野々浩介
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野々 浩介(のの こうすけ、1914年9月21日 [1][2][3] - 1991年6月19日[3])は、東京市(現:東京都)出身[3]の俳優、声優。
人物
[編集]本名は野々山 浩司(ののやま こうじ)[3][2]。日本大学専門部芸術科映画科卒業[2]。
1936年、東宝映画京都撮影所入社[4]。1938年5月、大阪劇団宝塚ショー入社[4]。1941年12月、ムーランルージュ新宿座に入団し[3][4]、軽演劇を中心に活動[3][2]。人生座[5]、ラジオ東京[4]、伊藤事務所[6]、フリーランス期間[2]、新作座[7]、カタバミ事務所[1]、さむらいプロなどに所属[4]。映画、テレビドラマの端役のほか、人形劇やラジオドラマの声優としても活動した。
出演作品
[編集]テレビドラマ
[編集]NHK
[編集]- 素人ラジオ探偵局
- 仇討時代(1955年)
- 仮装競艶録 -NHKホール-(1956年) - 勇太郎
- 探偵は誰だ(1956年)
- 水曜くらぶ(1956年)
- お笑い三人組(1957年)
- 第9話「絶対待つべしの巻」 - 田中さん
- 第51話「賴もしき男たちの巻」 - 理髪店の主人
- 隣りも隣り - アパートの管理人
- 第5話(1957年)
- 第18話(1958年)
- お好み日曜座
- コメディー 俺は強いんだぞ(1957年)
- ピエロが泣いた(1959年)
- 私だけが知っている 第48話「ミイラの呪い」(1958年)
- しかもバスは走って行く(1959年)
- パノラマ劇場
- 第15話(1960年)
- 第43話(1961年)
- テレビ指定席 / 王将(1961年)
- 事件記者
- 第269話「通信員」(1963年)
- 第327話「頂上作戦」(1964年)
日本テレビ
[編集]- 青春スイート娘(1954年 - 1955年)
- 奥様はバラのトゲ(1955年 - 1956年)
- 新婚旧婚(1955年 - 1956年) - 主演
- 駐在所日記(1956年 - 1958年)
- ムーラン劇場 - 主演
- 第1話「三人宿」(1956年)
- 虚説国定忠治
- 武志のいなくなるまで(1957年)
- 大助捕物帳(1958年)
- 夫婦百景
- 第12話「あべこべ夫婦」(1958年) - 主演
- 第33話「物忘れ亭主とその妻」(1958年)
- 第74話「ある若い夫婦」(1959年)
- 第75話「迷信夫婦」(1959年) - 主演
- 第90話「母型女房」(1960年) - 主演
- 第97話「風の中の夫婦」(1960年)
- 第101話「おせっかい亭主」(1960年) - 主演
- 第109話「真打ち夫婦」(1960年)
- 第116話「けたはずれ夫婦」(1960年)
- 第122話「無題夫婦」(1960年)
- 第126話「げてもの狂亭主」(1960年) - 主演
- 第171話「アルバイト亭主」(1961年) - 主演
- 第210話「天然夫婦」(1962年)
- 第328話「ドカン病亭主」(1964年)
- 第353話「H?亭主」(1966年)
- O・ヘンリー名作劇場(1958年)
- ダイヤル110番 第70話「松の内異聞」(1959年)
- ヤシカゴールデン劇場
- 芽をふく葦(1959年)
- 裏長屋物語(1960年)
- スリラー劇場・夜のプリズム 第33話「百舌鳥」(1959年)
- 日産劇場 / 現代幸福読本 第3話「暴力のたのしさについて」(1959年) - 主演
- この空の下に 第1話「マギーちゃんのラーメン」(1959年)
- 廻れ人生(1960年)
- 第2話「星くず紳士」
- 第14話「真実」
- 第27話「戦国無情」 - 主演
- 木曜ワイドアワー / いでゆの女「環状隧道」より(1960年)
- 愛の劇場
- 第42話「憎い笑顔」(1960年)
- 第99話「かけうどん」(1961年) - 主演
- 第173話「おとぎばなし離婚」(1963年)
- 人生うらおもて 第13話「その人の名は」(1960年)
- おてんば天使(1961年)
- 決定的瞬間 第17話「掘る」(1961年)
- 半七捕物帳 第8話(1961年)
- 人生の四季
- 第31話「もぐらの春」(1962年)
- 第54話「松茸山考」
- 第68話「蟹江四郎の青春」 - 蟹江四郎 主演
- 娘の結婚 第2話「パパは漫画家」(1963年)
- 日産スター劇場(1964年)
- きつね馬(1964年)
- あぶない女(1964年)
- 後妻と七人の子供たち(1965年)
- あなたもケチになれる(1965年)
- 裏口からどうぞ(1966年)
- 怒れ! 山猿先生(1966年)
- でっかく生きろ!(1967年)
- 開局十四周年記念番組「遠めがねと冒険」(1967年)
- これが青春だ 第11話「男性飼育法」(1967年)
- 遠山の金さん 第2話「腕一本」(1967年)
- 太陽野郎 第3話「消えた白牛」(1967年)
- 剣 第45話「博奕ざむらい」(1968年)
- ローンウルフ 一匹狼 第28話「銃弾の中の冴子」(1968年)
- 弥次喜多隠密道中 第19話「宿命の対決」(1972年)
- だから大好き! 第6話「コートで恋のキューピット!」(1972年)
- 超人バロム・1(1972年)
- 第11話「毒ガス魔人ゲジゲルゲ」 - 下地博士(ゲジゲルゲ人間態)
- 第15話「魔人ミノゲルゲが君の町をねらう!!」 - 岡田吾作
- 太陽にほえろ! 第96話「ボスひとり行く」(1974年)
KR→TBS
[編集]- 日真名氏飛び出す(1955年 - 1962年)
- 不二家の時間 / 猿飛佐助旅日記(1955年 - 1956年)
- 笑劇場 / 犯人はうたがお好き(1956年)
- ありちゃんのおかっぱ侍 第3、4話(1957年)
- 東芝日曜劇場
- 第25回「ひと夜」(1957年)
- 第46回「ネオンの雑草」(1957年)
- きんぴら先生行状記
- おさげ社長シリーズ(1958年)
- 虹をかける戦士
- 日立劇場 / 凧(1960年)
- 慎太郎ミステリー 暗闇の声 / 雨(1960年)
- スチール・スター劇場 / Sの背中(1960年)
- 恋愛専科 / コロシてやりたい!!(1961年)
- 花の番地(1962年 - 1963年)
- 図々しい奴 第5話(1963年)
- いまに見ておれ 第7話(1964年)
- 土曜日の虎 第18話「ニューヨークから来たスパイ」(1966年)
- 渥美清の泣いてたまるか
- 第17話「僕も「逃亡者」」(1966年)
- 第76話「おゝ怪獣日本一」(1968年)
- 木下恵介劇場 / 記念樹 第45話(1967年)
- テレビ映画 / 日高川 第6話(1967年)
- 天皇の世紀 第9話「急流」(1971年) - 近衛忠房
- なんたって18歳! 第15話「大脱走なのだ」(1972年)
- 花王愛の劇場
- 名もなく貧しく美しく(1976年)
- 白衣の姉妹(1978年)
- 青春の門 第一部 第10話(1976年)
フジテレビ
[編集]- のり平ジョークボックス(1959年)
- 第2話「背番号17」
- 第10話「特ダネ涙あり」
- トップ屋(1960年)
- チエミのかわら版太平記 第35話(1960年)
- 直木賞シリーズ(1960年)
- 面
- 喜劇 本日発売
- サラリーマン巌流島 第22話「オヤジ教育」(1961年) - 中島
- 夫の居ぬ間
- 第1話「女名前に御用心」(1962年) - 中山氏 ※主演
- 第44話「誤解して下さい」(1963年)
- 男は太郎(1964年) - 山田課長
- 柳生十兵衛 第14話「武蔵を見た」(1971年) - 佐伯主膳
- ジキルとハイド 第1話「けものの薬」(1973年)
- 乱れ雲(1974年)
- 大盗賊 第3話「あぶく銭をさらえ!」(1974年)
- お昼のテレビ小説 / 女ひとり(1977年)
テレビ朝日
[編集]- 清水港は鬼でも笑う(1959年)
- デン助のお巡りさん(1959年)
- あの波の果てまで(1959年)
- 坂東好太郎アワー / 江戸っ子長次(1959年)
- 瓦版繁盛記 第4話「洗脳さわぎ」(1959年)
- 風流交差点 妻恋し(1959年)
- コメディー 私売ります(1960年)
- 水道完備ガス見込(1960年) - 羅宗草介 ※主演
- 大学は花ざかり 第4話「われた偶像」(1960年)
- 判決 第1シリーズ 第93話「ゆみ子」(1964年)
- 鉄道公安36号 第64話「悲しき驀進」(1964年)
- おかあさん劇場 東京のこだま / PTA奥様は黒がお好き(1965年)
- 特別機動捜査隊
- 第200話「女の終着駅」(1965年) - 今井田
- 第211話「焼死体」(1965年)
- 第242話「化石のような女」(1966年)
- 第264話「晴れた朝が憎い」(1966年)
- 第391話「射殺命令707」(1969年) - 柴山
- 第405話「愛憎の吊り橋」(1969年) - 山本辰夫
- 第416話「秋風のブルース」(1969年) - 寺内
- 第548話「影を追う女」(1972年) - 船山
- 絢爛たる復讐 第12話「華麗なる決闘」(1969年)
- 仮面ライダーシリーズ
- 荒野の素浪人
- キカイダー01 第36話「四次元の怪 恐怖のタイム旅行」(1974年) - 平賀源内
- 右門捕物帖 第4話「罠」(1974年) - 居酒屋の亭主
- 幡随院長兵衛 第20話「鉄火場の女」(1974年)
- ザ★ゴリラ7 第22話「皆殺しのラインアップ」(1975年)
東京12チャンネル→テレビ東京
[編集]- プレイガール
- 第24話「女の勝負は危険がいっぱい」(1969年)
- 第85話「目撃者死んで貰います」(1970年)
- 第117話「ギャング,父ありき」(1971年) - 銀五郎
- 江戸川乱歩シリーズ 明智小五郎 第11話「復讐鬼 黄金仮面」(1970年)
- 大江戸捜査網
バラエティ
[編集]- ゴールデン亭主コンテスト(毎日放送 1962年)
映画
[編集]- 人喰い熊(1950年、東京映画)
- 日清戦争風雲秘話 霧の街(1957年、東映) - 喜八
- 緋ざくら大名(1958年、東映京都撮影所) - 素天堂典斎
- 乙女の祈り(1959年、松竹) - 木下正蔵
- 最後の切札(1960年、松竹) - 木村
- ゼロの焦点(1961年、松竹) - 青木
- 特ダネ三十時間 危険な恋人(1961年、東映) - 李清和
- ひばり民謡の旅 べらんめえ芸者佐渡へ行く(1961年、ニュー東映) - 兵頭
- 黄色い風土(1961年、ニュー東映) - 汽車の中の男
- べらんめえ中乗りさん(1961年、ニュー東映) - 大木専務
- 二階の他人(1961年、松竹) - 葉室鉄平
- 新婚シリーズ 月給日は嫌い(1962年、松竹) - 赤羽信三
- 最初が肝心(1962年、松竹) - 赤羽信三
- 裸体(1962年、松竹) - ユーカリの店員
- 下町の太陽(1963年、松竹) - 幸助
- 恋は神代の昔から(1963年、東映) - 長岡慎太郎
- 顔を貸せ(1966年、松竹) - 裕三
- 男の魂(1966年、松竹) - 仙吉
- 雌が雄を喰い殺す かまきり(1967年、松竹) - 暁観光部長
- 喜劇 一発大必勝(1969年、松竹) - 保健所所長
- 無頼漢(1970年、東宝) - 高木小左衛門
- 変態告訴狂女(1975年、東都映画)
- はだしのゲン(1976年、現代ぷろだくしょん) - 校長先生
人形劇
[編集]- チロリン村とくるみの木(1956年 - 1964年、NHK) - トマト・ケチャップ
ラジオドラマ
[編集]- チャッカリ夫人とウッカリ夫人(1951年 - 1953年、ラジオ東京) - 茶の木[9]
- アッちゃん(1957年 - 1970年、ニッポン放送) - 宇瑠沢
脚注
[編集]- ^ a b 「に-の-は」『タレント名鑑』《NO2》芸能春秋社、1963年、74頁。
- ^ a b c d e 「新桜オールスタァ名鑑」『芸能画報』2月号、サン出版社、1958年。
- ^ a b c d e f 『野々 浩介』 - コトバンク
- ^ a b c d e 『日本タレント名鑑70』日本タレント年鑑刊行会、1970年、114頁。
- ^ 『日本演劇』1月號、日本演劇社、1949年、22頁。
- ^ 長門勇「妻と築いた泣き笑い人生」『婦人生活』5月号、婦人生活社、1971年5月、216頁。
- ^ 『キネマ旬報年鑑』《昭和36・37年版》キネマ旬報社、1961年、347頁。
- ^ 小泉教授 | 仮面ライダー図鑑 |東映
- ^ 佐々木恵美子「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」『明朗ラジオドラマ集』英宝社、1962年、2頁。