谷本育実
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獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
柔道 | ||
世界団体 | ||
銅 | 2010 アンタリヤ | 63kg級 |
グランドスラム | ||
銀 | 2009 東京 | 63kg級 |
谷本 育実(たにもと いくみ、1984年6月2日 - )は、愛知県安城市出身の日本の元・女子柔道選手である。階級は63kg級。身長159cm。得意技は払腰、袖釣込腰、内股。組み手は右組み。段位は四段。血液型はA型[1]。現在はコマツ女子柔道部に所属してコーチを務めている[2]。姉はオリンピックの柔道63kg級で2連覇を達成した谷本歩実[3]。
人物
[編集]7歳の時に柔道を始める[1]。桜丘高校3年の時に、全日本ジュニアの63kg級で3位に入る。高校卒業後コマツに入社して、今度は2位となる。 その後暫くはこれと言った活躍はなかったが、2009年の実業柔道選手権で優勝すると、講道館杯でも3位に入り、グランドスラム・東京では決勝で世界チャンピオンの上野順恵に敗れるものの2位となる。
2010年は体重別の準決勝で田中美衣に敗れ、世界選手権代表にはなれなかったが、9月にはワールドカップ・タシュケントを制して久々の国際大会優勝を飾る。さらに11月には講道館杯に出場して初優勝を果たす[4]。
引退後はコマツのコーチとなった。とりわけ、コマツに所属している台湾の連珍羚の専属コーチとなったことから、2016年のリオデジャネイロオリンピックには台湾代表チームのコーチとして参加した[5]。
戦績
[編集]- 2002年 - 全日本ジュニア 3位
- 2003年 - 全日本ジュニア 2位
- 2007年 - ベルギー国際柔道大会 優勝
- 2007年 - 環太平洋柔道選手権大会 3位
- 2007年 - 青島国際 優勝
- 2009年 - 実業柔道選手権 優勝
- 2009年 - 講道館杯 3位
- 2009年 - グランドスラム・東京 2位
- 2010年 - ワールドカップ・ブダペスト 3位
- 2010年 - グランプリ・デュッセルドルフ 5位
- 2010年 - 体重別 3位
- 2010年 - 実業柔道選手権 2位
- 2010年 - ワールドカップ・タシュケント 優勝
- 2010年 - 世界団体 3位
- 2010年 - 講道館杯 優勝
- 2010年 - グランドスラム・東京 5位
- 2011年 - ワールドカップ・オーバーヴァルト 3位
- 2011年 - 体重別 2位
- 2011年 - 実業柔道選手権 3位
- 2011年 - 講道館杯 2位
脚注
[編集]- ^ a b 「柔道全日本強化選手名鑑 2012」近代柔道 ベースボールマガジン社、2012年4月号
- ^ 部員紹介 コーチ 谷本育実
- ^ 【123の金物語】(117)柔道・女子63キロ級、谷本歩実 妹と二人三脚でつかんだ金メダル「最高の試合ありがとう」
- ^ 谷本育実 引退の姉に贈る初V スポーツニッポン 2011年11月22日
- ^ 「笑顔で帰ってきたい」田代、壮行会で誓う/柔道 サンケイスポーツ 2016年7月11日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 谷本育実 - JudoInside.com のプロフィール