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酢酸ミルセニル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
酢酸ミルセニル
Myrcenyl acetate[1]
識別情報
CAS登録番号 1118-39-4
特性
化学式 C8H20O2
モル質量 148.24 g mol−1
外観 無色ないし淡黄色の液体
匂い ベルガモットフローラルノート
沸点

224℃

危険性
引火点 82℃
半数致死量 LD50 6.3g/kg(ラット、経口)
関連する物質
関連する異性体 C12H20O2を参照
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酢酸ミルセニル(さくさんミルセニル、: Myrcenyl acetate)は、化学式C12H20O2で表される有機化合物。主に調合香料の原料として用いられる。

用途

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新鮮で強いベルガモットフローラルノートを持つ。オーデコロンなどの調香に用いられ、フローラルノートやシトラスノートを与える。「Pseudolinalyl acetate」「Neobergamate」「Bergamyl acetate」などの商標名で供給されている。天然には見出されていない[1]

脚注

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参考文献

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  • 印藤元一『合成香料 化学と商品知識』化学工業日報社、2005年。ISBN 4-87326-460-X