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角川・エス・エス・コミュニケーションズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西武タイムから転送)
KADOKAWA > 角川・エス・エス・コミュニケーションズ
株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズ
KADOKAWA SSCommunications Inc.
種類 株式会社
市場情報 未上場
略称 角川SSC
本社所在地 日本の旗 日本
105-8405
東京都港区虎ノ門2-2-5
共同通信会館4F
設立 1948年9月24日[1]
業種 情報・通信業
代表者 太田修(代表取締役社長)
資本金 4億9,738万円
売上高 53億96百万円
(平成13年2月期)[2]
純資産 11億42百万円
(平成22年3月期)[3]
総資産 25億18百万円
(平成22年3月期)
従業員数 80名
主要株主 株式会社角川マーケティング
主要子会社 株式会社K.Sense
関係する人物 高丘季昭(元社長)
桃原用昇(元会長)
松原眞樹(元社長)
特記事項:角川マーケティングとの合併前の概要
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株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズ(かどかわ・エス・エス・コミュニケーションズ)は、東京都千代田区に存在した、出版事業を行う角川グループの企業である。株式会社角川SSコミュニケーションズとも表記される。

概要

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1983年11月12日、西武流通グループタイム・インコーポレイテッド合弁会社株式会社西武タイムとして創業し、当初はタイムライフブックスの日本語版書籍の発行を行っていた。その後、西武百貨店からチケット・セゾンの事業を譲受し、プレイガイド(チケット発行)事業も手掛けた。

しかし、経営悪化したセゾングループの解体により、2001年(平成13年)8月21日に西友から角川書店に企業譲渡され[2][4]、角川グループの出版事業を行う事業会社の1社となった。その後2011年1月に行われたグループ再編のため、角川マーケティングに統合され消滅した。出版者記号は「8275」。

沿革

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  • 1983年昭和58年)11月 - 西武流通グループとタイム・インコーポレイテッドとの合弁により株式会社西武タイムとして設立。
  • 1985年(昭和60年)5月 - マネー情報誌『マネージャパン』創刊。
  • 1987年(昭和62年)11月 - 生活情報誌『レタスクラブ』創刊。
  • 1989年平成元年)11月 - エンタテインメント情報誌『any』を創刊。
  • 1990年(平成2年)3月 - 社名を株式会社エス・エス・コミュニケーションズに変更。西武百貨店からチケット・セゾン事業を譲受。
  • 1991年(平成3年)
    • 1月 - 株式額面変更の目的で同名の株式会社エス・エス・コミュニケーションズ(昭和23年9月設立)と合併。エンタテインメント情報誌『apo』を創刊。
    • 2月 - タイム・インコーポレイテッドの所有株式を全株譲受。
    • 3月 - キネマ旬報社の経営権を取得
  • 1999年(平成11年)11月 - チケット・セゾン事業をエンタテインメントプラスに譲渡
  • 2000年(平成12年)11月 - レタスクラブ公式サイト「レタスクラブネット(現・レタスクラブニュース)」、エンタテインメントサイト「ルビコンゲート」開設。
  • 2001年(平成13年)8月21日 - 株式会社西友が所有する株式の80%を株式会社角川書店(現・KADOKAWA)に譲渡[4]
  • 2002年(平成14年)3月 - エンタテインメント専門ポータルサイト「ルビコンゲート」を「ウォーカープラス・ドット・コム」に統合[5]
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)1月 - 直販月刊誌『毎日が発見』創刊。
  • 2005年(平成17年)4月 - 社名を株式会社角川・エス・エス・コミュニケーションズに変更。
  • 2007年(平成19年)
    • 1月 - 会社分割により、親会社が株式会社角川グループホールディングスから株式会社角川マガジングループ(後の2代目角川マガジンズ)に変更。株式会社角川マガジンズ(初代)発行の雑誌『花時間』『CDでーた』『DVDでーた』、ムック・書籍の発売元となる。
    • 10月 - 角川SSC新書創刊。
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)7月 - 通販事業部を分割し、株式会社千趣会との合弁会社、株式会社K.Sense(現・株式会社毎日が発見)を設立。
  • 2010年(平成21年) - 発行書誌の発売元及び営業・注文受託先を角川グループパブリッシングに変更。
  • 2011年(平成22年)1月 - 株式会社角川マーケティング(後の二代目角川マガジンズ)に吸収合併し解散[6][3]

主な出版物

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脚注

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  1. ^ グループ組織再編(子会社の合併)に関するお知らせ (PDF, (角川グループホールディングス東証開示資料,2010年11月25日))
  2. ^ a b 平成13年8月29日号全国書店新聞”. 日本書店商業組合連合会「本屋さんへ行こう!」. 2019年5月21日閲覧。
  3. ^ a b グループ組織再編(子会社の合併)に関するお知らせ”. 株式会社KADOKAWA. 2019年5月22日閲覧。
  4. ^ a b “西友、出版事業子会社エス・エス・コミュニケーションズの株式を売却”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社): p. [要ページ番号]. (2001年8月29日) 
  5. ^ ダイジェストニュース”. INTERNET Watch. 2019年5月21日閲覧。
  6. ^ グループ企業再編による映像・雑誌・デジタル事業の強化について (PDF) (2011年8月29日時点のアーカイブ

関連項目

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外部リンク

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