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複周波数電気車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

複周波数電気車(ふくしゅうはすうでんきしゃ、ドイツ語:Zweifrequenztriebfahrzeu、英語:dual frequency motor vehicle)とは、鉄道車両のうち、周波数の異なる2種類の交流電源を、いずれか選択して電気の供給を受けることが可能な電気車(電気機関車電車など)のことである[1]

実例

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日本
オーストリア
チェコ
ハンガリー
西ドイツ
ドイツ
  • 西ドイツ国鉄を継承したドイツ鉄道[4]は、21世紀に入ってから車両メーカーによる機関車の共通仕様化にあわせ、複周波数電気車を導入している。
    • ドイツ鉄道182型電気機関車(シーメンス製ユーロスプリンターES64U2)
    • ドイツ鉄道185型電気機関車(ボンバルディア・トランスポーテーション製TRAXXの一形式)
ルクセンブルク
フランス
スイス
スウェーデン
デンマーク

脚注

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  1. ^ 日本工業規格(JIS)E 4001:2011「鉄道車両−用語」4.2.1.5 11505。英語及びドイツ語はElectropedia”. 国際電気標準会議. 2014年6月19日閲覧。
  2. ^ 曽根悟『新幹線50年の技術史』講談社ブルーバックス〉、2014年、57頁。ISBN 978-4-06-257863-9 
  3. ^ 1995年10月16日正午に変更されるまでは、16+23Hzだった。
  4. ^ 1995年10月16日正午に、大部分の地域において16+23Hzから16.7Hzに変更された。本記事では、同日以降は16.7Hzとして記述している。

参考文献

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宇佐美吉雄「単相交流区間用複周波数機関車」『日本機械学會誌』第64巻第510号、社団法人日本機械学会、1961年7月、117頁、NAID 110002460144 

関連項目

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