西崎圭介
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名前 | ||||||
カタカナ | ニシザキ ケイスケ | |||||
ラテン文字 | NISHIZAKI Keisuke | |||||
基本情報 | ||||||
生年月日 | 1985年3月8日(39歳) | |||||
出身地 | 奈良県・天理市 | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | グリフォンFC | |||||
ポジション | オーナー、FW 、MF | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2017- | グリフォンFC | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
西崎圭介 にしざきけいすけ | |
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生年月日 | 1985年3月8日(39歳)[1] |
出身校 | 天理大学[2] |
現職 | 文教厚生委員会[1] |
所属政党 | 清風会[1] |
当選回数 | 2 |
在任期間 |
2019年4月30日-2023年4月29日[1] 2023年7月7日-[1] - 現職 |
西崎 圭介(にしざき けいすけ、1985年3月8日[3] - )は、海外リーグに所属する日本人オーナー兼日本人サッカー選手である。天理市議会議員[1]も務める。
人物
[編集]奈良県[4]天理市出身。ケニアのサッカークラブ、グリフォンFCのオーナー兼サッカー選手。ポジションは、オーナー、フォワード、ミッドフィルダー。東アフリカ初の日本人クラブオーナーであり、2019年シーズン現在、ケニアリーグ唯一の日本人選手でもある。加えて、2019年より天理市議会議員も務める。
経歴
[編集]天理高等学校、天理大学卒業[5]。アメリカ合衆国のロサンゼルスで2年間を過ごし、バックパッカーとして世界一周の旅[6]に出る。訪問国は5大陸70ヶ国におよぶ。その後、東日本大震災、ネパール地震 (2015年)、熊本地震 (2016年)などにおける被災地支援や、アフリカを中心とした国際支援活動を行う。2017年6月にケニアでサッカークラブ「グリフォンFC」をケニアリーグへ参入させ、東アフリカ初の日本人オーナーに就任。自らも同チームのサッカー選手となる。[7][8][9][10] 2019年より市議会議員選挙に無所属・新人で当選し、天理市議会議員となる。2023年の市議会議員選挙に出馬し608票を得るも、13票差で落選した[11]。2023年7月7日、仲西敏の議員辞職により繰り上げ当選した[1][11]。
オーナーとして
[編集]日本人オーナー
[編集]世界でも数少ない海外クラブの日本人オーナー。企業を通した買収や、実質オーナー、共同オーナーなどではなく、単独でクラブチームをケニアサッカーリーグに参入させ、オーナーを兼選手の肩書きを持つ海外クラブのオーナーは、日本人でただ1人である。また、ケニアリーグ所属のグリフォンFC[12]は、設立1年で5部リーグから4部リーグへと昇格しており、その様子は現地メディアにも取り上げられている[13][14][15]。
東アフリカ初
[編集]2017年6月、東アフリカ初となるサッカークラブの日本人オーナーに就任。ちなみに東アフリカにおける2番目は、本田圭佑によるウガンダ1部ブライトスターズの買収[16](2017年9月、実質オーナー)となる。
サッカー界初
[編集]ケニアリーグ所属「グリフォンFC」は、刑務所での更正プロジェクトを行うサッカー界初のクラブチーム[9]である。現地ケニアの刑務所と連携して、スポーツを通した受刑者への更正活動を行っている。
サッカークラブとしてのスポーツ活動[14]だけでなく、サッカー選手によるケニア支援活動を展開する、珍しいサッカークラブである。町やスラム街においては市民との清掃活動、孤児院や現地の学校での子供達とのサッカー交流、ケニア国内でチャリティーマッチを開催し集まった資金を孤児院へ寄付する[17][15]等、ケニア選手自身が現地での社会貢献活動を行う。また、世界初の試みとしてサッカーを用いた刑務所での更生プロジェクト[9]なども行う。
これらの活動が地元からの高い評価を受け、現地ニャフルルの地方自治体より表彰を受けた実績を持つ。
国内における活動
[編集]日本国内での活動として、遠隔での現地ケニアとのやり取り、情報発信[12]やメディア対応、講演活動[7][8][18][19]、クラウドファンディング[20]などを実施するほか、奈良県天理市への表敬訪問[21][22][23][24][25][26][27]、他団体との連携[28][29][30][31]なども行っている。
さらに、若者ボランティアやインターンシップの受け入れ[32]などの青少年育成も行っている。
メディア露出
[編集]海外メディア
[編集]現地サッカークラブの様子や、チャリティーマッチなど支援活動の様子が、度々ケニアの現地メディアに取り上げられている[13][14][15]。
国内メディア
[編集]テレビ、新聞、ラジオ、ネットニュースなど、国内においてもメディア露出の機会が増えてきている。
フジテレビ系列バラエティ「世界でたった一人!オーナー様は日本人」に出演したほか、Yahoo!ニュース[33]、NEWS PICKS[34]、奈良テレビ放送[21][26]、読売新聞[22]、朝日新聞[35][23]、奈良日日新聞[7][8][9][10][28][29][30][31][32][27][36]、などに取り上げられている。
また、無料動画投稿サイトYouTubeにおいて、登録者135万人を超える人気YouTuber「ジョーブログ」のアフリカ縦断企画に出演[37]。動画の累計再生回数は600万回を超え、急上昇ランキング1位となった動画も含まれている。
政治家として
[編集]2019年、春の統一地方選で市議会議員選挙に出馬し、初挑戦ながら無所属・新人で当選、天理市議会議員となる。
初年度から、新会派「令和の会」を設立して幹事長を務めるほか、総務財政委員会、議会運営委員会、議会改革推進委員会、議会広報編集委員会などに所属している。
講演活動
[編集]ケニアでの国際支援活動やサッカークラブ運営などをテーマに、日本各地で講演活動を行っている[38][18][19]。これまでに、小学校や大学などの教育機関[7][8]への講演や、企業講演、各種イベントへのゲスト出演などもこなす。
ライターとして
[編集]世界一周の体験を活かして、ウェブ媒体での旅に関する記事[39][40]や、月刊誌での2年間にわたる連載[41]を持つなど、執筆活動にも取り組んでいる。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g “西崎 圭介/天理市ホームページ”. 天理市. 2024年6月18日閲覧。
- ^ “スポーツで国際支援を/天理市ホームページ”. 天理市. 2019年6月5日閲覧。
- ^ 西崎圭介 (@Keisuke6038) - X(旧Twitter)
- ^ “ケニアで活躍している奈良県人♪ 面白い方に出会いましたよ~!| まいぷれ奈良生駒編集部のニュース | まいぷれ[奈良・生駒]”. まいぷれ「奈良・生駒」. 株式会社フューチャーリンクネットワーク. 2018年5月18日閲覧。
- ^ “天理の若者に読んでいただきたいメッセージ”. 2019年6月5日閲覧。
- ^ “外から日本を見てみれば WORLD Photo Gallery| 天理青年世界一周”. worldphoto.yotokusha.co.jp. 2018年5月7日閲覧。
- ^ a b c d “ニュース【「世界羽ばたく人になって」 グリフォンFCオーナー兼選手の西﨑さん、天理大で講演】 | 奈良日日新聞” (2018年5月25日). 2018年5月25日閲覧。
- ^ a b c d “世界で羽ばたく人になって 西崎さん、天理大で講演| 奈良日日新聞” (2018年5月25日). 2018年5月25日閲覧。
- ^ a b c d e “天理から世界へ スポーツ通じた国際支援の輪”. 奈良日日新聞 (2018年6月8日). 2018年6月8日閲覧。
- ^ a b c “ニュース【天理から世界へ スポーツ通じた国際支援の輪”. 奈良日日新聞 (2018年6月8日). 2018年6月8日閲覧。
- ^ a b “天理市議会議員選挙 - 2023年04月23日投票 | 奈良県天理市 | 選挙ドットコム”. 選挙ドットコム. 2024年6月18日閲覧。
- ^ a b “ケニアの日本人オーナー”. 西崎圭介. 2018年5月7日閲覧。
- ^ a b “Griffon march on in FKF Aberdareregional league(英語)| People Daily(ケニア全国紙)” (2017年10月10日). 2018年6月4日閲覧。
- ^ a b c “Meneja wa Griffon FC” (スワヒリ語). Mwana Sports(ケニア全国紙) (2018年4月26日). 2018年6月4日閲覧。
- ^ a b c “Football club holds charity match for the Talitha Kum children.” (英語). THE HOME NEWS(ケニア地方紙) (2018年2月9日). 2018年6月4日閲覧。
- ^ “本田圭佑、アフリカ・ウガンダのプロクラブ買収。世界3クラブ目の運営を開始”. 2018年6月4日閲覧。
- ^ “チャリティーマッチで入場料全額を孤児院に寄付!” (2018年7月6日). 2019年2月4日閲覧。
- ^ a b “VENTURE Community 11月度例会-西﨑圭介氏「サッカー×国際支援」”. 2018年11月12日閲覧。
- ^ a b “守口RAC 8月第2「ケニアでサッカークラブを設立された西崎圭介氏に聞く!」例会報告”. 守口ローターアクトクラブ. 2018年11月12日閲覧。
- ^ “アフリカにサッカーの町をつくっています!サッカー×国際支援の新しいカタチ!!”. CAMPFIRE(キャンプファイヤー). 2019年2月2日閲覧。
- ^ a b “ケニアサッカーリーグのオーナー兼選手が...|奈良テレビ「ゆうドキッ!」”. 2019年2月2日閲覧。
- ^ a b “ケニアで支え合いサッカー グリフォンFC西崎さん 天理市長に活動報告|読売新聞” (2018年11月28日). 2019年2月2日閲覧。
- ^ a b “サッカー通じ、ケニアを支援 西崎さん、活動報告|朝日新聞”. p. 26(朝刊) (2018年11月28日). 2019年2月2日閲覧。
- ^ “スポーツで国際支援を|天理市広報紙「町から町へ1月号」” (2019年1月). 2019年2月2日閲覧。
- ^ “スポーツで国際支援を|天理市公式サイト”. 2019年2月2日閲覧。
- ^ a b “ケニアサッカーリーグのオーナー兼選手が|奈良テレビ放送” (2018年11月22日). 2019年2月2日閲覧。
- ^ a b “〝新しい国際支援〟を報告 西﨑さん、並河天理市長を表敬|奈良日日新聞” (2018年11月23日). 2019年2月2日閲覧。
- ^ a b “ボールを世界の子供たちに 天理市で慈善フットボール大会 | 奈良日日新聞” (2018年5月18日). 2018年5月20日閲覧。
- ^ a b “ニュース【ボールを世界の子どもたちに 天理市で慈善フットボール大会】”. 奈良日日新聞 (奈良日日新聞社). (2018年5月18日) 2018年5月20日閲覧。
- ^ a b “サッカーで喜び伝える”. 奈良日日新聞. (2018年6月8日) 2018年6月8日閲覧。
- ^ a b “スポーツ通じた国際支援 地方創生のきっかけに”. 奈良日日新聞. (2018年6月8日) 2018-07-02閲覧。
- ^ a b “天理大生の4人、ケニアへ―グリフォンFC西崎さん ボランティア事前研修”. 奈良日日新聞. (2018年7月27日) 2018年8月3日閲覧。
- ^ “ケニアのサッカークラブの夢|Yahoo!ニュース” (2018年11月24日). 2018年11月24日閲覧。
- ^ “監督もオーナーも日本人、ケニアのサッカークラブの夢|NEWS PICKS” (2018年11月24日). 2018年11月24日閲覧。
- ^ “監督もオーナーも日本人、ケニアのサッカークラブの夢|朝日新聞” (2018年11月24日). 2019年2月2日閲覧。
- ^ “スポーツ通じ、次代に伝えたいこと”. }奈良日日新聞. (2018年11月2日) 2018年11月11日閲覧。
- ^ “ジョーブログ・アフリカ縦断 ケニア編|ジョーブログ【CRAZY CHALLENGER】”. 2018年8月10日閲覧。
- ^ “ケニアのプロサッカーチーム日本人唯一のオーナー が語る「世界でチャレンジし続ける事」”. 2018年11月12日閲覧。
- ^ “公式ライターによる寄稿一覧”. tabippo.net. TABIPPO.NET [タビッポ]. 2018年5月27日閲覧。
- ^ “西崎 圭介”. 旅人. 2018年5月27日閲覧。
- ^ “外から日本を見てみれば| 月刊『陽気』 792号ー815号.”. 2018年6月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- “ケニアの日本人オーナー” (日本語、English). 2018年5月10日閲覧。
- 西崎圭介 (keisuke.nishizaki.5) - Facebook
- 西崎圭介 (@Keisuke6038) - X(旧Twitter)
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