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貫名重忠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

貫名 重忠(ぬきな しげただ、1172年承安2年) - 1258年3月20日正嘉2年2月14日))は、鎌倉時代武士日蓮宗の開祖である日蓮の父。法名は妙日(みょうにち)。初名は次郎。「聖父」「慈父」などと尊称される。

生涯

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貫名重実の次男として遠江国貫名郷(現在の静岡県袋井市広岡)で生まれる。貫名家は井伊家の分家で、日蓮宗が「井桁に橘」紋を使うのは井伊家の紋に由来している。源平合戦の際には平家側であったため、1203年建仁3年)に鎌倉幕府により安房国に流され漁師となった[1]

1258年3月20日正嘉2年2月14日)、死去。享年87。墓所は千葉県鴨川市妙蓮寺静岡県袋井市妙日寺にある[2]

系譜

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  • 父親:貫名重実
  • 正室:梅菊(妙蓮) - 清原氏もしくは畠山氏の娘。
    • 息子:貫名重政
    • 息子:貫名重仲
    • 息子:日蓮
    • 息子:貫名重友 - 末裔は藤平家。

脚注

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  1. ^ 日蓮大聖人のご両親について”. 法華宗陣門流. 2024年3月29日閲覧。
  2. ^ 日蓮聖人の父貫名重忠と承久の乱について”. 妙覚寺. 2024年3月29日閲覧。