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野田章子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
のだ しょうこ

野田 章子
生誕 1969年(54 - 55歳)
日本の旗 日本 兵庫県 西宮市
出身校 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
慶応義塾大学大学院法学研究科修了
職業 国際連合職員
肩書き 国連事務次長補、国連開発計画総裁補兼危機局長
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野田 章子(のだ しょうこ、1969年 - )は日本国際公務員。モルディブ国連常駐調整官兼国連開発計画(UNDP) 常駐代表、国連開発計画(UNDP) インド事務所常駐代表等を経て、国連事務次長補、国連開発計画(UNDP) 総裁補兼危機局長[1]

人物・経歴

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兵庫県出身[2]。大学時代にダイビングで訪れたフィリピンのセブ島でストリートチルドレンに出逢ったことをきっかけに国際協力の道を志す[3][4]。1989年甲南女子高校を経て1993年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業、1995年慶応義塾大学法学研究科政治学修士号を取得[5]

大学院修了後、三菱総合研究所を経て1998年からUNDPタジキスタン事務所に勤務[6]。その後、UNDPのコソボユーゴスラビアの各事務所を経て、UNDP本部でマーク・マロック・ブラウン前総裁のもとで2002年-2005年にかけてプログラムスペシャリストとして勤務[7]。その後、国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC: 現: 国連コンゴ民主共和国安定化ミッション (MONUSCO))、パキスタンの国連常駐調整官事務所での勤務を経て、UNDPモンゴル事務所常駐副代表、UNDPネパール事務所長、モルディブ国連常駐調整官兼UNDP常駐代表、UNDPインド事務所常駐代表を歴任[8][9][10]。2023年11月より国連事務次長補、国連開発計画(UNDP)総裁補兼危機局長に就任[11]

1998年に内戦直後のタジキスタンにJPOとして赴任して以来、主に紛争地で勤務し平和構築の分野を専門とする。紛争終結に伴う歴史的な過渡期を迎えた国々で、復興、防災に係る支援プログラムの策定と実施に従事[12]。また、モルディブやインドでは複雑な政治環境の下での開発プログラムを指揮した。第13回中曽根康弘賞優秀賞受賞[13]。趣味はジョギングヨガゴルフスキューバダイビングで愛猫家でもある。

脚注

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  1. ^ 事務総長、野田章子(のだ・しょうこ)氏を国連事務次長補 兼 国連開発計画(UNDP)危機局長に任命”. 国連広報センター. 2023年11月22日閲覧。
  2. ^ 第172回:野田章子さん モルディブ国連常駐調整官 兼 国連開発計画(UNDP)常駐代表 | 国連フォーラム 国連職員NOW!”. 2023年10月13日閲覧。
  3. ^ シリーズ企画「国連と日本人」① 野田章子 モルディブ国連常駐調整官兼国連開発計画(UNDP)常駐代表 | 日本記者クラブ JapanNationalPressClub (JNPC)”. 日本記者クラブ JapanNationalPressClub (JNPC). 2023年10月13日閲覧。
  4. ^ 国際機関で活躍する日本人職員の声 ~モルディブから国際協力に関心を持つみなさんへのメッセージ~”. 外務省. 2023年11月22日閲覧。
  5. ^ 野田章子がUNDP危機局長に新たに就任:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2023年11月22日閲覧。
  6. ^ UNDPインド常駐代表の野田章子氏、国連事務次長補兼UNDP危機局長に就任。 (02/10/2023)”. 日本国際平和構築協会 (2023年10月2日). 2023年11月22日閲覧。
  7. ^ 第11回UNDP邦人職員リレーエッセイ「開発現場から」 UNDPネパール事務所 野田章子さん”. UNDP. 2023年11月21日閲覧。
  8. ^ UNIC_Tokyo (2015年9月11日). “「わたしのJPO時代」 (5)”. 国連広報センター ブログ. 2023年10月13日閲覧。
  9. ^ UNIC_Tokyo (2020年9月10日). “「みんなで乗り越えよう、新型コロナパンデミック:私はこう考える」(18) 野田章子さん(前編)”. 国連広報センター ブログ. 2023年10月13日閲覧。
  10. ^ 「ガラスの天井と壁」に囲まれても 国連局長が挑む危機と「聞く力」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年3月14日). 2024年3月15日閲覧。
  11. ^ 野田章子がUNDP危機局長に新たに就任 | United Nations Development Programme”. UNDP. 2023年10月13日閲覧。
  12. ^ グローバル・リーダーシップ寄付講座(読売新聞社)”. 東京大学大学院法学政治学研究科・法学部. 2023年11月22日閲覧。
  13. ^ 第13回受賞者 | 中曽根康弘賞”. 公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所. 2023年11月22日閲覧。

外部リンク

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出演動画

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