逆井駅
逆井駅 | |
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東口(2024年8月) | |
さかさい Sakasai | |
◄TD 26 増尾 (0.9 km) (2.2 km) 高柳 TD 28► | |
所在地 | 千葉県柏市逆井848 |
駅番号 | TD27 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 |
■野田線 (東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 48.0 km(大宮起点) |
電報略号 | サイ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東武 1]12,858人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)7月29日 |
逆井駅(さかさいえき)は、千葉県柏市逆井にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 27。
歴史
[編集]- 1933年(昭和8年)7月29日:総武鉄道の逆井停留所として開設[1]。
- 1944年(昭和19年)3月1日:陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併、同社船橋線の停留所となる[2]。
- 1948年(昭和23年)4月16日:船橋線が野田線へ編入、同線の停留所となる。
- 1949年(昭和24年):風早村と土村の陳情により、駅へ昇格。
- 1985年(昭和60年):複線化に伴い、橋上駅舎化。
- 2007年(平成19年):エレベーター・多機能トイレ新設。
- 2010年(平成22年)1月18日:駅東口発、かしわコミュニティバス運行開始。
- 2013年(平成25年)3月31日:かしわコミュニティバス廃止。
- 2019年(令和元年)11月17日:当駅 - 高柳駅間、2.2キロメートル(km)複線化。
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駅名看板変更前の東口(2007年9月)
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駅名看板変更前の西口(2007年9月)
駅構造
[編集]かつては単式ホーム1面1線のみ有する地上駅であったが、1985年(昭和60年)に複線化された際に相対式ホーム2面2線となり、橋上駅舎が新設された。当駅 - 六実駅間は船橋駅 - 柏駅間で最後まで残された単線区間であったが、2019年(令和元年)に複線化が完了した[3]。
2006年度(平成18年度)に駅改良工事を実施、2007年(平成19年)3月30日よりエレベーターおよび多機能トイレが使用開始され、同年4月1日より東口駅前広場が利用可能となった。
2010年(平成22年)度に駅構内案内板はピクトグラムを用いたデザインへ一新された。ホームにあった吊下式駅名標と路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型となった自立式案内板が設置された。発車標は設置されていない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[4] |
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1 | 東武アーバンパークライン | 下り | 船橋方面 |
2 | 上り | 柏方面 |
-
改札外コンコース(2024年8月)
-
改札口(2024年8月)
-
駅ホーム(2016年8月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は12,858人である[東武 1]。
近年の1日乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 [6][東武 2] |
1日平均 乗車人員 [7] |
出典 |
---|---|---|---|
1993年(平成 | 5年)15,821 | 7,931 | |
1994年(平成 | 6年)16,055 | 8,064 | |
1995年(平成 | 7年)16,119 | 8,090 | |
1996年(平成 | 8年)15,768 | 7,933 | |
1997年(平成 | 9年)15,452 | 7,780 | |
1998年(平成10年) | 15,070 | 7,571 | |
1999年(平成11年) | 14,915 | 7,488 | |
2000年(平成12年) | 14,734 | 7,417 | |
2001年(平成13年) | 14,478 | 7,254 | |
2002年(平成14年) | 14,041 | 7,033 | |
2003年(平成15年) | 13,755 | 6,888 | |
2004年(平成16年) | 13,580 | 6,801 | |
2005年(平成17年) | 13,693 | 6,797 | |
2006年(平成18年) | 13,958 | 6,905 | |
2007年(平成19年) | 14,110 | 7,037 | |
2008年(平成20年) | 14,211 | 7,111 | |
2009年(平成21年) | 14,096 | 7,068 | |
2010年(平成22年) | 14,094 | 7,077 | |
2011年(平成23年) | 13,864 | 6,939 | |
2012年(平成24年) | 13,962 | 6,982 | |
2013年(平成25年) | 14,222 | 7,115 | |
2014年(平成26年) | 14,040 | 7,027 | |
2015年(平成27年) | 14,411 | 7,219 | |
2016年(平成28年) | 14,358 | 7,212 | |
2017年(平成29年) | 14,406 | 7,239 | |
2018年(平成30年) | 14,481 | 7,278 | |
2019年(令和元年) | 14,131 | 7,096 | |
2020年(令和 | 2年)10,948 | ||
2021年(令和 | 3年)11,530 | 5,784 | [東武 3] |
2022年(令和 | 4年)12,303 | 6,171 | [東武 4] |
2023年(令和 | 5年)12,858 | 6,444 | [東武 1] |
駅周辺
[編集]東口
[編集]駅前ロータリーが整備されており、駅周辺には逆井商店街が広がる。北東側へ進むと国道16号、千葉県道8号船橋我孫子線が走り、特に国道沿いは大型商業施設(ロードサイド店舗)が林立する。
- 柏市藤心近隣センター
- 柏市立図書館 藤心分館
- 柏市立藤心小学校
- 千葉興業銀行 逆井支店
- 東日本銀行 逆井支店
- 東武ストア 逆井店
- くすりの福太郎 逆井店
- 柏市逆井運動場
- 柏市塚崎運動場
- 沼南の森市民緑地
- カタクリ群生地(市指定文化財・天然記念物)
西口
[編集]駅前には住宅地が広がり、南西側へ進むと千葉県道51号市川柏線、千葉県道280号白井流山線が走る。
- 柏警察署 南増尾交番
- 柏市環境部南部クリーンセンター
- リフレッシュプラザ柏
- 柏リフレッシュ公園
- 柏逆井郵便局
- 千葉県立柏陵高等学校
- 柏市立逆井中学校
- 柏市立増尾西小学校
- JAちば東葛 土支店
- ヤオコー 柏南増尾店
- ライフ 増尾店
- 生鮮市場TOP 増尾台店
- マツモトキヨシ 柏酒井根店
- ウエルシア薬局 柏酒井根店
- ビバホーム 柏増尾台店
- 観音寺
- 柏市宮田島運動場
- 逆井運動広場
- 南増尾健美の湯
バス路線
[編集]東口と駅西側にかしわコミュニティバス(ワニバース、旧称・かしわジャンボタクシー)の停留所がある。かつての「かしわコミュニティバス」はバス形態で東口を拠点とし、旧沼南町域方面へと向かっていたが、平成24年度末(2013年(平成25年)3月)限りで廃止された。その代替として、乗合タクシー形式の「カシワニクル」が2013年(平成25年)1月より運行を開始しており、当駅が唯一の鉄道駅での指定発着所として指定されている。
乗り場 | 系統 | 行先 | 運行事業者 |
---|---|---|---|
逆井駅東口、逆井駅前 | 南増尾コース | 南部老人福祉センター | かしわコミュニティバス |
逆井コース | |||
逆井駅東口 | 沼南コース | 沼南庁舎バス乗継場 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 鉄道省 編「総武鉄道」『鉄道停車場一覧』 昭和9年12月15日現在、川口印刷所出版部、1935年、224頁。doi:10.11501/1212697。全国書誌番号:47010415 。
- ^ “東武鉄道 野田線”. 船橋市都市計画部都市計画課 交通政策室. 2011年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月10日閲覧。
- ^ 東武野田線、全線急行化のための線路切り替え工事を公開。柏 - 船橋で最大11分、大宮 - 船橋で最大16分短縮へ 3月14日から運河駅 - 船橋駅間で急行運行開始 - トラベル Watch
- ^ “逆井駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
- ^ 柏市統計書 - 柏市役所
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 千葉県統計年鑑
利用状況
[編集]- 東武鉄道の1日平均乗降人員
- ^ a b c 『駅別乗降人員 2023年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
- ^ 『駅別乗降人員 2021年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 『駅別乗降人員 2022年度』(PDF)(レポート)東武鉄道、2024年、10頁。オリジナルの2024年5月18日時点におけるアーカイブ 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 逆井駅(駅情報) - 東武鉄道