コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

金曜日のライオン (Take it to the lucky)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TM NETWORK > TM NETWORKの作品 > 金曜日のライオン (Take it to the lucky)
「金曜日のライオン(Take it to the lucky)」
TM NETWORKシングル
初出アルバム『RAINBOW RAINBOW
B面 クロコダイル・ラップ (Get away)
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル ロック
時間
レーベル EPIC・ソニー
作詞・作曲 小室哲哉
プロデュース 小室哲哉
TM NETWORK シングル 年表
-金曜日のライオン (Take it to the lucky)
(1984年)
1974 (16光年の訪問者)
(1984年)
ミュージックビデオ
「金曜日のライオン」 - YouTube
RAINBOW RAINBOW 収録曲
A面
  1. 「カリビアーナ・ハイ」
  2. 「クロコダイル・ラップ (Get Away)」
  3. 「1/2の助走 (Just for you and me now)」
  4. 1974 (16光年の訪問者)
  5. 「クリストファー」
B面
  1. 「イパネマ'84」
  2. 金曜日のライオン (Take it to the lucky)
  3. 「RAINBOW RAINBOW (陽気なアインシュタインと80年代モナリザの一夜)」
  4. 「パノラマジック(アストロノーツの悲劇)」
テンプレートを表示

金曜日のライオン (Take it to the lucky)」(きんようびのライオン - テイク・イット・トゥ・ザ・ラッキー)は、TM NETWORKの楽曲。1984年4月21日にEPIC・ソニーからデビューシングルとしてリリースされた。

制作

[編集]

小室は「1984年の曲にしては新しいタイプの曲」「リリースから半年後くらいにプリンスの曲に似ていると言われたが、自分のほうが先に作った」「ライブのとき、頭を悩ませる曲」とコメントしている[1]。楽曲が出来上がった時、小室も「これは誰も歌えない」と思ったという[2]

曲の核となっている音は、PPGのリズムを刻む音とPPGのコードで、ブラスヤマハ・DXを使用している[1]。小室は「無機質であるが、アフリカの広大さを感じさせる雰囲気は難しい」「この曲を演奏してくれるバンドがいたら、聞きに行ってみたい」とコメントしている[1]

ライブ・パフォーマンス

[編集]

1994年5月18日、東京ドームで開催されたラスト・ライブ『TMN 4001 DAYS GROOVE』1日目では、初めてフルコーラスで解禁されたミュージック・ビデオが映る大型モニターを背に、オープニング・ナンバーとして演奏された。その際、アルバム・ヴァージョンを基調としている(イントロ及びリフレイン)。

収録曲

[編集]
7インチアナログ[3]
8cmCDシングル[4]
全作詞・作曲・編曲: 小室哲哉
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「金曜日のライオン (Take it to the lucky)」小室哲哉小室哲哉
2.「クロコダイル・ラップ (Get Away)」小室哲哉小室哲哉
合計時間:

スタッフ・クレジット

[編集]

TM NETWORK

[編集]

スタッフ

[編集]

リリース履歴

[編集]

デビューアルバム『RAINBOW RAINBOW』と同時発売であり、ジャケットもほぼ同一のワニのお面をかぶった少女の写真。

2004年2月25日、同年4月21日へ節目の20周年で本タイトルとサブタイトルとが入れ替えられ、リアレンジされてリリースされた。

2014年4月22日、前日4月21日へ節目の30周年としてリリースされたリプロダクションアルバム『DRESS2』では再び元のタイトルに戻り『金曜日のライオン 2014』として収録。

No. 日付 レーベル 規格 規格品番 最高順位 備考
1 1984年4月21日 EPIC・ソニー 7インチ 07・5H-196 -
2 1989年9月21日 EPIC・ソニー 8センチCD 10・8H-3145 38位 カップリング曲である「クロコダイル・ラップ」のサブタイトルが 「(Let's Get Away)」 となっている。

収録アルバム

[編集]

金曜日のライオン (Take it to the lucky)

クロコダイル・ラップ (Get Away)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c バンドスコア『VISION MELODIES』ISBN 4-915591-52-2 のP.43
  2. ^ マガジンハウス刊「平凡Special 1985 僕らの80年代」『木根尚登 レコード店を回った静かな情熱は、時代を超えてみんなの心に。』p.100より。
  3. ^ TM Network - 金曜日のライオン (Take It To The Lucky) (1984, Vinyl)”. Discogs. 2020年6月27日閲覧。
  4. ^ TM Network - 金曜日のライオン (Take It To The lucky) (1989, CD)”. Discogs. 2020年6月27日閲覧。