一日散歩きっぷ
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(道北一日散歩きっぷから転送)
一日散歩きっぷ(いちにちさんぽきっぷ)とは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が発売する特別企画乗車券の名称である。
概要
[編集]- 発売額:2,540円(こども半額)。[1][2][3]
- 特定の区間の普通列車・快速列車が1日乗り放題となる。
- 土曜・休日のみ[4]利用可能。
- 4月末の大型連休 - 11月前半までの期間限定で発売される。
- 発売は当日発売のみで、前売りは行っていない。
- 特急列車・急行列車には、急行券・特急券を追加購入しても乗車できず、別途乗車券が必要になる(青春18きっぷなどと同様)。
- 普通列車・快速列車(SLも含む)の指定席は、別途指定席券を購入することで利用可能。
- 翌日にまたがって運転される列車については、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効。札幌発の小樽・手稲、岩見沢、苫小牧・千歳、当別・あいの里公園方面の最終列車を利用する場合は日付が変更される駅に注意。
- 乗車可能な区間および発売エリアの違いで、以下のものが設定されている。
- 一日散歩きっぷ(道央圏用)
- 道北一日散歩きっぷ
- 道南一日散歩きっぷ(2004年廃止)
- 道東一日散歩きっぷ(廃止年不明)
一日散歩きっぷ(道央圏用)
[編集]- 発売期間:2024年4月27日~11月10日の土曜・休日[13]
- 発売箇所
- 札幌近郊のみどりの窓口設置駅。また、一部の駅では、自動券売機でも発売している。
- フリー区間
- 函館本線 長万部駅〜滝川駅
- 室蘭本線 全線
- 千歳線 全線
- 札沼線 全線
- 日高本線 全線
- 根室本線 滝川駅〜富良野駅
- 富良野線 富良野駅〜美瑛駅(2000年3月25日から追加された)
- 石勝線 全線
- 新夕張駅〜新得駅間と、室蘭駅~東室蘭駅を利用する場合に限り、特例として特急列車の普通車指定席の空席が利用可能である。ただしこの区間を超えて乗車した場合は、乗車した全区間の運賃・特急料金が必要になる。
- 乗車例(○=使用可、×=使用不可)
- ○ 新夕張〜新得
- ○ 占冠〜トマム
- × 南千歳〜新得
道北一日散歩きっぷ
[編集]- 発売期間:2024年4月27日~11月10日の土曜・休日[14]
- 発売箇所
- フリー区間
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 1996年運賃改定前後で変わらず1997年3月末までは2000円(消費税3%)、1997年4月から2009年3月末までは2040円(途中でエリア拡大も変わらず)、2009年4月から2014年3月末までは2200円(消費税5%)、2014年4月から2019年9月末までは2260円(消費税8%)で販売していた。
- ^ 「お得なきっぷ」の一部見直し等について
- ^ https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140224-2.pdf
- ^ http://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Otoku/005919/
- ^ “北海道内フリータイプ[フリータイプ]”. 北海道旅客鉄道. 2014年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月27日閲覧。
- ^ “北海道内フリータイプ[フリータイプ]”. 北海道旅客鉄道. 2015年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月27日閲覧。
- ^ “一日散歩きっぷ”. 北海道旅客鉄道. 2020年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月27日閲覧。
- ^ “一日散歩きっぷ”. 北海道旅客鉄道. 2020年11月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月27日閲覧。
- ^ この年は新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、旅行や移動の需要が大幅に減少し、同年11月は「Go To トラベル」など観光需要の喚起が行われている時期であった。
- ^ “「たびスマ北海道モバイルdeスタンプラリー」” (PDF). 北海道旅客鉄道. p. 2. 2021年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月27日閲覧。
- ^ “一日散歩きっぷ(2022年度設定)”. 北海道旅客鉄道. 2022年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月29日閲覧。
- ^ 年末年始の例としては、2011年12月23日〜2012年1月15日。JR時刻表2014年4月号によれば、11月までの土休日と3月26日〜31日、4月26日〜5月6日、7月19日〜8月17日。
- ^ 一日散歩きっぷ|JR北海道のおトクなきっぷ
- ^ 道北一日散歩きっぷ|JR北海道のおトクなきっぷ