高峰サービスエリア
高峰サービスエリア | |
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下り線施設(2012年3月) | |
所属路線 | E25 名阪国道 |
◄福住IC (2.6 km) (3.6 km) 五ヶ谷IC► | |
供用開始日 | 1969年(昭和44年)12月 |
下り線事務所 | 8:00 - 20:00 |
所在地 |
〒630-8402 奈良県奈良市米谷町 |
備考 | 天理方面のみ設置されているサービスエリア |
高峰サービスエリア(たかみねサービスエリア)は、奈良県奈良市の名阪国道上にあるサービスエリアである。上り線側は2009年(平成21年)に閉鎖され、現在は下り線のみの営業となっている。
閉鎖された上り線(亀山方面側)は加速車線・減速車線が無く、丁字路の形態をとっているため本線からサービスエリアへの分流、サービスエリアから本線への合流が極めて困難であった。一方下り線(天理方面側)もかつては同様の形状を取っていたが、こちらは後に加減速車線が設けられている。
道路
[編集]- E25 名阪国道
通称Ωカーブのすぐ東にあり、下り線(天理・大阪方面)施設はΩカーブの直前に位置する。
沿革
[編集]財団法人道路施設協会を占用者として1969年(昭和44年)12月に営業を開始した[1]。
かつては上下線とも、加減速車線がなく安全上の問題があった。2004年(平成16年)3月に策定された「名阪国道スマートアップ計画<SMART UP>」に加減速車線の延伸が明記され[2]、まず下り線の加減速車線の設置が2005年(平成17年)に行われた[3]。
2009年(平成21年)3月10日、総務省近畿管区行政評価局が国土交通省奈良国道事務所に対し、行政苦情救済推進会議の意見を踏まえ、高峰サービスエリア(上り)を廃止するよう斡旋を行った[4]。 斡旋でも指摘された出入口の問題に加え、2000年代に入り天理PA(西名阪道)や道の駅針T・R・Sが開設されたことで利用者が減少していることも踏まえ、同年3月31日をもって上り線のサービスエリアは閉鎖された[5][6]。
施設
[編集]下り線(天理方面)
[編集]上り線(亀山方面・閉鎖)
[編集]かつて、名阪興産が「高峰レストラン」として施設を運営していたが、2006年(平成18年)夏ごろに閉鎖された。その後、2007年(平成19年)3月18日に麺屋武蔵系列の「麺屋伊織」がオープンしたが、2009年(平成21年)2月11日をもって自販機コーナーと共に閉店した[7]。その後、前述の通り同年3月31日をもって上り線のサービスエリアは閉鎖された[5]。
隣
[編集]脚注
[編集]- ^ 藤田忠夫「一般国道における道路サービス施設について」『道路交通経済』第8号、経済調査会出版部、1979年7月25日、13–14頁。NDLJP:2840848/11。
- ^ “名阪国道スマートアップ計画<SMART UP>”. 国土交通省 奈良国道事務所 (2004年3月31日). 2009年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
- ^ “平成17年度 奈良国道事務所事業概要”. 国土交通省 奈良国道事務所. 2009年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
- ^ “事故が多い名阪国道にある高峰サービスエリア(上り)の使用を禁止してほしい-行政苦情救済推進会議の意見を踏まえたあっせん-”. 総務省近畿管区行政評価局. 2010年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
- ^ a b “名阪国道高峰SA(上り線)の閉鎖について”. 国土交通省 奈良国道事務所. 2016年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
- ^ “名阪国道高峰SA(上り線)の閉鎖について” (PDF). 国土交通省 奈良国道事務所. 2016年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。
- ^ “高峰サービスエリア(上り線)麺屋「伊織」及び自販機コーナーの閉店のお知らせ”. 国土交通省 奈良国道事務所. 2016年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月14日閲覧。