コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

真造圭伍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真造圭伍
2018年アングレーム国際漫画祭にて(左)
生誕 (1987-01-23) 1987年1月23日(37歳)
日本の旗 日本石川県
職業 漫画家
活動期間 2007年 -
受賞 平成23年度 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞
テンプレートを表示

真造 圭伍(しんぞう けいご、1987年1月23日 - )は、日本漫画家男性石川県出身。東京造形大学美術学科絵画専攻卒業[1]。妻は漫画家の谷口菜津子

『なんきん』でデビューし、2009年に『月刊!スピリッツ』(小学館)で開始した『森山中教習所』で連載デビュー。『月刊モーニングtwo』(講談社)において『ノラと雑草』を連載。

来歴

[編集]

埼玉県立芸術総合高等学校卒業[2]後、東京造形大学美術学科絵画専攻卒業[1]

週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)の「スピリッツ賞」に投稿ののち、大学3年時に『なんきん』でデビューした。

その後『月刊!スピリッツ』(同)に『森山中教習所』を、『週刊ビッグコミックスピリッツ』に『ぼくらのフンカ祭』を連載。

2012年12月に平成23年度 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞[3]を受賞。

2020年4月30日、悪性リンパ腫による抗がん剤治療のため、モーニング・ツーで掲載している『ノラと雑草』の連載を一時中断すると発表した[4][5]。その後回復と共に連載を再開し、同年11月18日、悪性リンパ腫完全寛解を発表[6]

逸話

[編集]

マリー・ポムピュイとセバスチャン・コセによる作画ユニット『ケラスコエット』によるバンド・デシネ作品『かわいい闇』を読んだことがきっかけで、「家猫ぶんちゃんの一年」(『休日ジャンクション: 真造圭伍短編集』 収録)を描いたという[7]

作品リスト

[編集]

単行本

[編集]
  • 森山中教習所』(2010年8月、小学館)
  • 『ぼくらのフンカ祭』(2012年7月、小学館)ISBN 978-4-09-184599-3
  • 『台風の日: 真造圭伍短編集』(2012年7月、小学館)ISBN 978-4-09-184600-6
  • 『みどりの星』(『週刊ビッグコミックスピリッツ』2013年13号(同年2月25日発売) - 2014年11号(同年2月10日発売)、小学館、全4巻)
    1. 2013年6月、ISBN 978-4-09-185229-8
    2. 2013年9月、ISBN 978-4-09-185409-4
    3. 2013年12月、ISBN 978-4-09-185690-6
    4. 2014年3月、ISBN 978-4-09-186019-4
  • トーキョーエイリアンブラザーズ』 (小学館、全3巻)
  • 『休日ジャンクション: 真造圭伍短編集』(2016年7月7日、小学館)ISBN 978-4-09-187708-6
  • 『ノラと雑草』(『月刊モーニングtwo』2018年6号[8] - 2020年10号、講談社、全4巻)
    1. 2018年11月22日発売[9]ISBN 978-4-06-513608-9
    2. 2019年6月21日発売[10]ISBN 978-4-06-516110-4
    3. 2020年1月23日発売[11]ISBN 978-4-06-518258-1
    4. 2020年10月23日発売[12]ISBN 978-4-06-521075-8
  • ひらやすみ』(『週刊ビッグコミックスピリッツ』2021年21・22合併号[13] - 連載中、小学館、既刊8巻)
    1. 2021年9月10日発売[14]ISBN 978-4-09-861118-8
    2. 2021年12月10日発売[15]ISBN 978-4-09-861204-8
    3. 2022年4月28日発売[16]ISBN 978-4-09-861299-4
    4. 2022年9月30日発売[17]ISBN 978-4-09-861408-0
    5. 2023年3月30日発売[18]ISBN 978-4-09-861604-6
    6. 2023年8月30日発売[19]ISBN 978-4-09-862522-2
    7. 2024年4月11日発売[20]ISBN 978-4-09-862690-8
    8. 2024年11月28日発売[21]ISBN 978-4-09-863106-3
  • 『センチメンタル無反応 真造圭伍短編集』(2022年9月30日、小学館)ISBN 978-4-09-861439-4

その他

[編集]

メディア出演

[編集]

テレビ

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 東京造形大学 造形学部 美術学科 * 絵画専攻領域Webサイト 小学館週刊スピリッツ新連載
  2. ^ 天然雑貨屋ヒノデカニ商店 ARTIST DATA 真造圭伍
  3. ^ 第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞
  4. ^ 真造圭伍のツイート【2020年4月30日】”. 2020年5月22日閲覧。
  5. ^ “真造圭伍が抗がん剤治療のため入院、「ノラと雑草」を一時中断”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年4月30日). https://natalie.mu/comic/news/377487 2020年5月22日閲覧。 
  6. ^ 真造圭伍のツイート【2020年11月18日】”. 2022年7月2日閲覧。
  7. ^ 「海外マンガ」をマンガ家5人でワイワイ語る夜(入門編)──真造圭伍編”. 2020年5月22日閲覧。
  8. ^ “モーツーで売野機子「ルポルタージュ」再始動、真造圭伍&稲光伸二の新連載も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年4月21日). https://natalie.mu/comic/news/279093 2021年4月15日閲覧。 
  9. ^ ノラと雑草(1)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年4月15日閲覧。
  10. ^ ノラと雑草(2)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年4月15日閲覧。
  11. ^ ノラと雑草(3)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年4月15日閲覧。
  12. ^ ノラと雑草(4)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年4月15日閲覧。
  13. ^ “真造圭伍、平屋をもらったフリーターを描く「ひらやすみ」がスピリッツで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月26日). https://natalie.mu/comic/news/425965 2021年9月10日閲覧。 
  14. ^ ひらやすみ 1”. 小学館. 2021年9月10日閲覧。
  15. ^ ひらやすみ 2”. 小学館. 2021年12月10日閲覧。
  16. ^ ひらやすみ 3”. 小学館. 2022年4月28日閲覧。
  17. ^ ひらやすみ 4”. 小学館. 2023年3月15日閲覧。
  18. ^ ひらやすみ 5”. 小学館. 2023年3月30日閲覧。
  19. ^ ひらやすみ 6”. 小学館. 2023年8月31日閲覧。
  20. ^ ひらやすみ 7”. 小学館. 2024年4月11日閲覧。
  21. ^ ひらやすみ 8”. 小学館. 2024年11月28日閲覧。
  22. ^ “真造圭伍×和山やま対談、お互いへのメッセージや1日のタイムスケジュールなども公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月13日). https://natalie.mu/comic/news/457402 2021年12月13日閲覧。 
  23. ^ 漫道コバヤシ”. フジテレビONE TWO NEXT. 2023年8月11日閲覧。
  24. ^ 「ひらやすみ」真造圭伍先生 ガチアンケート”. TVでた蔵 (2023年8月4日). 2023年8月11日閲覧。

外部リンク

[編集]