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藪前知子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藪前 知子(やぶまえ ともこ、1974年 - )は、日本のキュレーター東京都現代美術館学芸員。

概要

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東京都生まれ。キュレーター批評家美術評論家連盟所属[1]学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。在学中、 雑誌『issues』(多摩美術大学大学院美術研究科芸術学、1997-2002年頃)に執筆活動開始[2]東京都現代美術館学芸員(2004 - 2022)時代には大竹伸朗山口小夜子石岡瑛子といったその質や量でジャンルを横断するアーティストたちの仕事を俯瞰させる個展を企画し、東京都美術館(2022 - 2023)では「マティス展」を手がけ、現在は東京都現代美術館に異動[3][4][5]。また札幌国際芸術祭2017のバンドメンバー(キュレーション担当)や、一般社団法人HAPSが手がける障害者健常者とを棲み分けるようなアートシーンに対して「キュレーションを公平に拡張する」企画のゲストキュレーターを保坂健二朗に続いて担当するなど所属美術館以外の活動も行う[6]

企画

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  • 「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」(2024、東京都現代美術館)
  • マティス展」(2023、東京都美術館)
  • 「展覧会 岡本太郎」(2022、東京都美術館)
  • クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する] 」(2021 - 2022、東京都現代美術館)
  • 石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」(2020 - 2021、東京都現代美術館)
  • 「東京計画2019」(2019、gallery αM
  • 「百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-」(関直子との共同キュレーション、2019、東京都現代美術館)
  • MOTアニュアル2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」(2019、東京都現代美術館)
  • 「MOTサテライト2017 往来往来」(2017、東京都現代美術館)
  • 「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」(2015、東京都現代美術館)
  • 山口小夜子 未来を着る人」(2015、東京都現代美術館)
  • 「クロニクル1995-」(2014、東京都現代美術館)
  • 「Omnilogue: Your Voice is Mine」(2013、東京都現代美術館)
  • 「特集展示 岡崎乾二郎」(2009、東京都現代美術館)
  • 大竹伸朗 全景 1955-2006」(2006、東京都現代美術館)

脚注

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  1. ^ 会員情報 ‐ 薮前知子 | 美術評論家連盟 AICA JAPAN”. www.aicajapan.com. 2022年2月6日閲覧。
  2. ^ 『issues』、そして作家との共闘 2000年代 集団的活動の模索 土屋誠一”. www.aicajapan.com. 2022年2月9日閲覧。
  3. ^ 【インタビュー】血が、汗が、涙が、デザインできるか——"コラボレーション"の生みの親 石岡瑛子が貫いた「集団での強い女性像」”. FASHIONSNAP (2024年2月22日). 2024年2月22日閲覧。
  4. ^ 会員情報 ‐ 薮前知子 | 美術評論家連盟 AICA JAPAN”. www.aicajapan.com. 2022年2月6日閲覧。
  5. ^ マティス展開催中 学芸員に編集委員が魅力を聞く 来場は30万人超”. 朝日新聞デジタル (2023年7月25日). 2024年2月22日閲覧。
  6. ^ 阿部美幸 + 田湯加那子 「君のための絵」”. Tokyo Art Beat (2024年2月22日). 2024年2月22日閲覧。

参考

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webちくまコラム

関連項目

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外部リンク

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