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金子洋平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金子 洋平
美唄ブラックダイヤモンズ 監督 #40
日本ハム時代
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 山口県山口市
生年月日 (1981-12-04) 1981年12月4日(42歳)
身長
体重
177 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2006年 大学生・社会人ドラフト6巡目
初出場 2007年3月25日
最終出場 2008年5月6日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
指導者歴

金子 洋平(かねこ ようへい、1981年12月4日 - )は、山口県山口市出身の元プロ野球選手外野手)、野球指導者。右投右打。

経歴

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中学時代はボーイズリーグ・多摩ファイターズボーイズ(現・武蔵多摩ボーイズ)でプレー。国士舘高校では2年春の選抜大会に控え野手として出場[1]。主将として臨んだ3年夏の東東京大会では一番を任され、3本塁打を記録するもベスト8で世田谷学園に敗れた[2]。高校卒業後は青山学院大学へ進学。東都リーグでは2年春にリーグ6位の打率.353を記録しベストナインに選ばれている[3]。4年秋には五番打者として3本塁打を放ち、8季ぶりのリーグ優勝に貢献した[4]。大学4年間の通算成績は76試合出場、224打数56安打、打率.250、7本塁打、45打点。

大学卒業後、ホンダへ入社。1年目の2004年都市対抗で主砲としてチームを決勝戦へ導き、若獅子賞を受賞。またハーレムベースボールウィークIBAFワールドカップの日本代表にも選ばれ、同年は社会人ベストナインを受賞している。2005年は右ひじを手術したが、2006年のドラフト会議北海道日本ハムファイターズに6巡目指名され、契約金と年俸それぞれ3,500万円、1,000万円(いずれも推定)で入団した[5]

2007年に新人選手ながらオープン戦で3本塁打を打ち、開幕一軍に登録された。一軍では33試合に出場、3本塁打を記録したが、打率.129と振るわず二軍落ちした。翌2008年は一軍で6試合出場に留まった。しかし二軍では2007年に打率.290、14本塁打38打点、2008年には打率.281、16本塁打54打点の成績で、二年連続最多本塁打のタイトルを獲得した。

2009年は一軍出場がなく、更に毎年好成績を残していた二軍でも打率.248、4本塁打、12打点と低迷し10月2日付で戦力外通告を受けた。シーズン終了後12球団合同トライアウトに参加、この際に広島東洋カープが獲得を検討中と報道されていたものの[6]、最終的に契約する球団は現れなかった。2010年1月27日のホンダでの練習を最後に引退を表明した。その後、チームメイトだった坪井智哉のブログ内でサラリーマンをしている事が明かされた[7]

2023年2月20日、北海道フロンティアリーグ美唄ブラックダイヤモンズで監督に就任することが発表された[8]。就任1年目はリーグ最下位に終わるも、ホーム最終戦後に2024年シーズンの続投が発表された[9]

選手としての特徴

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社会人時代に中村紀洋を参考にフォームを改造し、広角に打てる長打力には他球団からも定評があった[10]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2007 日本ハム 33 65 62 4 8 2 0 3 19 10 1 0 1 0 2 0 0 23 3 .129 .156 .306 .463
2008 6 9 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1 .000 .000 .000 .000
通算:2年 39 74 71 4 8 2 0 3 19 10 1 0 1 0 2 0 0 28 4 .113 .137 .268 .405

年度別守備成績

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一塁 外野
























2007 日本ハム - 15 20 0 1 0 .952
2008 1 1 0 0 1 1.000 2 4 0 0 0 1.000
通算 1 1 0 0 1 1.000 17 24 0 1 0 .960

記録

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背番号

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  • 40 (2007年 - 2009年、2023年 - )

登場曲

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脚注

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  1. ^ 朝日新聞、1998年3月22日、P.19
  2. ^ 朝日新聞、1999年7月26日付朝刊、東京地方面
  3. ^ 朝日新聞、2001年6月1日付朝刊、P.19
  4. ^ 読売新聞、2003年11月14日付朝刊、P.33
  5. ^ 読売新聞、2006年11月28日付朝刊、P.25
  6. ^ “広島 右の大砲獲りに金子洋ら調査”. デイリースポーツonline. (2009年10月20日). http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2009/10/21/0002458028.shtml 2010年8月15日閲覧。 
  7. ^ 坪井智哉公式サイト
  8. ^ 監督就任のお知らせ”. 美唄ブラックダイヤモンズ (2023年2月20日). 2023年2月20日閲覧。
  9. ^ “美唄ブラックダイヤモンズ、今季ホーム最終戦 金子監督の続投発表”. 北海道新聞. (2023年9月10日). https://www.hokkaido-np.co.jp/article/906853/ 2023年10月3日閲覧。 
  10. ^ 読売新聞、2007年3月14日付夕刊、P.3

関連項目

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外部リンク

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