近物レックス
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(近鉄運輸から転送)
種類 | 株式会社 |
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略称 | 近物(きんぶつ)、KBR |
本社所在地 |
日本 〒411-8630 静岡県駿東郡清水町伏見字向田351番地 北緯35度6分50.2秒 東経138度53分32.0秒 / 北緯35.113944度 東経138.892222度座標: 北緯35度6分50.2秒 東経138度53分32.0秒 / 北緯35.113944度 東経138.892222度 |
設立 |
1931年(昭和6年)12月1日 (合資会社丸魚自動車運輸) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8080101005494 |
事業内容 | 貨物自動車運送事業を主力とする物流事業 |
代表者 | 堀内悟(代表取締役社長) |
資本金 | 8億円 |
発行済株式総数 |
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売上高 |
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営業利益 |
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経常利益 |
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純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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従業員数 | 3,662人 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
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外部リンク | http://www.kinbutsurex.co.jp/ |
近物レックス株式会社(きんぶつレックス、英: KINBUTSU REX CO.,LTD.)は、静岡県駿東郡清水町に本社を置く物流会社である。
概要
[編集]元は近畿日本鉄道の子会社・近鉄物流であったが、2004年(平成16年)に近鉄グループの再建の一環で、同じ静岡県に本拠があるハマキョウレックスに株式の過半数を譲渡し(近鉄も一部株式を継続保有)、翌年には社名も近物レックスに改めた[3]。近鉄物流時代には車体に大阪近鉄バファローズのシンボルである猛牛マーク(岡本太郎作)が描かれていた。2005年(平成17年)4月に近物レックスに改称後は、車両の標記が「近鉄」から「近物」に、「KINTETSU」から「KINBUTSU」に変更されたが、後者は「TE」の部分のみを「BU」に貼り替えたり塗り替えたりして対応したものもある。また、先述した猛牛マークも「KBR」ロゴに変更された。
特別積合せ貨物運送を主力とする中堅路線便業者であり、ヤマトホールディングスを筆頭とする特積み業者12社と提携してボックスチャーターに加盟している[4]ほか、セイノーホールディングスが主導する求荷・求車ネットワーク「エコアライアンス」に参加して貨物積載率の向上を図ったり[5]、SGホールディングス傘下のSGムービングと提携し大型商業貨物の幹線輸送を担う[6]など、大手特積み業者とのアライアンスを中心とした戦略を取っていることが特徴である。
事業内容
[編集]荷に関わる業務を中心に幅広くカバーをしている。
- 貨物自動車運送事業(特別積合、一般貨物、宅配、引越)
- 貨物運送取扱事業(鉄道、航空、海運)
- 運送取次事業
- 倉庫業
- 物品販売業
- 自動車分解整備事業
- 荷造梱包作業請負業
- 損害保険代理業
- 旅客自動車運送事業(一般・特定)
- 労働者派遣事業
- 産業廃棄物収集運搬業
業務環境
[編集]- 定期路線便
- 950便
- 事業所数
- 107か所
- 車両
- 3,181台
- フォークリフト
- 434台
- 指定整備工場
- 4か所
- 認証整備工場
- 5か所
沿革
[編集]- 1931年(昭和6年)12月 - 合資会社丸魚自動車運輸を創立
- 1939年(昭和14年)4月 - 駿豆通運を買収し静岡 - 東京間の路線トラック便を開始
- 1943年(昭和18年)7月 - 第二次企業統合により沼津貨物自動車株式会社となる
- 1950年(昭和25年)5月 - 大一トラック急送株式会社を設立(昭和18年の企業統合を分割)
- 1951年(昭和26年)12月 - 沼津貨物運送株式会社を吸収合併
- 1959年(昭和34年)8月 - 近畿日本鉄道株式会社資本参加、系列に入る
- 1962年(昭和37年)5月 - 豊橋運輸株式会社を合併
- 1965年(昭和40年)
- 1967年(昭和42年)12月 - 荘内運送株式会社より路線事業を譲受
- 1970年(昭和45年)6月 - 青森 - 函館間の路線免許取得、北海道輸送を開始
- 1971年(昭和46年)4月 - 東京 - 札幌間のフレートライナー輸送開始
- 1972年(昭和47年)5月 - 海上コンテナによる沖縄輸送開始
- 1979年(昭和54年)6月 - 内航運送取扱業の許可を取得
- 1983年(昭和58年)4月 - 函館 - 札幌間の路線免許取得
- 1987年(昭和62年)12月 - 近鉄運輸株式会社と合併、商号を近鉄物流株式会社に改称
- 1990年(平成2年)11月 - 倉庫業の免許を取得
- 1999年(平成11年)12月 - 特定旅客自動車運送事業の許可取得
- 2004年(平成16年)10月 - 近畿日本鉄道が保有する株式の大半を株式会社ハマキョウレックスに譲渡、同社傘下に入る
- 2005年(平成17年) 4月 - 商号を近物レックス株式会社に改称
- 2018年(平成30年) 11月 - エービーエクスプレスの株式を取得し子会社化
コンテナギャラリー
[編集]関連企業
[編集]- 三重近物通運株式会社
- 都運輸株式会社
- 茨城県貨物自動車運送株式会社
- 琉球通運株式会社
関連項目
[編集]- ハマキョウレックス
- 近畿日本鉄道 - 元の親会社
- 福山通運 - 同じく近鉄グループに属していた運送会社。2021年にグループから離脱
- 日本の企業一覧 (陸運)
脚注
[編集]- ^ a b 近物レックス株式会社 (19 June 2019). 第69期(平成30年4月1日 - 平成31年3月31日)有価証券報告書 (Report).
- ^ a b c d e f “第72期決算公告”. 近物レックス株式会社. 2023年3月21日閲覧。
- ^ 近鉄物流/近物レックスに社名変更『LNEWS』2005年2月2日付
- ^ ヤマト/路線会社12社と業務提携『LNEWS』2006年7月3日付
- ^ 特積み初の求荷・求車ネットワーク「エコアライアンス」発足『物流Weekly』2009年7月8日付
- ^ SGムービング/大型商業貨物の全国配送インフラを構築『LNEWS』2013年7月3日付