迷える百合達〜Romance of Scarlet〜
『迷える百合達 〜Romance of Scarlet〜』 | ||||
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黒夢 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1993年9月1日-10月8日 日本 dog house studio | |||
ジャンル |
ロック ゴシック・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | 東芝EMI/EAST WORLD | |||
プロデュース | 佐久間正英 | |||
チャート最高順位 | ||||
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黒夢 アルバム 年表 | ||||
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『迷える百合達 〜Romance of Scarlet〜』収録のシングル | ||||
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『迷える百合達 〜Romance of Scarlet〜』(まよえるゆりたち ロマンス オブ スカーレット)は、日本のロックバンド、黒夢のメジャー1作目のアルバム。
概要
[編集]初回盤はデジパック仕様。
1998年に発売の再発盤は白地に黒文字でタイトルとアーティストロゴのみのシンプルなジャケットに差し替えられて再発された。
「romancia」は「MORE DEEP UNDER TOUR」から「TOUR feminism PART 1」までアンコールやラストの演奏曲として披露された。
「棘」はライヴでは定番となっていた楽曲で2009年に開催の清春のツアー「PLAY OF MEDLEY」で、10年振りに「清春」名義で披露され、佐久間正英がプロデュースした初期楽曲である本曲と「for dear」を、2014年1月29日に黒夢として演奏。
「百合の花束」はインディーズ時代に渋谷公会堂で無料配布されたシングルにアコースティックヴァージョンで収録された。本作にはバンド演奏で収録。仮タイトルは「血の雨」。
「autism -自閉症-」は「自閉症」をテーマにしたが、「自閉症」の意味を取り違えており誤解を与えるという理由で自閉症協会からのクレームがあったため、再発版からカットされている (自閉症#定義も参照)。その影響で『pictures vol. 1』『1996 FAKE STAR'S CIRCUIT-BOYS ONLY』『短命の百合達』『迷える百合達〜Romance of Scarlet〜』『EMI 1994〜1998 BEST OR WORST』が一時期販売停止になった。そのため活動停止後に発売されたメジャー音源集『黒夢BOX』には本作のみ入らなかった。解散ライブ前日の2009年1月28日にはデジタルリマスタリング・SHM-CD仕様にて再発されたが、同曲は未収録。『pictures vol. 1』と『pictures vol. 2』を1枚にまとめたDVD『ALL PICTURES』にも収録されなかった (但し楽曲そのものが規制された訳ではなく、一部大手カラオケボックスでは普通に楽曲配信されており[1]、歌詞検索サイトでも普通に検索可能[2][3])。2014年開催の18年振りの男性限定ライブ「The second coming of 1996『BOYS ONLY』」11月15日公演で久々に本曲が演奏された[4]。
収録曲
[編集]全作詞: 清春、全編曲: 佐久間正英、黒夢。 | |||
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「開化の響」(SE) | 佐久間正英 | |
2. | 「棘」 | 人時 | |
3. | 「for dear [album version]」(1stシングル) | 臣 | |
4. | 「masochist organ」 | 臣 | |
5. | 「aimed blade at you」 | 人時 | |
6. | 「百合の花束」 | 臣 | |
7. | 「寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕」 | 臣 | |
8. | 「neo nude」 | 臣 | |
9. | 「autism -自閉症-」 | 人時 | |
10. | 「romancia」 | 臣 | |
11. | 「utopia」 | 臣 | |
12. | 「開化の響 [reprise]」(SE) | 佐久間正英 | |
合計時間: |
脚注
[編集]- ^ “JOYSOUND”. 2014年10月13日閲覧。
- ^ “autism-自閉症-”. 歌詞GET. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “黒夢 autism-自閉症- 歌詞”. J-Lyric.net. 2016年1月30日閲覧。
- ^ “黒夢、怒号飛び交う狂騒の「BOYS ONLY」ライブ”. ナタリー. (2014年11月18日) 2016年1月30日閲覧。