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被災地からの声

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
被災地からの声

被災地からの声 つぎの一歩
ジャンル 地域情報番組
出演者 津田喜章
製作
制作 NHK仙台放送局
放送
映像形式文字多重放送
(全国放送時のみ)
放送国・地域日本の旗 日本
公式サイト
被災地からの声
(放送開始 - 2011年5月)
放送期間2011年3月20日[1] - 2011年5月7日
放送時間不定
放送分30分
被災地からの声
(2011年5月 - 2012年3月)
放送期間2011年5月15日 - 2012年3月25日
放送時間日曜日 8:00 - 8:25
放送分25分
被災地からの声
(2012年4月 - 2017年3月)
放送期間2012年4月5日 - 2017年3月23日
放送時間木曜日 12:20 - 12:43
放送分23分
被災地からの声
(2017年4月 - 2018年3月)
放送期間2017年4月16日 - 2018年3月18日
放送時間日曜日 13:05 - 13:28
放送分23分
被災地からの声
(2018年4月 - 2020年3月)
放送期間2018年4月7日 - 2020年3月28日
放送時間土曜日 9:30 - 9:54
放送分24分
被災地からの声
(2020年4月 - 2021年3月)
放送期間2020年4月4日 - 2021年3月13日[2]
放送時間土曜日 10:05 - 10:29
放送分24分
被災地からの声 つぎの一歩
放送期間2021年4月3日 -
放送時間土曜日 10:05 - 10:29
放送分24分
テンプレートを表示

被災地からの声』(ひさいちからのこえ)は、2011年3月20日[1]から東北地方NHK総合テレビジョンで放送されているNHK仙台放送局制作の地域情報番組である。2021年度から、番組名を『被災地からの声 つぎの一歩』(ひさいちからのこえ つぎのいっぽ)に変更して放送される[3]

本項目では、熊本県向けに放送されるNHK熊本放送局制作の『熊本地震 被災地からの声』、石川県向けに放送されるNHK金沢放送局制作の『被災地の声』についても記載する。

概要

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2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の被災地(岩手県宮城県福島県)の在住者にインタビューする番組である。番組スタッフが被災した地域に出向いて被災者にインタビューをし、今訴えたいことをスケッチブックに書いて呼び掛ける[4]。このスタイルは開始当初から変えていない。進行は、宮城県石巻市出身でNHK仙台放送局アナウンサーの津田喜章が務めている[1]。津田自身も被災者であり、ディレクターとして被災者へのインタビューに出向くこともある。

番組は開始当初から東北地方向けの放送となっているが、全国放送では震災特別編成実施時の2011年3月21日に開始した『被災者 いま訴えたいこと』として当初放送された[5][6]。『ゆうどきネットワーク』キャスターの山本哲也出田奈々が番組を進行した。被災者に要望や意見などをフリップに書いてそれぞれの意見を話す形で進められた。

その後、東北地方のみでの放送に移行し、放送時間の変更を繰り返し現在も続けられている。なお、2011年6月12日の15:35からは全国放送が実施され、当日東北地方向けに放送された宮城県石巻市の模様が紹介された[7]。またこの日には、通常実施していない字幕放送を付加した上での放送が行われた。『ゆうどきネットワーク』では、この『被災地からの声』を番組の1コーナーとして、内容を抜粋した上で放送する[8]。しかし、番組宛には「番組そのものを全国放送してほしい」という意見が寄せられており、番組の公式サイト上でもそれがたびたび紹介される。現在、定時での全国放送は行っていないが、主に震災発生日の3月11日前後の深夜帯や不定期の平日の日中に全国放送される(総合テレビ、BS1での放送例もあり)。なお、2021年3月3日からNHKプラスの「ご当地プラス」において、ネット配信を実施している(配信期間に制限あり)。

放送時間

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いずれも日本標準時

なお、2021年3月14日放送の『あしたの命を守りたい〜NHK民放 取材者たちの震災10年〜』(総合テレビ)においては、当番組の紹介のほかに、津田自身もパネラーとして出演している(津田と同じ石巻市出身でTBSテレビ報道局記者(放送時点)の原田真衣も出演)[11]

熊本地震 被災地からの声

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熊本地震 被災地からの声』(くまもとじしん ひさいちからのこえ)は、熊本県のNHK総合テレビジョンで放送される地域情報番組。熊本地震の被災者へのインタビューで、『被災地からの声』同様スケッチブックに訴えたいことを書いて呼び掛ける内容となっている。

  • 定時放送:隔月第1土曜日 11:00 - 11:25(2018年度)[12] - これ以降は不定期放送となっている。

被災地の声

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被災地の声』(ひさいちのこえ)は、石川県のNHK総合テレビジョン[13]で、放送される地域情報番組。令和6年能登半島地震の被災者へのインタビューを放送する。

  • 平日10時台の『能登半島地震関連ニュース・NHKライフライン情報石川』(2024年2月29日まで)や18時台の『かがのとイブニング』(2024年3月1日以降)内などで放送。

脚注

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  1. ^ a b c NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2019』NHK出版、2019年10月25日、196頁。 
  2. ^ 2021年3月13日の放送は、『被災地からの声 10年のあゆみ』として10:05 - 11:17に放送。
  3. ^ NHKオンライン 2021年度前半期 定時番組の部門種別(各地域) (PDF)
  4. ^ NHKの広報動画 ここに、公共放送「被災地からの声を伝え続ける」 - NHKオンライン
  5. ^ 『NHK年鑑2011』NHK出版、20頁。 
  6. ^ 被災者 いま訴えたいこと”. NHK番組表ヒストリー (2011年3月21日). 2020年8月5日閲覧。
  7. ^ 被災地からの声”. NHK番組表ヒストリー (2011年6月12日). 2020年8月5日閲覧。
  8. ^ 2012年3月までは原則として毎週金曜日に、以降は月命日に当たる毎月11日を中心に、月に1回程度放送された。
  9. ^ 一例として、2015年7月16日木曜日は「台風11号」関連ニュースで5分拡大したが、本番組を放送せず、通常東北地方では放送しない「サラメシ」の再放送を行った例など。
  10. ^ NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2019』NHK出版、2019年10月25日、560頁。 
  11. ^ あしたの命を守りたい〜NHK民放 取材者たちの震災10年〜”. NHK番組表ヒストリー (2021年3月14日). 2021年3月28日閲覧。
  12. ^ NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2018』NHK出版、2018年10月30日、271頁。 
  13. ^ ただし、地上波放送が視聴できない被災者向けにBS103ch(旧:BSプレミアム)でもサイマル放送を行っているため、BS受信環境があれば、2024年6月まで全国で視聴可能となった。

関連項目

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外部リンク

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東北地方のNHK総合テレビジョン 日曜8:00枠
前番組 番組名 次番組
小さな旅
(2011年1月9日 - 2011年5月8日)
※火曜16:20枠へ移動
被災地からの声
(2011年5月15日 - 2012年3月25日)
小さな旅
(2012年4月1日 - )
※火曜16:20枠から再移動
東北地方のNHK総合テレビジョン 木曜12:20枠
震災ニュース
(2011年9月15日 - 2012年3月29日)
※帯番組(月曜日-金曜日・メインチャンネル)
ひるブラ(サブチャンネル)
被災地からの声
(2012年4月5日 - 2017年3月23日)
サラメシ(再放送)
(2017年4月13日 - )
※全国ネット化
東北地方のNHK総合テレビジョン 日曜13:05枠
再放送枠
( - 2017年3月12日)
被災地からの声
(2017年4月16日 - 2018年3月18日)
再放送枠
(2018年4月8日 - )
東北地方のNHK総合テレビジョン 土曜9:30枠
助けて!きわめびと
(2015年4月4日 - 2018年3月17日)
被災地からの声
(2018年4月7日 - )
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