野々村久次郎
表示
野々村 久次郎(ののむら きゅうじろう、1846年12月12日(弘化3年5月30日[1]) - 1925年(大正14年)11月4日[2])は、明治から大正時代の政治家。銀行家。貴族院多額納税者議員。
経歴
[編集]美濃国方県郡、のちの岐阜県本巣郡西郷村(現岐阜市)出身[1]。野々村佐太郎の子として生まれ、のち叔父佐兵衛の養子となり1887年(明治20年)4月、家督を相続する[1]。
1879年(明治12年)以降、下西郷村戸長、同衛生委員、本巣郡会議員のほか、第九十五国立銀行[注 1]取締役、野々村銀行[注 2]頭取を歴任した[2]。
1918年(大正7年)9月には岐阜県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日から[3]1921年(大正10年)7月6日まで務めた[2][4]。
親族
[編集]- 父:野々村佐太郎
- 叔父:野々村佐兵衛
- 義弟:糟谷縫右衛門(妻たか弟、実業家)[1]
- 娘婿:長尾元太郎(二女愛夫、衆議院議員、貴族院多額納税者議員)[1]
- 娘婿:田島道治(三女みし夫、実業家、銀行家)[1]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 人事興信所 1915, の13頁.
- ^ a b c 衆議院、参議院 1960, 208頁.
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、28頁。
- ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、29頁。
- ^ 人事興信所 1928, ノ20頁.
参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年 。
- 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年 。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年 。