金恵京
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(金惠京から転送)
人物情報 | |
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全名 |
金 惠京 (キム・ヘギョン) |
生誕 |
1975年8月30日(49歳) ソウル |
学問 | |
研究分野 |
国際法 韓国法 テロリズム |
研究機関 |
ジョージ・ワシントン大学 ハワイ大学 明治大学 日本大学 |
学位 | 博士(学術) |
金 恵京(キム・ヘギョン/김혜경、1975年[1] - )は、大韓民国出身の国際法学者。
経歴
[編集]ソウルに誕生[2]。1996年に明治大学法学部法律学科に入学。2000年に同大学を卒業後、早稲田大学大学院で国際関係学を専攻し、2002年に修士課程修了。2006年にモリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所本部に勤務。
2007年から2年間、ジョージ・ワシントン大学総合科学部専任講師・主任講師を務める。2010年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科で博士(学術)号を取得[3]。同年から2012年までハワイ大学韓国研究センター客員教授を務めたのち、2012年から2015年まで明治大学法学部助教。2015年に日本大学総合科学研究所准教授[4]。
2016年4月から日本大学危機管理学部准教授を務めたが、2022年9月2日付けで懲戒解雇された[5]。日本大学は懲戒解雇の理由として、HPに掲載した「教職に対する懲戒処分について」の中で、金が所持資格として記載していたニューヨーク州の弁護士資格を所持していないことが判明し、就業規則の懲戒事由に該当したためとしている[5]。金は経歴詐称を否定し、「ニューヨーク州の弁護士資格は、合格し、所持していたが、二年ごとの更新作業を忘れて失効しただけ」「弁護士資格は講義の内容とは無関係であり、不当解雇だ」と主張している[6][7]。
私生活
[編集]「1994年に渡日。テレビドラマ『あすなろ白書』を観て共感を覚える。日本語を殆ど話せない時期であり歌詞をコピーして辞書を引いて意味を把握した主題歌・藤井フミヤ『TRUE LOVE』は思い入れ深い曲」と述べている。
著書
[編集]- 『テロ防止策の研究』早稲田大学出版部、2012年7月。ISBN 978-4657120137。
- 『涙と花札 韓流と日流のあいだで』新潮社、2012年12月。ISBN 978-4103332817。
- 『風に舞う一葉 身近な日韓友好のすすめ』第三文明社、2015年6月。
- 『柔らかな海峡 日本・韓国 和解への道』集英社インターナショナル、2015年11月。ISBN 978-4797673050。
- 佐藤優との共著『北東アジア市民圏構想』第三文明社、2018年10月。
- 『未完の革命 韓国民主主義の100年』明石書店、2021年7月。
脚注
[編集]- ^ 本人の公式ホームページのプロフィール
- ^ 共謀罪施行は喉元をすぎた? 悪法による“権力の暴走”を食い止める3つのポイントexcite公式ホームページ
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『テロリズム規制に関する国際法的研究』”. 2023年4月6日閲覧。
- ^ <在日社会>金惠京准教授、文化・経済交流を大切に東洋経済日報
- ^ a b “日大「韓国人タレント学者」が“経歴詐称”で懲戒解雇 「米国弁護士資格」がウソ? 本人は取材に「不合理な解雇」と主張”. デイリー新潮. (2022年9月7日) 2022年11月3日閲覧。
- ^ “(2ページ目)日大「韓国人タレント学者」が“経歴詐称”で懲戒解雇 「米国弁護士資格」がウソ? 本人は取材に「不合理な解雇」と主張”. デイリー新潮. 2022年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月3日閲覧。
- ^ “(3ページ目)日大「韓国人タレント学者」が“経歴詐称”で懲戒解雇 「米国弁護士資格」がウソ? 本人は取材に「不合理な解雇」と主張”. デイリー新潮. 2022年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月3日閲覧。