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虞 孟母(ぐ もうぼ、278年 - 312年)は、中国東晋の元帝司馬睿の正室。西晋の時代に死没し、司馬睿が東晋を建てると皇后に追封された。
済陽郡外黄(河南省民権県)の人。父は南陽王文学の虞豫。母は正妻の王氏。
琅邪王司馬睿に嫁ぎ、妃(正室)となった。男子はなかったので嫉妬深く、側室の荀氏(明帝の母)を追放した。西晋末期の永嘉6年(312年)、死去した。
東晋の太興3年(320年)、皇后に追尊され、敬の諡を贈られた。その後、夫の諡を重ねて「元敬皇后」と称された。