西脇市駅
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西脇市駅[* 1] | |
---|---|
駅舎(2007年2月) | |
にしわきし Nishiwakishi | |
◄滝 (2.8 km) (1.1 km) 新西脇► | |
所在地 | 兵庫県西脇市野村町962[1] |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■加古川線* |
キロ程 | 31.2[1] km(加古川起点) |
電報略号 | ワキ |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
696人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)10月22日[2] |
備考 | 直営駅 |
野村駅 | |
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野村駅当時の駅舎(1986年12月) | |
のむら Nomura | |
(1.6 km) 西脇► | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 鍛冶屋線 |
キロ程 | 0.0 km(野村起点) |
開業年月日 | 1913年(大正2年)10月22日[3] |
廃止年月日 | 1990年(平成2年)4月1日[3] |
西脇市駅(にしわきしえき)は、兵庫県西脇市野村町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)加古川線の駅[1]。
歴史
[編集]1990年(平成2年)3月31日までは鍛冶屋線の起点であり、その当時は野村駅(のむらえき)を名乗っていた。西脇市街へは、当駅から鍛冶屋線で一駅進んだ西脇駅の方が近かったが、同路線の廃止に伴い当駅が代わって「西脇」を駅名に冠するようになった[1]。
年表
[編集]- 1913年(大正2年)10月22日:播州鉄道の滝停留場(現在の滝駅) - 西脇駅間に野村駅(のむらえき)として新設開業[2]。一般駅[4]。
- 1923年(大正12年)12月21日:路線譲渡により播丹鉄道の駅となる[5]。
- 1924年(大正13年)12月27日:当駅から分岐する形で谷川駅まで路線を延長[6]。
- 1943年(昭和18年)6月1日:播丹鉄道の国有化により、鉄道省加古川線・鍛冶屋線の駅となる[7]。
- 1962年(昭和37年)9月1日:貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)[2]。
- 1973年(昭和48年)10月1日:荷物の取扱いを廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる[2]。
- 1990年(平成2年)
- 2009年(平成21年)7月1日:加古川鉄道部解体[8]に伴う組織変更により、ジェイアール西日本交通サービス(現在のJR西日本交通サービス)による業務委託駅となる。同時に神戸支社直轄へ変更され、加古川駅による被管理駅となる[9]。
- 2013年(平成25年)9月16日:当駅の3番線に夜間停泊していた車両が、駅から南へ1.9キロメートル程無人の状態で逸走した。事故当時は台風18号の影響で強風が発生しており、何らかの理由で手歯止めが外れたのが原因とみられている。
- 2016年(平成28年)3月26日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[10]。ICカード専用簡易改札機で対応。
- 2022年(令和4年)
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を持つ地上駅になっている[1]。
加古川駅が管理する直営駅で、みどりの券売機が設置されている。
多くの駅では駅舎側が1番のりばとなっているが、当駅では逆に駅舎の反対側から番号が振られている。日中は加古川方面の列車が3番のりば、谷川方面の列車が1番のりばに発着しているため、同一平面上での乗り換えは基本的に行わない。
2021年3月現在、ICOCAを含む交通系ICカードは当駅までがエリアとなっており、谷川方面への利用はできない。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 加古川線 | 下り | 谷川方面[12] | |
2 | 上り | 粟生・加古川方面[12] | 一部列車のみ | |
3 |
-
ホーム(2013年3月)
利用状況
[編集]「兵庫県統計書[13]」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は696人である[14]。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2000年 | 749 |
2001年 | 757 |
2002年 | 719 |
2003年 | 694 |
2004年 | 671 |
2005年 | 655 |
2006年 | 644 |
2007年 | 641 |
2008年 | 631 |
2009年 | 627 |
2010年 | 648 |
2011年 | 679 |
2012年 | 696 |
2013年 | 712 |
2014年 | 735 |
2015年 | 782 |
2016年 | 779 |
2017年 | 781 |
2018年 | 797 |
2019年 | 822 |
2020年 | 682 |
2021年 | 696 |
駅周辺
[編集]駅前にはやや小さな駅前広場があり、タクシーの待ち合いが設けられている。当駅は市街の南外れに位置する。
- 西脇野村郵便局
- 西脇郵便局
- 野村公園
- 野村町公民館
- 西脇警察署野村交番
- みのり農業協同組合(JAみのり)重春支店
- 八坂神社
- 兵庫県立西脇工業高等学校
- 西脇市立西脇南中学校
- 西脇市立重春小学校
- しばざくら幼稚園
- 国道175号(西脇バイパス)
- 西脇市地方卸売市場
バス路線
[編集]- ウイング神姫(旧神姫グリーンバス)
- しばざくら号、おりひめバス(西脇市コミュニティバス)
- のぎくバス(多可町コミュニティバス)
その他
[編集]- 1980年代はじめにたのきんトリオ(田原俊彦・野村義男・近藤真彦)がブームになったとき、当時野村駅を名乗っていた当駅と北条線(現在の北条鉄道)田原駅の存在が話題になったことがあった[15]。
- 当駅の駅スタンプの他に、社町駅・滝野駅・滝駅・比延駅・日本へそ公園駅・黒田庄駅・本黒田駅・船町口駅・久下村駅の駅スタンプも当駅で管理されている。ただし、山と渓谷社発行の「スタンプで巡る鉄道の旅 JR西日本約550駅」には収録されていない。
隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 鍛冶屋線
- 野村駅 - 西脇駅
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、211頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b c d e f 石野 1998, p. 241.
- ^ a b c 石野 1998, p. 244.
- ^ 「軽便鉄道停車場設置」『官報』1913年10月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正12年度』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1925年1月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道省告示第120号」『官報』1943年5月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 加古川鉄道部組織改正について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年6月19日
- ^ “加古川鉄道部を7月1日付廃止 JR西日本神戸支社”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年6月25日)
- ^ 『平成28年春ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年12月18日 。2016年3月26日閲覧。
- ^ a b JTB時刻表2022年3月号
- ^ a b “西脇市駅|時刻表”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月25日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 兵庫県統計書令和元年版
- ^ 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、221頁。ISBN 9784343006028。
参考文献
[編集]- 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 西脇市駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道