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谷地八幡宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
谷地どんが祭りから転送)
谷地八幡宮
谷地八幡宮・拝殿
拝殿
所在地 山形県西村山郡河北町谷地乙224
位置 北緯38度25分33.7秒 東経140度18分47秒 / 北緯38.426028度 東経140.31306度 / 38.426028; 140.31306 (谷地八幡宮)座標: 北緯38度25分33.7秒 東経140度18分47秒 / 北緯38.426028度 東経140.31306度 / 38.426028; 140.31306 (谷地八幡宮)
主祭神 応神天皇
社格県社
別表神社
創建 寛治5年(1091年
例祭 9月14日15日
主な神事 林家舞楽
地図
谷地 八幡宮の位置(山形県内)
谷地 八幡宮
谷地
八幡宮
地図
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谷地八幡宮(やちはちまんぐう)は、山形県西村山郡河北町にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁別表神社

応神天皇八幡神)を主祭神とする。

歴史

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寛治5年(1091年)、鎮守府将軍源義家が、神恩に感謝して石清水から白鳥村(現 村山市白鳥近辺)に八幡神を勧請して祭祀を行ったのに始まると伝えられる。天正年間(1573年 - 1592年)頃、谷地城主・白鳥長久が白鳥村から現在地に遷し、鎮守とした。寒河江八幡宮溝延八幡宮とともに「寒河江荘三八幡」と称され、武家の崇敬を受けた。

かつては八幡神社と称していたが、神社本庁の別表神社に加列される際に谷地八幡宮に改称した。

祭事

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9月の例祭で奉納される「谷地の舞楽」は、大阪四天王寺楽人の流れをくむ神職・林家が一子相伝で伝承しているもので、「林家舞楽」とも呼ばれ重要無形民俗文化財に指定されている。林家舞楽は宮中舞楽四天王寺舞楽南都楽所舞楽と並ぶ日本四大舞楽の一つとされる。

歳旦祭
1月1日。午前零時に一番太鼓が打たれ、初詣が始る。神殿では、歳旦祭の祝詞が朗々と奏上され、神前に舞楽が奉奏される。
おさいとう
1月14日。17:30に点火し、正月に飾った注連飾りや古神札、古お守りを炊き上げる。
産業祭
1月中旬。社業の繁栄・操業の安全を祈願する。
紀元祭
2月11日。皇室国家の弥栄、氏子崇敬者の平安を祈願する。
祈年祭
3月下旬。皇室の弥栄と国の隆昌、氏子崇敬者の家内安全、そして当地方の五穀豊穣、産業振興を祈願する。
昭和祭
4月29日。昭和天皇の聖徳大業を景仰し、皇室の弥栄と国家国民の繁栄を祈願する。
夏越の大祓
7月海の日。茅の輪神事を行い厄を払う。
きゅうり天王祭
7月海の日。境内末社八坂神社の例祭。きゅうりを供え、厄病退散を祈願する。
風日祈祭(かざひのみさい)・宮参り
八月最終土曜日。秋の収穫まで風雨の災いがないように祈る風祭り、五穀の豊穣を祈る宮参り。
二百十日祭・神幸の儀
八月最終日曜日。五穀豊穣・国家繁栄・家内安全の祈願のため、神輿が谷地地区内を渡御する。
例大祭
2014年9月12日 20:00~ 楽揃式・奴祓式、9月13日 例大祭1日目 13:30~ 例祭祓式 、14:20~ 舞楽奉奏(7曲)など、9月14日 例大祭2日目 12:00~ 神幸所発輿祭 、14:00~ 舞楽奉奏(10曲)など、9月15日 例大祭3日目 13:30~ 大黒舞など。
神嘗祭奉祝祭
10月20日。伊勢神宮の神嘗祭に合わせて行われる。
明治祭
11月3日。明治天皇の聖徳大業を景仰し、皇室の弥栄と国家国民の繁栄を祈願する。
新嘗祭・神宮大麻頒布始祭
11月23日。神前に新穀を供え、五穀豊穣を感謝する。
天長祭
12月23日(天皇御誕生日)。天皇の誕生を氏子崇敬者と共に祝い、皇室の弥栄を祈念する。
師走の大祓
12月31日。新年を迎えるに当たり厄を払う。

脚注

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外部リンク

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