金善ビル
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金善ビル | |
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情報 | |
用途 | 店舗、倉庫、住宅 |
旧用途 | 事務所 |
建築主 | 金善織物 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造 |
階数 | 地上4階、地下1階 |
竣工 | 1921年(大正10年)頃 |
所在地 |
〒376-0031 群馬県桐生市本町五丁目345番地 |
座標 | 北緯36度24分41.74秒 東経139度20分21.47秒 / 北緯36.4115944度 東経139.3392972度座標: 北緯36度24分41.74秒 東経139度20分21.47秒 / 北緯36.4115944度 東経139.3392972度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2006年(平成18年)3月27日 |
金善ビル(かなぜんびる)は、群馬県桐生市本町にある近代建築である。
群馬県内の鉄筋コンクリート建造物では最古級であり、2006年(平成18年)3月27日に、国の登録有形文化財となっている。
概要
[編集]桐生市中心部の本町五丁目にあり、本町通りに面している。間口8.2メートル、奥行9.1メートルの鉄筋コンクリート造であり、1階外壁は石張り、2階から4階はタイル張り、階段部分は木造となっている。
ビルの名称は織物業を営んだ金居善太郎の屋号に由来し、金善ビルは金居善太郎の長男である二代目の金居常八郎によって、1921年(大正10年)頃に建築された。
戦前は金善織物の事務所として使用されていたが、金善織物は戦時統合により廃業となっている。建築当初は地上5階建てであったが、5階部分は老朽化のため取り壊されている。
参考文献
[編集]- 佐々木正純 編著 『きりゅう百景』 2008年(平成20年)66-67頁、35 金善ビル