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谷川電話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

(たにかわ でんわ、1986年9月14日[1] -)は、日本の歌人愛知県出身[2]一宮市在住[3]

経歴・人物

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歌誌「かばん」会員[1]南山大学卒業後、お笑い芸人養成所に入るが[4]、芸人デビューはしなかった。2014年、投稿短歌連作50首「うみべのキャンバス」によって第60回角川短歌賞受賞。荻原裕幸は「谷川電話の世界のおもしろさは、第一に、この一人称のノーマルさを崩すような世界を構築しているところにある」と評している[5]

作品リスト

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歌集

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単著

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共著

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  • 『ここでのこと : 歌集』(ELVIS PRESS、2021年2月)[6]

商業誌掲載

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短歌詠
  • 「うみべのキャンパス」(50首+受賞のことば) - 『短歌』2014年11月号(KADOKAWA
  • 「(あるきだす言葉たち)観覧車ワリカン購入」(10首) - 『朝日新聞』2014年12月16日夕刊
  • 「顔と青」(40首) - 『短歌』2015年10月号(KADOKAWA)
  • 「われるくちびる」(7首+私が考える良い歌とは) - 『短歌』2017年1月号(KADOKAWA)
  • 「人間ですよ!」(10首+春の季の愛誦歌) - 『短歌往来』2017年8月号(ながらみ書房)
  • 「二二野歌」 - 『短歌ムック ねむらない樹』vol.2(書肆侃侃房、2019年2月)
  • 「新人賞受賞歌人競詠5首+作歌信条」 - 『短歌』2019年5月号(KADOKAWA)
  • 「春のあこがれ」(20首) - 『短歌ムック ねむらない樹』vol.7(書肆侃侃房、2021年8月)
  • 「サマー、ゴリラ、永久歯」(巻頭10首) - 『短歌』2021年9月号(KADOKAWA)
  • 「7首+自分だけの珍しい体験」 - 『短歌』2022年1月号(KADOKAWA)
  • 「流動遊戯」(巻頭10首) - 『短歌』2022年2月号(KADOKAWA)
  • 「7首+やってみたかった仕事・やってみたい仕事」 - 『短歌』2023年1月号(KADOKAWA)
その他
  • 「Author's Eyes 育ててあげてね」 - 『文學界』2017年7月号(文藝春秋
  • 「今月の視点 「バールのようなもの」と「バール」」 - 『短歌往来』2017年12月号(ながらみ書房)
  • 「17のキーワードで読み解く塚本邦雄斎藤茂吉」」 - 『歌壇』2020年6月号(木阿弥書店)
  • 「時代はいま(2)」 - 『短歌』2021年3月号(KADOKAWA)
  • 「アンケート 短歌は一人称の文学だと思いますか?」 - 『短歌』2022年6月号(KADOKAWA)
  • 「「終わらない白昼夢の世界」……『わたしの嫌いな桃源郷』(初谷むい)書評」 - 『短歌ムック ねむらない樹』vol.9(書肆侃侃房、2022年8月
  • 「〈わたし〉の痕跡」 - 『短歌』2022年12月号(KADOKAWA)

脚注

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  1. ^ a b 『恋人不死身説』(書肆侃侃房、2017.4)、著者経歴。
  2. ^ 『深呼吸広場』(書肆侃侃房、2022)、著者略歴より。
  3. ^ 「(黒板)第60回角川短歌賞・俳句賞」『朝日新聞』2014年9月9日朝刊、31頁。
  4. ^ https://twitter.com/tokyobunkabu/status/560318905710043136”. Twitter. 2023年1月27日閲覧。
  5. ^ 荻原裕幸「(東海の文芸)谷川電話第一歌集「恋人不死身説」 西田政史第二歌集「スウィート・ホーム」」『朝日新聞』2017年11月1日朝刊、24頁。
  6. ^ 愛知県文化芸術活動緊急支援金事業/アーティスト等緊急支援事業である「AICHI→←ONLINE」の企画の一環で制作された。

外部リンク

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