蜂谷宗苾
この記事の主題はウィキペディアにおける人物の特筆性の基準を満たしていないおそれがあります。 (2016年6月) |
蜂谷 一枝軒 宗苾(はちや いっしけん そうひつ、1975年(昭和50年)5月28日 - )は、香道及び茶道志野流の第21世家元継承者。本名、蜂谷 貞統(はちや さだつぐ)。
はちや いっしけん そうひつ 蜂谷 一枝軒 宗苾 | |
生年月日 | 1975年5月28日(49歳) |
---|---|
略歴
[編集]室町時代より20代500年に亘り香道及び茶道を継承してきた志野流の第20世家元蜂谷宗玄の嫡男[1]。幼少の頃より祖父19世宗由の元で研鑽に励み、2002年より大徳寺530世住持泉田玉堂老大師の下に身を置き、2004年玉堂老大師より軒号「一枝軒」宗名「宗苾」を拝受、第21世家元継承者となる[1]。現在は、次期家元として全国教場及び海外教場等での教授、幼稚園から大学での講演を開催し、世界各地で啓蒙活動を行っている[2]。香道という日本独自の香り文化を通し各国との交流を図り、文化によって世界を繋げるという思いのもと活動。また、稀少になった「香木」を後世に残していくためベトナムでの植林活動、それに準ずるエコ活動を『環境道』と題し講演活動も行っている[3]。
■平成21年度文化庁海外文化交流使[4]
■一般社団法人志野流香道松隠会副会長
■一般社団法人日本文化継承者協会理事
■一般社団法人日本文化デザインフォーラム幹事[3]
■池坊文化学院講師
■フランス調香師協会名誉会員
出演
[編集]テレビ
[編集]- BSジャパン 2008.1.2放送 「奥深き香道を継ぐ」 〜500年の時を超えて〜
- BSジャパン 2009.1.3放送 「パリに薫る東山文化」〜禅の心〜
- NHK BS-hi 2009.3.18放送 「平成の名香合」〜香道五百年の父子相伝〜
- NHK 教育 2009.9.25放送 「美の壷」〜香りの道具〜
- NHK BSプレミアム 2019.12.20放送 「美の壷」〜悠久なる器 青磁〜
- NHK 総合 2023.11.22放送 「歴史探偵」〜天下の名香 蘭奢待〜
ラジオ
[編集]- FM大阪 2015.8.9/8.16放送 「KEEP ON SMILING 山寺宏一」
- J-WAVE 2016.6.3放送 「Growing Reed 岡田准一」
- フジテレビ 2017.2.17放送 「ホウドウキョク」(ネット配信番組)
- J-WAVE 2019.9.21放送 「RINREI CLASSY LIVING 村治佳織」
- NHKラジオ 2019.11.10放送 「眠れない貴方へ 村山由佳」
- ニッポン放送 2020.1.5/12放送 「Entertainment NEXT 南美希子」
出版物
[編集]家庭画報・婦人画報・美しいキモノ・和楽・BRUTUS・Oggi・25ans・ELLE JAPON・ゲーテ・モノマガジン・LEON・GQ JAPAN・Hanako・Premium Japan
活動履歴
[編集]<講演テーマ:香道>
総理公邸,上賀茂神社,銀閣寺,薬師寺,春日大社,増上寺,徳川美術館,名古屋ボストン美術館,東京藝術大学,池坊短期大学,別府大学,儀礼文化学会,茶の湯文化学会,在日本ブラジル大使館,在フランス日本国大使館公邸,在シンガポール日本国大使館公邸,在中国日 本国大使館,ボストン領事館,プティパレ,仏国立ギメ東洋美術館,仏国立ニース東洋美術館,グラース香水博物館,ボストン美術館,ハーバード大学,MIT,タフツ大学,パリソルボンヌ大学,香港大学,香港中文大学,北京大学,北京外国語大学,武漢大学,湖北大学
<講演テーマ:環境道>
エコプロジェクト2008/2009,COP10生物多様性会議
<展覧会監修>
『真朱の夜明け』名家の逸品 ホテルオークラ東京 2012.2.20-26
『香り展』東京藝術大学 2011.4.7〜2011.5.29
『日本の伝統文化展』日本橋三越 2014.3.5-10
『FLOWERS by NAKED』日本橋コレド室町 2017.2.2-3.20
『FLOWERS by NAKED NAGOYA』名古屋市 2017.10.7-11.26
『FLOWERS by NAKED』日本橋コレド室町 2019.1.29-3.3
<海外活動国>
アメリカ(ボストン,N.Y,ヒューストン他),フランス(パリ,グラース,ニース,レンヌ,コルマール),モナコ,イギリス(ロンドン),イタリア(ミラノ,ボローニャ),スペイン(バルセロナ),ドイツ(フランクフルト,ケルン,ミュンヘン),ポルトガル(リスボン),ルクセンブルク,フィンランド(ヘルシンキ),バーレーン,中国(北京,上海,杭州,天津,鄭州,深圳,昆明,武漢),香港,台湾(台中),韓国(ソウル,光州),インド(ブッダガヤ),タイ,シンガポール
脚注
[編集]- ^ a b “志野流二十世から二十一世へ。“香の道”を継承する「覚悟の証」”. 家庭画報 (2022年4月22日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ a b JCbase編集部 (2022年9月27日). “Evolving Tradition in Japan #7 蜂谷 宗苾(はちや そうひつ)氏【前編】 | JCbase”. jcbase.net. 2024年3月27日閲覧。
- ^ a b “志野流香道若宗匠 蜂谷宗苾が語る、受け継がれる香道の魅力と日本の美学”. Premium Japan (2020年2月7日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “香道志野流の若宗匠に聞く!ほっと心落ち着く“和の香り”を、日常に取り入れる方法。”. Hanako Web (2019年9月7日). 2024年3月27日閲覧。