近畿大学ボクシング部強盗事件
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近畿大学ボクシング部強盗事件(きんきだいがくボクシングぶごうとうじけん)は2009年(平成21年)に大阪府東大阪市で発生した強盗事件。
概要
[編集]事件の経緯
[編集]2009年(平成21年)6月6日午前10時ごろ、近畿大学ボクシング部に所属する2人の大学生が、東大阪市の路上で同じ近畿大学に所属する大学生から約7000円を強奪する。この2人はさらにこの大学生をコンビニエンスストアに連れて行きATMで金を引き出すことを強要。この男子学生は隙を見て警察に通報した。この事件を受け、近畿大学は6月18日にボクシング部を廃部、2人の大学生を無期停学処分とする。ボクシング部総監督であった浜田吉治郎は辞表を提出。この大学生は他にもやったと供述[1]。
事件後
[編集]この2人の学生は9月15日に近畿大学を退学処分となる。この2人は11月11日までに5度の逮捕をされる。警察の調べでは、単独も含めて計26件の強盗や窃盗事件に関与していた[2]。
2010年(平成22年)9月2日にこの事件の判決が大阪地方裁判所で行われ、裁判長はそれぞれに懲役9年4ヶ月と懲役9年の実刑を言い渡した[3]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “近大ボクシング部廃部、強盗逮捕に厳罰”. 日刊スポーツ新聞社. 2021年4月20日閲覧。
- ^ “元近大ボクシング部員2人 強盗致傷容疑で5回目の逮捕”. スポーツニッポン新聞社. 2021年4月20日閲覧。
- ^ “元近大ボクシング部員に実刑判決 路上強盗事件で大阪地裁”. 日本経済新聞社. 2021年4月20日閲覧。