酢酸ミルセニル
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酢酸ミルセニル Myrcenyl acetate[1] | |
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別称 ミルセニルアセテート[2] 2-methyl-6-methylene-7-octen-2-yl acetate 7-Octen-2-ol, 2-methyl-6-methylene-, acetate(CAS名) | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 1118-39-4 |
特性 | |
化学式 | C8H20O2 |
モル質量 | 148.24 g mol−1 |
外観 | 無色ないし淡黄色の液体 |
匂い | ベルガモット様フローラルノート |
沸点 |
224℃ |
危険性 | |
引火点 | 82℃ |
半数致死量 LD50 | 6.3g/kg(ラット、経口) |
関連する物質 | |
関連する異性体 | C12H20O2を参照 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
酢酸ミルセニル(さくさんミルセニル、英: Myrcenyl acetate)は、化学式C12H20O2で表される有機化合物。主に調合香料の原料として用いられる。
用途
[編集]新鮮で強いベルガモット様フローラルノートを持つ。オーデコロンなどの調香に用いられ、フローラルノートやシトラスノートを与える。「Pseudolinalyl acetate」「Neobergamate」「Bergamyl acetate」などの商標名で供給されている。天然には見出されていない[1]。
脚注
[編集]- ^ a b 『合成香料 化学と商品知識』p.489-490
- ^ ミルセニルアセテート (PDF)
参考文献
[編集]- 印藤元一『合成香料 化学と商品知識』化学工業日報社、2005年。ISBN 4-87326-460-X。