鄭珍
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鄭 珍(てい ちん、Zheng Zhen、嘉慶11年3月10日(1806年4月28日) - 同治3年9月17日(1864年10月18日))は、清の儒学者・詩人。字は子尹、号は柴翁。
略歴
[編集]貴州省遵義府遵義県沙灘出身。諸書に通じ、道光5年(1825年)に貢生となった。道光8年(1828年)に秀才となり、道光17年(1837年)に挙人となった。古州庁学訓導・茘波県学教諭を務め、何度か会試に挑戦したものの合格できなかった。咸豊5年(1855年)、ミャオ族の蜂起軍が茘波を攻撃した時に、兵を率いて県城を守った。
経学については李慈銘は『越縵堂日記』の中で「子尹の『経説』は1巻のみではあるが、内容は精密で一貫しており、優れている」と評しており、詩については張裕釗が『国朝三家詩鈔』で施閏章・姚鼐とともに清朝三大詩人としてあげている。
著書
[編集]- 『説文逸字』
- 『巣経巣詩鈔』9巻