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貴田明日香

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
きだ あすか
貴田 明日香
生年月日 (1994-06-27) 1994年6月27日(30歳)
出生地 日本の旗 日本兵庫県[1]
身長 160 cm[2]
職業 映画監督
ジャンル 映画
活動期間 2018年 -
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貴田 明日香(きだ あすか、1994年6月27日[2] - )は、日本映画監督である。兵庫県出身[1]立教大学現代心理学部映像身体学科卒業[1]

来歴

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幼い頃から「物語」に強い関心を抱き、中学生で小説を書き始める。高校では演劇に傾倒し、演劇部部長や合同公演の演出チーフを務め、立教大学でシナリオ制作と映像作品の面白さに魅了される[3]。大学在学中に篠崎誠監督に師事し、シナリオを中心に学ぶ。 李相日監督・妻夫木聡主演の映画『悪人』を観て5時間泣き続けるほどの衝撃を受け映画監督を志す[1]

2018年に大学の卒業制作である『憧れ』で映画監督デビュー[1]。同作は第9回沖縄国際映画祭 U-25映像コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞した[4]

大学卒業後はドラマ制作会社「テレパック」に入社[5]。ドラマやバラエティ番組の助監督アシスタントプロデューサーを経験。その傍らラジオドラマミュージックビデオ情報番組などに携わる[6]

2019年にはAbemaTV経済産業省の合同企画として制作・配信されたクリエイター発掘番組「クリエイターズファンディング」で優勝[7]サイバーエージェント代表取締役の藤田晋から渡された優勝賞金300万円を基に長編第2作目となる『受け入れて』を 制作・監督した[8]

人物

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レズビアン寄りのバイセクシャルであることを公言している[9]

その事実を両親にカミングアウトした際「私たちにはわからない世界だ」と言われショックを受けたことから、LGBTをテーマとした映画を制作したいと考えるようになった。第2作目『受け入れて』は「自分はおかしいのか」と悩む人たちに届いて欲しい、彼らが自分を肯定する手助けがしたいという思いから製作された[8]

作品

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脚注

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  1. ^ a b c d e 貴田明日香”. Makuake. 2021年2月3日閲覧。
  2. ^ a b 貴田明日香”. Grit Agency. 2021年2月3日閲覧。
  3. ^ 貴田明日香”. LGBTER. 2021年2月3日閲覧。
  4. ^ クリエイターズファクトリー”. 沖縄国際映画祭. 2021年2月3日閲覧。
  5. ^ a b 貴田明日香”. Japan Creator Bank. 2021年2月3日閲覧。
  6. ^ 映画「受け入れて」”. CINEMA PLANNERS. 2021年2月3日閲覧。
  7. ^ クリエイターズファンディング優勝作品は同性愛で葛藤する物語、藤田晋「気持ちが本当に伝わってきた」”. ABEMA TIMES. 2021年2月3日閲覧。
  8. ^ a b INTRODUCTION”. 映画『受け入れて』. 2021年2月3日閲覧。
  9. ^ バイセクシュアルで、人づき合いが苦手な私だから、描ける物語がある。【前編】”. LGBTER. 2021年2月3日閲覧。
  10. ^ Cast&Staff”. 映画『受け入れて』. 2021年2月3日閲覧。

外部リンク

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