西垣晴次
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西垣 晴次(にしがき せいじ、1929年2月24日[1] - 2013年1月6日[1])は、日本の歴史学者。位階は従四位。
文学博士(東京教育大学・1977年)。群馬大学名誉教授。日本学術会議会員。
経歴
[編集]東京生まれ[1]。1952年東京文理科大学史学科卒業[1]。
1973年群馬大学講師、以後、助教授、教授となり、1993年定年により退官となり、名誉教授[1]。同年から1999年まで目白大学教授[1]。
1988年日本学術会議会員。1977年に「中世社会の展開と神社の研究」で東京教育大学より文学博士の学位を取得[2]。従四位。
専攻は日本宗教史。地方史運動にも活躍したほか、1980年には日本学術会議会員として、「文書館法の制定について(勧告)」の成立に寄与した[1]。
著書
[編集]- 『ええじゃないか 民衆運動の系譜』新人物往来社 1973
- 『ええじゃないか 民衆運動の系譜』講談社学術文庫 2021
- 『神々と民衆運動』毎日新聞社 1977 江戸シリーズ
- 『地方史入門』新人物往来社 1977
- 『お伊勢まいり』岩波新書黄版 1983
共編著
[編集]- 『三重県の歴史』松島博共著 山川出版社 1974 県史シリーズ
- 『民俗資料調査整理の実務』編 柏書房 1975 地方史マニュアル
- 『図説日本の歴史 10 図説群馬県の歴史』責任編集 河出書房新社 1989
- 『神道大系 神社編 25 上野・下野国』小林一成共校注 神道大系編纂会 1992
- 『群馬県の歴史』山本隆志、丑木幸男共編 山川出版社 1997、新版2013 県史シリーズ
- 『日本文化史ハンドブック』阿部猛共編 東京堂出版 2002
- 『明治初期宗教資料 明治元年~明治一七年』校訂 鹿沼市史編さん委員会編 鹿沼市「同・史叢書」 2004
記念論集
[編集]- 『宗教史・地方史論纂 西垣晴次先生退官記念』西垣晴次先生退官記念宗教史・地方史論纂編集委員会編 刀水書房 1994