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谷実夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
谷 実夫
生誕 1880年5月11日
日本の旗 日本 兵庫県
死没 (1954-05-01) 1954年5月1日(73歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1904年 - 1935年
1945年
最終階級 陸軍少将
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谷 実夫(たに じっぷ[1]1880年明治13年)5月11日[2] - 1954年昭和29年)5月1日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功四級[1]

経歴

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1880年(明治13年)に兵庫県で生まれた[2]陸軍士官学校第16期、陸軍大学校第23期卒業卒業[2]1928年(昭和3年)3月8日本郷連隊区司令官に就任し[3]8月8日陸軍歩兵大佐に進級した[1]1929年(昭和4年)8月に歩兵第15連隊長に転じ[3]1931年(昭和6年)8月に第9師団参謀長に就任した[3]

1932年(昭和7年)8月8日に陸軍少将進級と同時に歩兵第13旅団長(第7師団)に着任し[1][2]満州事変終了後の満州に出動し[2]各地で討伐戦に任じた[2]1935年(昭和10年)3月15日に第7師団司令部附となり[2]4月6日に待命[2]4月27日予備役に編入された[2]1945年(昭和20年)3月9日に召集され、独立混成第17旅団長(第6方面軍[4]に就任し[5]湖南省岳州で守備に任じ、終戦を迎えた[4]。中国戦線に位置した独立混成旅団の中で、陸士16期卒業の谷が最古参の旅団長であった[6]

栄典

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勲章等

脚注

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  1. ^ a b c d 外山 1981, 210頁.
  2. ^ a b c d e f g h i j 福川 2001, 458頁.
  3. ^ a b c 外山 1981, 211頁.
  4. ^ a b 藤井 2020, 110頁.
  5. ^ 第55号 昭和20年3月10日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120935900 
  6. ^ 藤井 2020, 115頁.
  7. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

参考文献

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  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026 
  • 藤井非三四 著『知られざる兵団 帝国陸軍独立混成旅団史』国書刊行会、2020年。ISBN 4336065977