2016年6月24日閲覧。
- ^ a b 金枓哲 - researchmap
- ^ “過疎地域の変貌と地域の内発的対応に関する日韓比較研究 : 住民組織の変容と地方行政の役割に注目して”. 国立国会図書館. 2019年10月20日閲覧。