谷口菜津子
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たにぐち なつこ 谷口 菜津子 | |
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生誕 |
1988年7月7日(36歳) 日本・神奈川県秦野市 |
職業 | 漫画家、イラストレーター |
活動期間 | 2011年 - |
ジャンル | ギャグ漫画、エッセイコミック |
谷口 菜津子(たにぐち なつこ、1988年[1]7月7日[2] - )は、日本の漫画家[1]、イラストレーター[1]。女性。[要出典]神奈川県秦野市出身[1][3]。夫は漫画家の真造圭伍[4]。
来歴
[編集]神奈川県にて誕生[1]。多摩美術大学情報デザイン学科情報芸術コース(現・メディア芸術コース)出身[5]。在学時から漫画を執筆し、[要出典]エッセイコミックなどを手がける[1]。
ブログに掲載していた、自身の好物であるレバ刺しとの擬似恋愛を描いたウェブコミック『レバ刺しとわたし』がネット上で注目を浴びる[6][7]。掲載ブログを書籍化した『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』の単行本の帯には、瀧波ユカリ、中村珍、峰なゆか、夢眠ねむがコメントを寄せた。
2021年6月5日から27日まで、「庭と侵略者」がテーマの個展「庭と侵略者」を東京のmograg galleryにて開催[8]。同年10月9日から24日まで、「定食」をテーマとした個展「定食タニグチ」を大阪のNEW PURE+にて開催[9]。
2022年4月、第26回手塚治虫文化賞新生賞を受賞[10]。『教室の片隅で青春がはじまる』や『今夜すきやきだよ』を「多様性を柔らかな筆致で描いた」ことが評価されている[10]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]- レバミシュラン(2011年 - 、『本当にあった女の波瀾万丈人生』、竹書房)
- かよえ!チュー学(2013年、原作:新海岳人、電子書籍)
- フリーター戦士 ミュータントせつこ(2013年 - 、AM、ウェブ連載)
- 花とホルモン(2014年 - 、マイナビニュース、ウェブ連載)
- 珍食♡サークル(2014年 - 、ぐるなび、ウェブ連載)
- 人生山あり谷口(2014年 - 、『トーチweb』、ウェブ連載)
- 彼女と彼氏の明るい未来(2018年 - 2020年、『コミックビーム』、KADOKAWA、全2巻)
- 今夜すきやきじゃないけど(2022年7月22日[11] - 2022年12月2日[12]、『くらげバンチ』、新潮社) - 『今夜すきやきだよ』の続編ではないが[11]、シリーズ作品[13]。
- ふきよせレジデンス(2022年 - 2023年、『月刊コミックビーム』2022年9月号[14] - 2023年7月号[15]、KADOKAWA)
- じゃあ、あんたが作ってみろよ(2023年[16] - 、『comicタント』Vol.41[16] - 、ぶんか社)
- まめとむぎ(2024年[17] - 、『webアクション』2024年5月10日[17] - 、双葉社)
読み切り
[編集]- 砂糖と塩(『フォアミセス』2022年3月号[18]) - 「嫁姑 言えないホンネ」特集作品[18]、同誌初登場作品[18]
- モノクロの修学旅行(『フォアミセス』2022年7月号[19])
- 大切なすあまへ(『ヤングアニマル』2023年23号[20])
- 熱帯雨林の恋(『月刊コミックビーム』2024年1月号[21])
- 猫の引っ越し(『別冊天然生活 マンガ 天然ねこ生活』VOL.2[22]、2024年)
書籍
[編集]- 『わたしは全然不幸じゃありませんからね!』エンターブレイン、2013年6月27日初刷発行(同日発売[23])、ISBN 978-4-0472-8957-4
- 『さよなら、レバ刺し 禁止までの438日間』竹書房、〈バンブーエッセイセレクション〉、2013年7月18日初刷発行(同日発売[24])、ISBN 978-4-8124-9593-3
- 『人生山あり谷口』リイド社、2015年10月9日発売[25]、ISBN 978-4-8458-4416-6
- 『彼女は宇宙一』KADOKAWA、2018年1月12日発売[26]、ISBN 978-4-04-734759-5
- 『放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる』共著:小田真規子、ダイヤモンド社、2018年5月17日、ISBN 978-4478104149
- 『レトルト以上・ごちそう未満! スキマ飯』KADOKAWA、2020年2月28日発売[27]、ISBN 978-4-04-064522-3
- 『教室の片隅で青春がはじまる』KADOKAWA、2021年6月11日発売[28]、ISBN 978-4-04-736685-5
- 『今夜すきやきだよ』新潮社〈BUNCH COMICS〉、2021年9月9日発売[29]、ISBN 978-4-10-772422-9
- 『うちの猫は仲が悪い』KADOKAWA、2022年7月28日発売[4][30]、ISBN 978-4-04-681640-5
- 『今夜すきやきじゃないけど』新潮社〈BUNCH COMICS〉、2023年1月7日発売[31]、ISBN 978-4-10-772556-1
- 『ふきよせレジデンス』KADOKAWA〈ビームコミックス〉、2023年、全2巻[32]
- 『じゃあ、あんたが作ってみろよ』ぶんか社〈ぶんか社コミックス〉、既刊2巻
- 2023年12月14日発売[33]、ISBN 978-4-8211-5720-4
- 2024年8月9日発売、ISBN 978-4-8211-5894-2
その他
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f “谷口菜津子”. HMV&BOOKS. ローソンエンタテインメント. 2023年4月4日閲覧。
- ^ “谷口菜津子”. トーチweb. リイド社. 2023年4月4日閲覧。
- ^ “頭高山も登場『人生山あり谷口』を出版 漫画家 谷口菜津子さん”. タウンニュース. タウンニュース社 (2015年10月31日). 2023年4月4日閲覧。
- ^ a b “谷口菜津子の猫エッセイ、不仲でもかわいい2匹の猫と好かれたい飼い主の奮闘劇”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年7月28日). 2022年7月28日閲覧。
- ^ “「第26回 手塚治虫文化賞」で卒業生2名が新生賞と短編賞を受賞”. 多摩美術大学. 2023年4月4日閲覧。
- ^ 忘れられない恋がある人は涙必至...話題の WEB漫画「レバ刺しとわたし」 - Peachy、2012年9月18日
- ^ もう会えなくなるんだね...。禁止されてしまうレバ刺しとの疑似恋愛を描いたマンガ『レバ刺しとわたし』が切ない - Kotaku JAPAN、2012年6月8日
- ^ “谷口菜津子個展、「庭と侵略者」をテーマにしたマンガ風イラスト40枚を展示”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年6月3日). 2021年6月3日閲覧。
- ^ “谷口菜津子の個展「定食タニグチ」大阪で開催、人類も怪物も定食をモグモグ”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年10月5日). 2021年10月5日閲覧。
- ^ a b “第26回手塚治虫文化賞マンガ大賞は魚豊「チ。」、新生賞に谷口菜津子”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年4月25日). 2022年4月25日閲覧。
- ^ a b “谷口菜津子が同居もの新連載、片付けられない義理姉弟のドタバタ生活を描く”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年7月22日). 2022年7月23日閲覧。
- ^ “今夜すきやきじゃないけど”. くらげバンチ. 新潮社. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “「今夜すきやきだよ」シリーズ新作、仕事に追われる姉×夢追い人な弟の同居生活”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年1月8日). 2023年1月11日閲覧。
- ^ “谷口菜津子の新連載は“ひとりを生きる”物語「ふきよせレジデンス」ビームで開幕”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年8月10日). 2022年8月10日閲覧。
- ^ “月刊コミックビーム 2023年7月号”. 月刊コミックビーム公式. KADOKAWA. 2023年6月12日閲覧。
- ^ a b “谷口菜津子が挫折を味わった“完璧男”の再起描く新連載「じゃあ、あんたが作ってみろよ」”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年4月28日). 2023年4月28日閲覧。
- ^ a b “谷口菜津子の新連載「まめとむぎ」、お客ゼロの居酒屋で失敗ばかりの女子2人組が奮闘”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年5月10日). 2024年5月10日閲覧。
- ^ a b c “谷口菜津子が嫁姑問題を描く読み切り、初登場のフォアミセスに掲載”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年2月3日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ “フォアミセス 2022年7月号”. 秋田書店. 2022年6月3日閲覧。
- ^ 『ヤングアニマル』2023年23号、白泉社、2023年11月24日、ASIN B0CMR55NW7。表紙より。
- ^ 『月刊コミックビーム』2024年1月号、KADOKAWA、2023年12月12日、ASIN B0CP28XBX2。表紙より。
- ^ “今日マチ子、午後、谷口菜津子「天然ねこ生活」第2弾にマンガ描き下ろし 今日は猫の日”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年2月22日). 2024年3月31日閲覧。
- ^ “わたしは全然不幸じゃありませんからね!”. KADOKAWA. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “さよなら、レバ刺し 禁止までの438日間”. 竹書房. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “人生山あり谷口”. リイド社. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “彼女は宇宙一”. KADOKAWA. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “レトルト以上・ごちそう未満! スキマ飯”. KADOKAWA. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “教室の片隅で青春がはじまる”. KADOKAWA. 2021年6月11日閲覧。
- ^ “今夜すきやきだよ”. 新潮社. 2021年9月9日閲覧。
- ^ “うちの猫は仲が悪い”. KADOKAWA. 2022年7月28日閲覧。
- ^ “今夜すきやきじゃないけど”. 新潮社. 2023年1月11日閲覧。
- ^ “谷口菜津子の新作 隣り合わせで“ひとり”を生きる、あるアパートの住人たちの物語”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年7月12日). 2023年7月12日閲覧。
- ^ “「じゃあ、あんたが作ってみろよ」挫折した完璧男が料理で成長する谷口菜津子の新刊”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年12月14日). 2024年8月11日閲覧。
- ^ a b “谷口菜津子が芸人ラジオの魅力を描く、爆笑問題やアルコ&ピースの似顔絵とともに”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年10月11日). 2021年10月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 谷口菜津子 (@nco0707) - X(旧Twitter)