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統合地理学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
環境地理学から転送)

統合地理学(とうごうちりがく、英語: integrated geography)とは、自然地理学人文地理学の境界を除却した地理学のことである[1]。統合地理学は、資源開発、自然災害地球環境問題に起因する社会問題への対応で必要とされる[2]

マシューズほか (2015)では、統合地理学の領域として、地誌学歴史地理学、人間-環境相互作用の地理学、グローバルチェンジの地理学、景観地理学を挙げている[3]

脚注

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  1. ^ 岩田 2018, p. 31.
  2. ^ マシューズほか 2015, p. 84.
  3. ^ マシューズほか 2015, pp. 84–105.

参考文献

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  • マシューズ・J、ハーバート・D『地理学のすすめ』丸善出版、2015年。ISBN 978-4-621-08900-2 
  • 岩田修二『統合自然地理学』東京大学出版会、2018年。ISBN 978-4-13-022501-4