道の駅針T・R・S
針T・R・S | |
---|---|
所在地 |
〒632-0251 針町345番地[1] |
座標 | 北緯34度36分37秒 東経135度57分48秒 / 北緯34.61039度 東経135.96325度座標: 北緯34度36分37秒 東経135度57分48秒 / 北緯34.61039度 東経135.96325度 |
登録路線 | 国道25号(E25 名阪国道) |
登録回 | 第14回 (29009) |
登録日 | 1998年(平成10年)4月17日 |
開駅日 | 2001年(平成13年)[2]7月28日[1] |
営業時間 |
9:00 - 18:00(4月 - 10月) 9:00 - 17:00(11月 - 3月) (いずれも針テラス情報館) |
外部リンク | |
■テンプレート ■プロジェクト道の駅 |
道の駅針T・R・S(みちのえき はりテラス[注 1])は、奈良県奈良市針町にある国道25号(名阪国道)の道の駅である。公式のウェブサイトやマスメディアでの報道では道の駅針テラスと表記される場合がある[2][3]。
バス停留所(針インターバスストップ)を併設している。
施設
[編集]- 駐車場 - 500台以上が駐車できるスペースが確保されている[2]。
- 普通車:460台
- 大型車:50台
- 身障者用駐車場:6台
- ITSスポット:8台
- トイレ
- 男:大・小27
- 女:24
- 身障者用:2
- NORTH Lily(ノースリリィ)
- ノースリリィショップ
- とれしゃさ市場
- ノースリリィ フードコート
- SOUTH Lily(サウスリリィ)
- 針テラス情報館
- つげの畑 高原屋
- 針T・R・Sベリーファーム(観光農園)
- 針インターバスストップ(奈良交通路線バス・高速バス)
- 電気自動車急速充電器(24時間営業)[4]
- 天然温泉「はり温泉らんど」
歴史
[編集]開設
[編集]2001年(平成13年)に旧都祁村が整備した[5]。道の駅針T・R・Sの運営はかつて株式会社三興(本社:大阪府豊中市)が手掛けており、道の駅の建屋も所有していた。奈良市は2017年(平成29年)11月以降に土地使用料や税金などを滞納していたことを理由として、2018年(平成30年)12月21日付で三興との事業契約を解除し[1]、同時に大阪地方裁判所に破産を申し立てた[6]。北館をめぐっては破産会社による土地使用料の未払いや、奈良市に無断での建物への抵当権設定や所有権移転などの問題があり、奈良市は所有権移転を請求した(当該訴訟について奈良市は2022年9月に大阪地方裁判所の和解勧告案を受け入れ、北館が大阪市内の建築工事会社に所有権があることを認める一方、建築工事会社は2022年(令和4年)10月17日に北館を市に無償譲渡する手続を開始すること、奈良市は北館のテナント料を還付請求し、解決金として同社に4800万円を支払うことを内容としている)[7])。
2018年(平成30年)12月に奈良市は「三興」等との事業契約等を解除したが、道の駅の店舗などの営業は継続されることとなった[8][9]。その後、運営はダイナックに移管されている[10]。
再整備
[編集]2024年(令和6年)に奈良市は再整備に向けた事業協力者選定のプロポーザルを実施し、同年10月11日にイオンモールに決定した[5]。針テラスは2027年度以降にリニューアル工事を実施し、2030年度の全面供用開始を目指している[5]。
休館日
[編集]アクセス
[編集]針インターバスストップ
[編集]針インターバスストップ(はりインターバスストップ)は、道の駅針T・R・Sにあるバス停。
奈良交通のホームページでは、「大和高原都祁」(やまとこうげんつげ)の名前で案内されている[11]。
名阪国道上にあるのは国道針BSであり、やまと号などの高速バスは針インターBSの方に停まる。
バス路線一覧
[編集]- 名阪国道経由路線
- 夜行高速バス やまと号
- 昼行高速バス
- その他(奈良交通)
- 21系統:山辺高校 行
- 23系統:榛原駅 行 (外の橋経由)
- 29系統:天理駅 行 (馬場・苣原経由)
- 奈良市コミュニティバス(奈良都祁線代替バス)
- 下水間 行
- 奈良市都祁交流センター 行
- 奈良交通の120系統・121系統廃止代替として、1日3往復が運行されている。全便が下水間でJR奈良駅行に接続している。
隣のBS
[編集]- E25 名阪国道
- 小倉BS - 針インターBS - 国道針BS
- 国道369号
- 針インターBS - 針東口バス停
隣
[編集]周辺
[編集]- 奈良・針トラックステーション
- 貝ヶ平岳
- 大和高原 ボスコヴィラ
- 奈良県警察 高速道路交通警察隊 針分駐隊
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ T・R・Sは「Tea Time Resort Station」の略で、テラスと読む。
出典
[編集]- ^ a b c 『道の駅「針TRS」運営事業者との契約解除について(平成30年12月27日発表)』(プレスリリース)奈良市観光経済部観光戦略課、2018年12月27日 。2022年7月23日閲覧。
- ^ a b c “「寂しいですね…」開業から55年、全国の運転手を支え続けた“名阪上野ドライブイン”がひっそりと迎えた最後の日”. 文春オンライン (2022年4月10日). 2022年7月23日閲覧。
- ^ “宿泊機能備え再出発 - 「温泉らんど」リニューアル/係争続く奈良・道の駅針テラス”. 奈良新聞. (2020年8月3日). オリジナルの2020年8月3日時点におけるアーカイブ。 2022年7月23日閲覧。
- ^ “電気自動車用充電設備の利用について”. 奈良市 (2019年6月21日). 2019年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月20日閲覧。
- ^ a b c 奈良の名阪国道「道の駅針T・R・S(テラス)」再整備、「イオンモール」が優先交渉権者に 30年度の供用開始目指す - 奈良新聞 2024年10月19日
- ^ “TSR速報(大型倒産情報・注目企業動向) (株)三興”. 東京商工リサーチ (2018年12月28日). 2022年7月23日閲覧。
- ^ 針テラス「北館」巡る訴訟、奈良市が和解受け入れ 建築工事会社へ解決金支払い - 奈良新聞 2022年9月10日
- ^ “株式会社三興”. 帝国データバンク (2018年12月28日). 2019年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月30日閲覧。
- ^ “針テラス運営会社との契約解除 - 土地使用料、1年未払い テナントは存続方針/奈良市”. 奈良新聞. (2018年12月28日). オリジナルの2018年12月30日時点におけるアーカイブ。 2022年7月23日閲覧。
- ^ “針テラスについて”. 2021年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月20日閲覧。
- ^ “大和高原都祁(針テラス内)”. 奈良交通. 2022年5月20日閲覧。
- ^ “2023年4月1日実施のダイヤ改正について”. 三重交通 (2023年3月17日). 2023年4月2日閲覧。 “(上野山添線 系統の一部廃止:国道山添⇔針インター間の系統を廃止。廃止停留所:国道神野口、国道切幡、国道小倉、針インター)”