秋川駅
秋川駅[* 1] | |
---|---|
南口(2021年4月) | |
あきがわ Akigawa | |
◄JC 82 東秋留 (2.2 km) (1.5 km) 武蔵引田 JC 84► | |
所在地 | 東京都あきる野市油平49 |
駅番号 | JC83 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■五日市線 |
キロ程 | 5.7 km(拝島起点) |
電報略号 | アワ←ニル(改称前) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
5,900人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)4月21日[2] |
備考 | 業務委託駅 |
秋川駅(あきがわえき)は、東京都あきる野市油平にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅である[1]。駅番号はJC 83。
あきる野市の代表駅、東京サマーランドの最寄り駅である。
歴史
[編集]当駅は開業当初西秋留駅を名乗っており東秋留駅と対を成していたが、秋川市の代表駅であったことから、市名に合わせて秋川駅と改称された[1]。同市はのちに合併によりあきる野市となったが、当駅は引き続き市の代表駅となっている。
年表
[編集]- 1925年(大正14年)4月21日:五日市鉄道 拝島 - 武蔵五日市間開通と同時に西秋留駅(にしあきるえき)として開業する[2][3]。旅客および貨物の取り扱いを開始する[3]。
- 1940年(昭和15年)10月3日:南武鉄道への合併により同社の駅となる[2]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道が戦時買収私鉄指定による国有化により、運輸通信省五日市線の駅となる[2]。
- 1961年(昭和36年)4月15日:貨物の取り扱いを廃止する[3]。
- 1971年(昭和46年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。
- 1987年(昭和62年)
- 1997年(平成9年)2月15日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2006年(平成18年)3月16日:この日をもってみどりの窓口の営業を終了し、「もしもし券売機Kaeruくん」を設置する[5]。
- 2012年(平成24年)2月20日:「もしもし券売機Kaeruくん」を廃止、多機能券売機を設置。
- 2014年(平成26年)12月12日:指定席券売機を設置。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。橋上駅舎を有しており、その周りにはスロープが設置されている。
改札内にはエスカレーター(1番線 - コンコース間は上り、2番線 - コンコース間は下り)とエレベーター(コンコース - ホーム間)が設置されている。トイレは改札外(北口スロープ下)にある。
以前は直営駅であったが、現在はJR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅で、拝島駅が当駅を管理している。駅舎内には自動券売機3台と自動改札機・自動精算機などがある。2006年3月16日にみどりの窓口が廃止され、その代替としてもしもし券売機Kaeruくんが設置されたが、2012年2月20日で撤去[注釈 1]され、新たに多機能券売機(黒色)が設置され、また、2014年12月12日からは指定席券売機も設置された。
改札外のエレベーターは長らく未設置であり、バリアフリーに対応していなかったことから、自由通路の北口と南口にエレベーターを設置するための工事をおこない、2020年7月までに完了する予定が発表された[6]。このうち、北口には2020年4月1日に稼働を開始し、南口は、7月稼働開始予定である。また、下りホームエスカレーター付近が狭く、降車客が多い場合など滞留が起きて危険であると駅構造上の問題を指摘する声もあり、市議会でも取り上げられた[7][8]。なお2013年現在下りホームエスカレーター付近が狭い状況はJRの設備部屋が撤去され改善がされ通路が広くなった。
かつては上下ホームともフェンスの業務用門扉の外側にインターホンが設置してあり、階段利用が困難な利用者は駅係員を呼ぶことにより入場可能としていた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 五日市線 | 下り | 武蔵五日市方面 |
2 | 上り | 拝島・立川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2021年4月)
-
ホーム(2021年4月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は5,900人である。
1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)4,901 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)5,189 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)5,397 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)5,636 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)6,033 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)6,552 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)6,734 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)6,816 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 6,677 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 6,814 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]7,359 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]7,503 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]7,460 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]7,453 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]7,601 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]7,585 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]7,684 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]7,682 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]7,447 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]7,362 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]7,358 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]7,310 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]7,408 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]7,480 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]7,226 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]7,253 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]7,222 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]7,214 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]6,690 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 20]6,499 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]5,044 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]5,350 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]5,732 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]5,900 |
駅周辺
[編集]- 名所・旧跡など
- 公共施設
- 文教施設
- 商業施設など
- 金融機関・宿泊施設など
バス路線
[編集]のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 西東京バス | 菅生高校行き急行は休校日運休 | |
2 | サマーランド行き臨時急行は夏季他に運行 | ||
サマーランド方面行臨時シャトルバス | |||
るのバス |
|
||
上川霊園行送迎バス | |||
3 | 西東京バス |
|
- 早朝・深夜に運行する路線
駅および周辺を経由する路線には、五日市線の営業時間外(早朝・深夜)に運行する路線バスが複数ある[注釈 2]。
2010年4月1日[9]、拝島駅行(早朝は毎日、深夜バスは平日のみ運行)および武蔵五日市駅方面行(深夜バスを平日のみ運行)の運行を開始した[9]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、24頁。
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、24頁。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、197頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '97年版』ジェー・アール・アール、1997年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-118-X。
- ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日)
- ^ 広報あきる野 平成30年12月1日号 NO.609 (PDF)
- ^ 14頁たばたあずみの記事(pdfでは4ページ目)(平成23年5月1日発行あきる野市議会だよりより) (PDF)
- ^ 日本共産党あきる市議団ニュース192号2011.4.17より、門扉・下りホームの写真有 (PDF)
- ^ a b “【2010年4月1日】ダイヤ改正のお知らせにつきまして”. 西東京バス株式会社 (2010年4月1日). 2012年2月13日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月27日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(秋川駅):JR東日本