近江冨士初太郎
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(近江冨士初治郎から転送)
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基礎情報 | ||||
四股名 | 長濱 → 長ノ濱 → 近江冨士 → 相生 → 近江冨士 初治郎 → 近江冨士 初太郎 → 近江冨士 初治郎 → 近江冨士 初太郎 | |||
本名 | 徳田 初次郎 | |||
生年月日 | 1881年2月2日 | |||
没年月日 | 1940年10月30日(59歳没) | |||
出身 | 滋賀県彦根市 | |||
身長 | 173cm | |||
体重 | 90kg | |||
BMI | 30.07 | |||
所属部屋 | 出羽海部屋(大阪相撲では枝川部屋) | |||
得意技 | 右四つ、下手投げ | |||
成績 | ||||
現在の番付 | 引退 | |||
最高位 | 西小結 | |||
生涯戦歴 | 63勝70敗19休7分1預(18場所) | |||
幕内戦歴 | 52勝62敗19休7分(14場所) | |||
データ | ||||
初土俵 | 1903年1月場所(三段目) | |||
入幕 | 1910年6月場所 | |||
引退 | 1917年1月場所 | |||
備考 | ||||
金星1個(梅ヶ谷(2代)1個) | ||||
2019年8月6日現在 |
近江冨士 初太郎(おうみふじ はつたろう、1881年2月2日 - 1940年10月30日)は、現在の滋賀県彦根市出身で枝川部屋、出羽海部屋に所属した力士。本名は徳田 初次郎(とくだ はつじろう)。身長173cm、体重90kg。最高位は西小結。得意技は右四つ、下手投げ。
経歴
[編集]初め大阪相撲の枝川部屋に入り、のちに上京し出羽ノ海部屋に入門し、1903年1月場所に三段目格で土俵に上がる[1]。1907年に横綱・常陸山谷右エ門の外遊に同行するなど常陸山の信頼を得た[1]。翌1908年1月場所は新十両だったが、全休し1場所で幕下に落ちた。1910年6月場所に入幕し、1912年1月場所には7勝1分で優勝旗手[2]になり、1913年5月に横綱梅ヶ谷に勝ち、翌1914年1月場所には小結に昇進した[1]。1917年1月場所限りで廃業。廃業後は朝鮮に渡った。
主な成績
[編集]- 通算成績:63勝70敗19休7分1預 勝率.474
- 幕内成績:52勝62敗19休7分 勝率.456
- 現役在位:18場所
- 幕内在位:14場所
- 三役在位:1場所(小結1場所)
- 金星:1個(梅ヶ谷(2代)1個)
場所別成績
[編集]春場所 | 夏場所 | |||||
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1903年 (明治36年) |
三段目 –[3] |
東三段目30枚目 – |
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1904年 (明治37年) |
東幕下49枚目 – |
東幕下24枚目 – |
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1905年 (明治38年) |
東幕下6枚目 – |
番付非掲載 不出場 |
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1906年 (明治39年) |
東幕下26枚目 – |
西幕下10枚目 – |
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1907年 (明治40年) |
西幕下14枚目 – |
西幕下5枚目 – |
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1908年 (明治41年) |
西十両6枚目 0–0 |
東幕下7枚目 – |
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1909年 (明治42年) |
東十両9枚目 3–4 |
東十両7枚目 3–1 1預 |
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1910年 (明治43年) |
西十両2枚目 5–3 |
東前頭16枚目 4–5 1引分 |
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1911年 (明治44年) |
東前頭14枚目 4–3–1 2引分 |
東前頭12枚目 4–4–1 1引分 |
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1912年 (明治45年) |
西前頭13枚目 7–2 1引分 旗手 |
東前頭4枚目 3–6 1引分 |
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1913年 (大正2年) |
東前頭12枚目 5–4 1引分 |
西前頭5枚目 6–4 ★ |
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1914年 (大正3年) |
西小結 3–6–1 |
東前頭5枚目 3–7 |
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1915年 (大正4年) |
東前頭14枚目 6–2–2 |
東前頭4枚目 0–6–4 |
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1916年 (大正5年) |
東前頭17枚目 6–4 |
東前頭8枚目 1–9 |
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1917年 (大正6年) |
西前頭12枚目 引退 0–0–10 |
x | ||||
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
- 幕下以下の地位は小島貞二コレクションの番付実物画像による。
改名
[編集]- 長濱(ながはま)
- 長ノ濱(ながのはま) 1903年5月場所
- 近江冨士 福太郎(おおみふじ ふくたろう)1904年1月場所 - 1905年1月場所
- 近江冨士 初治郎(おおみふじ はつじろう)1906年1月場所 - 1912年1月場所
- 近江冨士 初太郎(おおみふじ はつたろう)1912年5月場所
- 近江冨士 初治郎(おおみふじ はつじろう)1913年1月場所 - 1913年5月場所
- 近江冨士 初太郎(おおみふじ はつたろう)1914年1月場所 - 1917年1月場所
- 下の名前を初次郎とした時期もある[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709